野田首相が大飯原発の再稼働に踏み切った。自分が責任を持つとかなんとか言って。自分にそんな責任を取る能力があるのか、過信もいいとこだと思う。単に地域独占企業の電力会社と経団連をはじめとする重厚長大オールドエコノミーからの支持に目がくらんだだけの、新しい発想など望むほうが馬鹿を見るおっさんだったということを、世の中に広く知らしめただけやん。しかも国民の7割が再稼働に反対しているなか民主主義国家としてあるまじき暴挙だと、エジプトだったら今頃霞が関と永田町は大変なことになっとるぞ、などと妄想してみる。
で、今度は民主党分裂だそうで。あたしは民主党がどうなろうと知ったこっちゃないし、この際違憲状態のくせに国会議員を騙る政治屋・政局屋さんたちにはいい加減舞台を去って欲しいと思うし、まともな政治家の存在が確認できない以上、一院制でしかも少数精鋭でいいと思ってるのだけど、お手盛りだいすき政治屋さんにはそんなkebaの想いは届かないであろう。やんなっちゃう。
で、現実逃避。夏休みを過ごすことに決めてからやや注目しているポルトガル。面白いニュースを目にした。この国、実は再生可能エネルギーで世界最先端を行く国らしい。昨年末、たった数時間ではあるものの、国内のエネルギーを100パーセント再生可能エネルギーでまかなった実績を持つ。世界最大の太陽光発電設備と欧州最大の風力発電設備を持ち、さらに水力発電用のダムもここそこにある。
で、次に狙うのが波力発電、これじゃ!
真っ赤なドア!赤だけにポイント高し(笑)
このドア状の物体が波の動きでパタンパタンし、電力がつくられる。その電気はポルトガル国内の送電線網に送られるのだとか。ちなみに作ったのはフィンランドの会社だそうで、これをリスボンの北100キロの町の沖合い海底に固定するのだとか。おもしろぉ~い。
それにしても、どうしてこういうの、日本ではやらないのだろう。
金融危機で再生エネルギー投資は細ってきているし、さらに天然ガスが安くなったため再生エネルギープロジェクトの投資回収期間が長くなってしまったとも言える。でも、日本にとってはどんなに天然ガスが安くなっても「輸入」することに変わりない。原子力発電に使うウラン燃料だって「輸入」してるわけだ。輸入燃料に頼った発電は、貿易収支の面でも安全保障の面でも決して賢明な選択ではない気がする。太陽や風力や波力や潮力や地熱といった国内に存在する資源から電力が得られるならば、断層近くに建ってる国際的な安全基準を満たしていない原発を再稼働させたり、老朽化した火力発電所の老体に鞭打って発電するより、安全かつ経済的とは言えないのだろうか。しかも、日本の政治家やらお役所が好きそうな「箱モノ」じゃないっすか、これも、ある意味(笑)。
原発プロジェクトを海外で売りたいプラントメーカーの票が欲しかったり、ウラン燃料を買えというアメリカの圧力に屈したり、中国が原発やってるんだからうちだって止めるわけにはいかないっていう変なプライド持ってたり、そういうの一回全部取り払って、日本にとって一体なにが「得」で「あるべき姿」なのか、冷静に考えてみる時が来ているのではないだろうか。
もしも一国の首相が「政治生命をかける」とかいうのなら、頑張れば財務大臣にだってできる(苦笑)税と社会保障の一体改革を棚上げした増税に対してではなく、この国の将来をどうしたいのかというもっと大きなビジョンに対して政治生命をかけてほしいと思う。ったく、覚悟の仕方を野田君におしえてやろうかと思う今日この頃(笑)。
で、今度は民主党分裂だそうで。あたしは民主党がどうなろうと知ったこっちゃないし、この際違憲状態のくせに国会議員を騙る政治屋・政局屋さんたちにはいい加減舞台を去って欲しいと思うし、まともな政治家の存在が確認できない以上、一院制でしかも少数精鋭でいいと思ってるのだけど、お手盛りだいすき政治屋さんにはそんなkebaの想いは届かないであろう。やんなっちゃう。
で、現実逃避。夏休みを過ごすことに決めてからやや注目しているポルトガル。面白いニュースを目にした。この国、実は再生可能エネルギーで世界最先端を行く国らしい。昨年末、たった数時間ではあるものの、国内のエネルギーを100パーセント再生可能エネルギーでまかなった実績を持つ。世界最大の太陽光発電設備と欧州最大の風力発電設備を持ち、さらに水力発電用のダムもここそこにある。
で、次に狙うのが波力発電、これじゃ!
