ロシアとウクライナの仲介を買って出た中国を支援すると、マクロン仏大統領が訪中。いつもながらフランスの、対米ベッタリじゃない逆張り外交、羨ましい。
フランスだって太平洋諸島に領土があるので、中国の海洋進出やらソロモン諸島が親中になることに、内心穏やかじゃないはず。でも、アメリカとの対立でボーイングからは買わないと宣言した中国に、ちゃっかりエアバス関係者をはじめとするビジネスマンを連れていくしたたかさ。鮮やかである。国内は年金問題で大荒れ、チャールズ3世の訪仏が中止になる程だというのに。
エネルギー価格高騰や経済不振も、ウクライナ戦争がひと段落して中国とのビジネスで裨益すれば、間接的に年金問題などの社会問題も解決に向かう、って読みなのかな?
ウクライナ情勢に関しては、ロシアの継戦能力の高さが圧倒的なため、長引けば長引くほどウクライナは悲惨なことになる。そこで中国が単独で仲介役をしてヒーローになるのも困る、だったらNATOの中核国(よってウクライナに軍事支援してロシアには経済制裁をしてる)だけど、中国の「ぼくちゃん仲介するから、褒めて〜」メッセージに、適当に注文つけて「支援する」って言っとこう、そうすりゃ結果がどっちに転んでも自分に不利に働くことはない、おまけにズタズタにされたウクライナ復興に影響力を持つであろう中国と仲良くしておいて損はない、という判断だろうか。
日本とのこの差はなんだろう?本来ロシアとも中国とも隣国である日本がとるべき外交スタンスなのに。やっぱ日本の政治家は、サル以下ってことなのか。
ましてサル以下なんていったら・・・。
最近の日本の政治を取り巻く状況にはもはや絶望を通り越してますー。
プププ、確かに。
あるいはサルに謝れって言われるとかね(笑)
マクロン大統領にこういうことやられるとね、本当、日本に絶望しか感じないです。
そのサル問題(?)、山本太郎の「サルはルールに従う、勝手に変えない。サルに謝れ」って発言、辛辣で好きです。