日曜日はお昼を食べてから、丸の内の三菱一号館へ「イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜ーモネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーガン」展へ。
ブリックスクエアの中庭にあるエミリオ・グレコのうずくまる女
事前にオンラインチケットを購入し、14時−14時半入館を指定。あたしたちが入館するときは、たいして並ぶ必要もなかったのに、終わって出てきたら建物の外までものすごい行列で驚いた。あたしたちがいた時も、内部はコロナで入館制限が始まって以来の美術館・博物館にはなかったような混雑ぶり。
いくら非常事態事態宣言が解除されたからといえ、三菱一号館は展示室の一部屋一部屋が狭い。その狭い空間でこれはちょっとないな、と思った。これだったら入館料を倍にしてでも、入館者数を3割は減らして欲しかった。
部分的に撮影がOKのセクションが設けてあり、そこにはモネとゴッホの絵もあった。今回はゴッホを目当てに行ったので、ちょうどよかった。
クロード・モネ「ジヴェルニーの娘たち、陽光を浴びて」
ヴィンセント・ファン・ゴッホ「プロヴァンスの収穫期」
主人が「うちの実家あたりに近いイメージ」と珍しく写真に撮っていた。ミュージアムショップでは絵葉書をしっかりゲットしてた(笑)。
ゴッホ「麦畑とポピー」
イスラエル最大の文化施設であるイスラエル博物館が誇る印象派とポスト印象派のコレクションがずらりと並び、初来日の作品も多い。モネの「睡蓮の池」はイスラエル博物館の所蔵品に加えて、DIC川村記念美術館の睡蓮も展示されていた。11月末からは東京富士美術館の睡蓮もこれに加わるとのこと。
今まで観たことのなかったレッサー・ユリィの作品群も充実していて魅力的、なかでも「夜のポツダム広場」や「赤い絨毯」は素敵だなぁと思った。新しいアーティストに巡り会えるのも、海外の美術館の厳選された作品だけが来日するこの種の展覧会のいいところ。
丸の内の中通りを歩いて東京駅へ
美術館の「密」状態とは対照的に、こちらはゆったり。東京駅からは地下鉄で帰宅、短い外出だったけど充実しておった。ちなみにこの展覧会は、あべのハルカス美術展に巡回するとのこと。ちなみにその2、来年は日本とイスラエルの国交正常化70周年。
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