プーチンが安倍氏に言った言葉、「年末までに平和条約を結ぼう」という言葉が
ずっと引っかかっている。
いくらプーチンが権謀術数に長けていても、あまりにも唐突ではないか!
この疑問を、駒木明義さんの次の文章が払拭してくれた。
①「(社説余滴)プーチン提案を招いた演出 駒木明義
10月5日 朝日新聞デジタル」
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13709605.html
※記事の一部を引用させて頂きます。
「安倍氏自身が【変化球】だったと認めるプーチン氏による
突然の提案の引き金を引いたのは、
私の見るところ、安倍氏がその直前に行ったスピーチだった。
平和条約について、【今やらないで、いつやるのか】と
プーチン氏に迫った。
さらにたたみかけるように、外国の代表団が大勢いる
満場の聴衆に拍手を促したのだ。
これが、プーチン氏に挑発的だと受け止められたのではないか。
安倍氏の発言を逆手にとって「それほど急ぐのなら、年内に。
ただし、領土問題は後回しで」と逆襲したと見るのが自然だろう。
この提案に会場から拍手が湧くと、プーチン氏は
「私はお願いせずとも、聴衆から拍手をいただいた」と、
安倍氏の振る舞いを皮肉った。
そもそもロシアは、平和条約交渉に日本が第三者を巻き込むことを嫌う。
ソ連崩壊直後には、日本政府が強引にG7サミットの政治宣言に北方領土問題を盛り込んだことに
ロシアが強く反発し、態度を硬化させたこともあった。
結局のところ、芝居がかったパフォーマンスは、
目の前のプーチン氏に向けたものというよりも、
テレビ越しに日本の人々に見せようとしたのではないだろうか。
自民党総裁選を意識して、外交への熱意を印象づけようとした
演出が裏目に出た。
そんな顛末(てんまつ)だったように私には見えた」 (引用ここまで)
●国内で安倍氏は、何を言っても赦される。
何をしても咎められない。
聞きたくない質問ははぐらかす。
言いたくないことは「ご飯論法」で逃げ切る。
昔、演劇をしていたとあって、国会は彼の独壇場だ。
自分の言いたいことを、聞いている方が恥ずかしくなるほど
オーバーに延延と語り続ける。論理などないに等しい。
だがあくまでも、これが許されるのは国内だけですよ。
一歩世界に出たら、発言には責任が伴うことをお忘れなく。
そしてそれが時に国益を損なうこともある、ということも。
もう一つ言いたいことがある。
なぜ政策や会議に仰々しい名前を付けるのだろう! 臆面もなく……。
「未来投資会議」・・・目を疑った。
投資どころか、未来に多額の借金をしているのは、他ならぬ安倍政権ではないか!
「未来に多額の負債 ごめんなさい会議」にしたら?
そういえば、桜田義孝五輪大臣のポスターの脇に、次の言葉が書かれていた。
「教育は未来への投資!」
②「(政治断簡)逃走中なのか、挑戦中なのか 編集委員・高橋純子
10月8日 朝日新聞デジタル」
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13714281.html
※記事の一部を引用させて頂きます。
説明責任を果たすことから逃げ、
政治的責任を取ることから逃げ、
不信の目からいまだ逃れられずにいるお友達を集めてみせる。
公文書の改ざんや隠蔽(いんぺい)、
虚偽答弁で政治不信を招いた責任を感じたり反省したり
信頼回復に努めたりする必要はない、
わかってくれる「身内」さえ固めればそれでいいという、
幅広い合意形成からの逃走宣言と受け取れる。
全員野球」と言えば聞こえはいいが、
詰まるところは、監督に忠実な者たちが一丸となって
憲法改正に挑みますよという闘争宣言でもあるだろう。
しまっていこう!おう!という掛け声が、対戦相手のいない、
自軍の応援団しか入れないグラウンドにこだましている。
メディアや野党による批判、権力を持つ者自身の自省と自制、
そして何より権力を縛る憲法。
ブレーキとして機能してきたものへの忌避感が徐々に強まり、
効きが悪くなっている。
首相は自らを挑戦者のごとく演出するのがうまい。
「危ない」「止まれ」と批判されると、
いま険しい道を一生懸命進んでいるのに足を引っ張るつもりかと、
勝手に走り出したことを棚に上げて
被害者モードで反論する姿を何度も見てきた。
政界を引退したら映画監督かプロデューサーになるのが夢だという首相。
向いてないことはないのかもしれない。なんなら応援したい」 (引用ここまで)
●命短し 恋せよ乙女 ではないけど、
夢を叶えるのなら早い方がいいですよ。
世界中が、安倍氏の映画を待ちわびているかもしれません。
それにしても、いつもながらに高橋さんの文章は切れ切れで、惚れ惚れです。
③「加計理事長、政府専用機で首相の外遊に同行していた
2017年6月5日 日刊スポーツ」
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/1835409.html?utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=nikkansports_ogp
④「時時刻刻)加計氏、疑問に答えず 愛媛県文書に
【首相と面会】、部下の作り話主張
10月8日 朝日新聞デジタル」
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13714298.html?iref=pc_ss_date
●まさに 類は友を呼ぶ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/fa/3fdd681151c250aa85d48fcd8755b13c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/97/cd1d1c2645e0af6a033b434aabfded7c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/99/c9beed2f2de7b44390345808f1f03eba.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/e1/ee104520884115a5b18fa5303211d886.jpg)
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(画像はお借りしました)
ずっと引っかかっている。
いくらプーチンが権謀術数に長けていても、あまりにも唐突ではないか!
