ワシントン条約の常設委員会が、ボツワナとナミビアと南アフリカの3カ国に限り自然に死んだ&間引きしたアフリカゾウから採取し備蓄してあった象牙を相手国を日本に限って輸出を公式に認めると決定したらしい。
2002年に承認はされていたのだけど、輸出国側の密猟監視体制の準備や輸入国である日本が再輸出を防止する物流管理制度を確立するのを待って正式に再開となったらしい。中国も同様に輸入を求めていたけれどこちらの求めは否決された。
といっても、現状たまっているものだけを輸出する「一度っきり」の60トンだけの再開で、この再開が今後の密猟活動にどういう影響を与えるかを調査するのだそうだ。
鯨もそうだけど、象や鯨はその体が大きいだけに「ひとつの命がほかの命に恵んであげられるもの」が大きい動物だ。それゆえ捕鯨をする地域の日本人は鯨を神として奉ってきたし、鯨をひとつも余すことなく使ってきた。そういう日本の伝統はまさにその「命の恵みをいただく」感謝の気持ちを最大限に表したもので、灯油が発明される前に脂だけを求めて捕鯨して鯨を絶滅の危機に追いやったアメリカの効率主義とはまったく違うメンタリティーだと思う。
だから、自然に死んだ象が残した牙が日本に買われ、その代金でアフリカの人たちの生活になんらかの恩恵がもたらされれば、それは「象の恩返し」だと思う。もちろん密猟は厳しく取り締まられねばならないけど。
鯨も象牙も鼈甲だって、結局は鯨や象や海がめを絶滅の危機にやったのは人間の欲だ。「持続可能な」動物との共存、残していってくれるものを贈り物として頂いて活用し次なる持続可能な共存のための資金にする、そういう知恵って必要だと思うんだけどね。
89年の貿易全面禁止以来、それ以前の品物だから全然かまわないのに身につけたい気分がしぼんでしまったこのチョーカー。人と自然の優しい共存のシンボルみたいに身につけられる日って、私が生きてる間にくるのかしらん。。。
2002年に承認はされていたのだけど、輸出国側の密猟監視体制の準備や輸入国である日本が再輸出を防止する物流管理制度を確立するのを待って正式に再開となったらしい。中国も同様に輸入を求めていたけれどこちらの求めは否決された。
といっても、現状たまっているものだけを輸出する「一度っきり」の60トンだけの再開で、この再開が今後の密猟活動にどういう影響を与えるかを調査するのだそうだ。
鯨もそうだけど、象や鯨はその体が大きいだけに「ひとつの命がほかの命に恵んであげられるもの」が大きい動物だ。それゆえ捕鯨をする地域の日本人は鯨を神として奉ってきたし、鯨をひとつも余すことなく使ってきた。そういう日本の伝統はまさにその「命の恵みをいただく」感謝の気持ちを最大限に表したもので、灯油が発明される前に脂だけを求めて捕鯨して鯨を絶滅の危機に追いやったアメリカの効率主義とはまったく違うメンタリティーだと思う。
だから、自然に死んだ象が残した牙が日本に買われ、その代金でアフリカの人たちの生活になんらかの恩恵がもたらされれば、それは「象の恩返し」だと思う。もちろん密猟は厳しく取り締まられねばならないけど。
20年以上前に買った象牙のチョーカー、フランス製。堅いものとやわらかいものの異素材のコンビネーションは日本人のアプローチとは全然違う | |
トップ部分をアップするとこんな感じ。石とはちがうやわらかさは象牙ならではのものだと思う |
鯨も象牙も鼈甲だって、結局は鯨や象や海がめを絶滅の危機にやったのは人間の欲だ。「持続可能な」動物との共存、残していってくれるものを贈り物として頂いて活用し次なる持続可能な共存のための資金にする、そういう知恵って必要だと思うんだけどね。
89年の貿易全面禁止以来、それ以前の品物だから全然かまわないのに身につけたい気分がしぼんでしまったこのチョーカー。人と自然の優しい共存のシンボルみたいに身につけられる日って、私が生きてる間にくるのかしらん。。。
「提供してくれた象さんや職人さんのためにもじゃんじゃん身に付けてあげるべきと思います!」
は、ホント、モノを買うときの基本ですよね、それがたとえペン1本であっても。とりあえず気心の知れた人としか会わない場所につけていくことにしま~す。
ありがとね
提供してくれた象さんや職人さんのためにもじゃんじゃん
身に付けてあげるべきと思います!
そうして人目につけば、kebaさんのお気持ちを広げるきっかけになるやもしれませんし