真っ赤なドア!赤だけにポイント高し(笑)
このドア状の物体が波の動きでパタンパタンし、電力がつくられる。その電気はポルトガル国内の送電線網に送られるのだとか。ちなみに作ったのはフィンランドの会社だそうで、これをリスボンの北100キロの町の沖合い海底に固定するのだとか。おもしろぉ~い。
それにしても、どうしてこういうの、日本ではやらないのだろう。
金融危機で再生エネルギー投資は細ってきているし、さらに天然ガスが安くなったため再生エネルギープロジェクトの投資回収期間が長くなってしまったとも言える。でも、日本にとってはどんなに天然ガスが安くなっても「輸入」することに変わりない。原子力発電に使うウラン燃料だって「輸入」してるわけだ。輸入燃料に頼った発電は、貿易収支の面でも安全保障の面でも決して賢明な選択ではない気がする。太陽や風力や波力や潮力や地熱といった国内に存在する資源から電力が得られるならば、断層近くに建ってる国際的な安全基準を満たしていない原発を再稼働させたり、老朽化した火力発電所の老体に鞭打って発電するより、安全かつ経済的とは言えないのだろうか。しかも、日本の政治家やらお役所が好きそうな「箱モノ」じゃないっすか、これも、ある意味(笑)。
原発プロジェクトを海外で売りたいプラントメーカーの票が欲しかったり、ウラン燃料を買えというアメリカの圧力に屈したり、中国が原発やってるんだからうちだって止めるわけにはいかないっていう変なプライド持ってたり、そういうの一回全部取り払って、日本にとって一体なにが「得」で「あるべき姿」なのか、冷静に考えてみる時が来ているのではないだろうか。
もしも一国の首相が「政治生命をかける」とかいうのなら、頑張れば財務大臣にだってできる(苦笑)税と社会保障の一体改革を棚上げした増税に対してではなく、この国の将来をどうしたいのかというもっと大きなビジョンに対して政治生命をかけてほしいと思う。ったく、覚悟の仕方を野田君におしえてやろうかと思う今日この頃(笑)。
つい最近、ニュースで見た海上に浮かべる方式の風力発電に、私は熱い視線を送っています。
長崎で実験するとか何とか。この波力発電もいいのでしょうか。いずれにしても、海の力を借りて成功させて欲しいです。
ドイツで、風力発電の風車や屋根の太陽光パネルを見て、さすが脱原発を掲げる国だと思いましたが、ポルトガルも、エネルギーの事すごいんですね。
波力発電なんて、日本にぴったり。日本も研究してほしいですね。
それにシバクとまろさまの手が脂でベトベトになりますよ、きっと(笑)
あたしは潮力発電に注目してます。
黒潮とか鳴門の渦とかでタービン回すの。
IHIや東芝が研究着手だって半年くらい前に見ました。
とにかくそこらじゅう資源なんだ、
資源小国だって自分を呪縛しちゃダメっすよね。
露地野菜食べられないとか、いろいろあって。
そのあとの選挙では緑の党が躍進しましたから、
政治とエコの歴史はかなり長いです。
そのせいもあって、発送電分離制度を最大限活用し、
高いけど、再生可能エネルギー発電会社から電力を買う、っていうチョイスも早くから存在していました。
日本は学ぶべき先生があちこちにいるのに、
いまだにジャパン・アズ・ナンバーワン呪縛から解かれていません。
もう、日本が世界一だったことなんて誰も覚えてないのに(苦笑)