この疑問を、駒木明義さんの次の文章が払拭してくれた。
①「(社説余滴)プーチン提案を招いた演出 駒木明義
10月5日 朝日新聞デジタル」
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13709605.html
※記事の一部を引用させて頂きます。
「安倍氏自身が【変化球】だったと認めるプーチン氏による
突然の提案の引き金を引いたのは、
私の見るところ、安倍氏がその直前に行ったスピーチだった。
平和条約について、【今やらないで、いつやるのか】と
プーチン氏に迫った。
さらにたたみかけるように、外国の代表団が大勢いる
満場の聴衆に拍手を促したのだ。
これが、プーチン氏に挑発的だと受け止められたのではないか。
安倍氏の発言を逆手にとって「それほど急ぐのなら、年内に。
ただし、領土問題は後回しで」と逆襲したと見るのが自然だろう。
この提案に会場から拍手が湧くと、プーチン氏は
「私はお願いせずとも、聴衆から拍手をいただいた」と、
安倍氏の振る舞いを皮肉った。
そもそもロシアは、平和条約交渉に日本が第三者を巻き込むことを嫌う。
ソ連崩壊直後には、日本政府が強引にG7サミットの政治宣言に北方領土問題を盛り込んだことに
ロシアが強く反発し、態度を硬化させたこともあった。
結局のところ、芝居がかったパフォーマンスは、
目の前のプーチン氏に向けたものというよりも、
テレビ越しに日本の人々に見せようとしたのではないだろうか。
自民党総裁選を意識して、外交への熱意を印象づけようとした
演出が裏目に出た。
そんな顛末(てんまつ)だったように私には見えた」 (引用ここまで)
●国内で安倍氏は、何を言っても赦される。
何をしても咎められない。
聞きたくない質問ははぐらかす。
言いたくないことは「ご飯論法」で逃げ切る。
昔、演劇をしていたとあって、国会は彼の独壇場だ。
自分の言いたいことを、聞いている方が恥ずかしくなるほど
オーバーに延延と語り続ける。論理などないに等しい。
だがあくまでも、これが許されるのは国内だけですよ。
一歩世界に出たら、発言には責任が伴うことをお忘れなく。
そしてそれが時に国益を損なうこともある、ということも。
もう一つ言いたいことがある。
なぜ政策や会議に仰々しい名前を付けるのだろう! 臆面もなく……。
「未来投資会議」・・・目を疑った。
投資どころか、未来に多額の借金をしているのは、他ならぬ安倍政権ではないか!
「未来に多額の負債 ごめんなさい会議」にしたら?
そういえば、桜田義孝五輪大臣のポスターの脇に、次の言葉が書かれていた。
「教育は未来への投資!」
②「(政治断簡)逃走中なのか、挑戦中なのか 編集委員・高橋純子
10月8日 朝日新聞デジタル」
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13714281.html
※記事の一部を引用させて頂きます。
説明責任を果たすことから逃げ、
政治的責任を取ることから逃げ、
不信の目からいまだ逃れられずにいるお友達を集めてみせる。
公文書の改ざんや隠蔽(いんぺい)、
虚偽答弁で政治不信を招いた責任を感じたり反省したり
信頼回復に努めたりする必要はない、
わかってくれる「身内」さえ固めればそれでいいという、
幅広い合意形成からの逃走宣言と受け取れる。
全員野球」と言えば聞こえはいいが、
詰まるところは、監督に忠実な者たちが一丸となって
憲法改正に挑みますよという闘争宣言でもあるだろう。
しまっていこう!おう!という掛け声が、対戦相手のいない、
自軍の応援団しか入れないグラウンドにこだましている。
メディアや野党による批判、権力を持つ者自身の自省と自制、
そして何より権力を縛る憲法。
ブレーキとして機能してきたものへの忌避感が徐々に強まり、
効きが悪くなっている。
首相は自らを挑戦者のごとく演出するのがうまい。
「危ない」「止まれ」と批判されると、
いま険しい道を一生懸命進んでいるのに足を引っ張るつもりかと、
勝手に走り出したことを棚に上げて
被害者モードで反論する姿を何度も見てきた。
政界を引退したら映画監督かプロデューサーになるのが夢だという首相。
向いてないことはないのかもしれない。なんなら応援したい」 (引用ここまで)
●命短し 恋せよ乙女 ではないけど、
夢を叶えるのなら早い方がいいですよ。
世界中が、安倍氏の映画を待ちわびているかもしれません。
それにしても、いつもながらに高橋さんの文章は切れ切れで、惚れ惚れです。
③「加計理事長、政府専用機で首相の外遊に同行していた
2017年6月5日 日刊スポーツ」
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/1835409.html?utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=nikkansports_ogp
④「時時刻刻)加計氏、疑問に答えず 愛媛県文書に
【首相と面会】、部下の作り話主張
10月8日 朝日新聞デジタル」
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13714298.html?iref=pc_ss_date
●まさに 類は友を呼ぶ!
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(画像はお借りしました)