「新型コロナウイルス」(29) 専門家会議構成員 脇田隆字座長、尾身茂副座長、岡部信彦構成員 2020.6. 24
専門家会議活動の総括の記者会見中に、その専門家会議自体の廃止と、それに代わる新たな分科会の設置を西村担当大臣が同じく24日に発表したことについて聞かれて、尾身副座長は「今、大臣がそういう発表をされたんですか?」と困惑した顔。そして「私は、それは知りません」と答えた。1時間23分あたりの朝日新聞の記者の質問。
今までのところ一番感染リスクが高かった時にも、密な環境にもかかわらず集まって会議し、記者会見で情報発信し、クラスターを追跡する活動を続けて来た、(御用学者とはいえ)その分野の専門家の皆さん、第1波が落ち着いたところで活動の総括と改善提案の会見を開いたら、担当大臣から事前に連絡もなくバッサリ切られた。国民の1人として驚いたし、先生方が気の毒になった。
記者会見での3人のご提案内容は、専門家助言組織とは現状の分析を行い、それに基づき提案を行い、評価する組織。政府は実施の責任を負う組織。リスクコミュニケーションは政府が主導して行い、それに協力するというのが助言組織の関係。この役割分担を明確にするように、ということだった。つまりは、国民に不便や自粛を要請する時になんでもかんでも専門家に責任を負わせるような都合のいい使い方をしないで欲しい(ましてや、例えば無症状の感染者も感染能力を持っているというような事実を、パニックになるという理由から伝えないという反科学的な圧力をかけるとか、何の根拠もなく全国一斉休校なんてことを勝手にするなら当然)という、至極常識的かつ当たり前のもの。ありえない仕打ち。。。
かと思うと、蟹やらメロンやら付け届けしまくって、選挙中には秘書に対立候補のポスターを剥がさせた元大臣は「認めて大臣を辞任している」として不起訴。もちろん、任命権者の首相は疑惑まみれなのに、誰も切り込めない。
日本って、そういう国だっけ?
追記:共産党の小池晃議員が「今日の政府与野党連絡協議会。内閣府によれば、専門家会議は「まだ廃止していない」公明党も「廃止は聞いていない」自民党も「聞いていない」政府の対策本部は知っていたのか「わからない」。「専門家会議は廃止」という昨日の記者会見は、西村大臣の個人的な見解だったとでもいうのか?」とツイートしていた。
え”〜???!!!
24日の西村経済再生担当大臣記者会見では、はっきりと専門家会議を廃止した上で、メンバーを拡充するなどして政府内に「新型コロナウィルス感染症対策分科会」として改めて設置する、政府対策本部で設置を決めた上で来月上旬にも初会合を開きたい、とパワーポイントまで使って触れられていた。あれは幻だったのか?
日本って、国としての体をなさなくなってないか?
「専門家会議は 廃止して 総合的分野で新たな組織を作る」って
専門家のメンバーも忸怩たる思いをしていたのだろうと 想像出来ます
政府には 真面目で忖度しない委員会は 不要だったのでしょう
自殺した財務省の職員の事と言い
バッサリ切りますわね
電通と言えば 確か 昭恵さん お勤めしていたのと違うかしら
週刊誌で 読んだ記憶が
怪しい繋がりが あると思うよ
コロナ、感染者の数の割に 小池さんの やけにおっとり構えた様子
気になります
今回の西村大臣の発言、勇み足だったか、誰もそんなこと知ら~んと言ってますね。
西村大臣、専門家会議の記者会見にぶつけて新たな組織を作る発言してて、ちっせえ男ぶりを図らずも露呈しちゃったのかも。
そういう政府・大臣相手にお仕事をなさった専門家会議の先生方、本当にご苦労様、ありがとうございましたと言いたいです。
結局、専門家会議が前のめりになって下さったおかげで、日本の大方の国民は非常事態宣言が出る前に、自衛の行動を正しく取ることができ、感染拡大が抑えられたと思うので。
思えば、2月末の段階で、外出は控え、マスクや手洗いしてましたから。
新たに設置するという「新型コロナウィルス感染症対策分科会」は、科学無視の御用学者で固められないことを願うばかりです。
御用学者として、アホ政治家の勝手な政策への
批判の盾のなってくれてれてれば良かったんでしょうかね。
専門家がこう言ったああ言ったって主張したいから
専門家会議の議事録も公開させないとか最悪。
8割おじさんの西浦先生なんてTwitterでもメディアでも
失敗の責任を全部押し付けられそうなのに、
政治家も厚生労働省もは全く守ってくれない。
こんな形で専門家を使い捨て消費する社会では
サイエンスに基づいた政策なんて望むべくもありません。
第2波以降が本当に怖い
いやぁこの反知性首相とそのお友達内閣の御用学者と思われようが
日本を救わねばと専門家会合に参加された
皆さんには感謝です。
ま、御用学者の皆さんも少なくはりませんでしたが(苦笑)
今回の記者会見を見て、専門家としての矜持を見た気がしました。
北大の西浦先生は、独立性を保つため自腹でホテルを転々とされ
家族から遠く離れてクラスター班を率いてくださいました。
うちは広かったら一部屋提供させて頂きたかったです。
一般国民でもそのくらいご尽力に感謝してるのに
首相のおかげなんかじゃなく、この方達がいて「ジャパンモデル」があるのに
この仕打ちは酷すぎます。
国民にマスクを配布するという単純な対策ですらも時間がかかり
一律給付も未だ行き渡らないのは、テクニカルな問題というより
政府や政治家の質や意識の問題と、確信させられる「事件」でした。
まともな仕事をしようとしたらこんな仕打ちに遭うって分かってても
専門家との政府のお墨付きが欲しい専門家になんて、国民の方が願い下げ。
今後の展開から目を離してはならないと思う。