イメージ戦略、大事だと思う

毎週月曜日は生協の日なので、日曜日にどれだけ冷蔵室や冷凍室が空に近い状態になっているかで、注文量が適切だったかどうかがわかる。今回はあたしが急遽出張したことと、主人の歓送迎会が重なったことで、キャベツが丸ごと１個残ってしまった。が、それ以外は明朝のスムージーの材料と、果物とニンニク（隠れて見えてないけど）などを残すのみとなり、毎度おなじみの冷蔵庫の拭き掃除が出来て嬉しい限り。あ、右下のピンクのは米びつです、我が家のはここに収納されておりまする。

毎週末にはこの「冷蔵庫様のお掃除」に加えて、いくつか「儀式」がある。朝主人を送り出した後、洗濯と掃除をしながら（洗濯機とルンバさんが、ね）、朝食用とお弁当用のご飯を炊いて冷凍し、冷蔵庫の掃除的料理を行う、というもの。冷蔵庫の残り物料理は、あたしが出勤する月曜日がお休みの主人の昼ご飯にもなるので、いろんな意味であると便利なお品である。で、それら一連の作業が終わる頃ちょうどお昼の時間となり、朝食の残りやらなんやらを集めて昼ご飯とする。こうやって片付くべき作業が終わってから、ほっと一息つくときに軽くお腹がすくのであっさり習慣化した。

今日はこんなかんじ、まさに機内食（笑）

主人が朝食で食べた納豆のあたしの分け前と、冷蔵庫掃除料理の定番の野菜と豚肉のトマト煮、お弁当用おかずのイカの天ぷら（天つゆに浸したバージョン）、キュウリとスナップえんどうとアボカドを市販の牛蒡サラダで和えたもの、ヨーグルトのフルーツ添え、ざんす。が、これ、多すぎて（苦笑）ヨーグルト本体には手がつかず、冷蔵庫に逆戻り。なんだかな～

と書くと、いかにも良い奥さんをやってるようであるが、その実態はど～かな～（笑）。って、何が言いたいかというと、イメージ戦略って大切でっせ、ってことなのじゃ。昨日の新聞に安倍首相が消費税増税後初めての週末に三越に行っていろんな物を買ったという記事が出ていた。彼が自分のイメージにはいろいろ気を使っているというのはよくわかる。夫人がアッキーと呼ばれ、居酒屋を経営し、時に首相と異なる意見を発信するのだって、国民の不満のガス抜きのためのイメージ戦略だ。そういう国民に対する自分のイメージには気を使うのに、どうして国際社会における日本のイメージに気を使うというところまで、拡張して物事が考えられないのだろうと思うと、器ってあるよな～と悲しくなる。

近隣諸国との間では、各国が自分の足が踏まれたことだけが事実であるかのような子供染みた物言いで呆れる状態かつ、先生に言いつけてやる～っていう幼児のように第三国にバトルの場を移して恥の上塗り状態。こういう恥ずかしい関係から少しでも早く抜け出さないと日本の印象が悪くなると憂慮すべきだと思うんですけど。とにかく日本が理性的な先手を打ってくれよと、歯がゆい思いをしている。

先方があるといっている問題に対して、その問題自体は存在しているわけだから、全く存在しないという姿勢ではなく、存在を認めた上で「とはいえ、被害者がそんなに多いはずはない」と、もっと事実に基づいた見直しの議論の入り口に立てれば、歴史認識問題に前進ができるだろうと思うんだけどな。こちらから先手を打てば今のこう着状態を打破できるのみならず、日本が認めないことで日本が必要以上に悪者に描かれている状態にも、メスが入れられるのじゃないか、日本のイメージを改善できるんじゃないか、と思うんだけどな。

今の状態が良くないことは誰もが認めている。ここはひとつ、これからの人たちのために、負けて勝つ知恵のある施策を打ってくれ～と思っておりまする。