富乃宝山ていうたらあんた、2000年初頭の芋焼酎バブルが起こったときの「四天王」の次席の位置を佐藤と並べてたとかそういうところからの記憶がありますが、有名どころの焼酎と比してそんなにいやらしいプレミアムがついていなかったのは当時から好感度が高かったというか、あとで西酒造さんががんばってたんだったとかわかったんですけどさ。
keihさんはそんときから国分酒造派だったりしてたんで、去年近所の酒屋でまさか国分の芋全麹がプレミアムなしであったときは狂喜乱舞しててとかあった最中にその「芋」の隣に並んでたのが宝山の芋麹のやつ。前々から飲みたしとずっと願っていたんですが、買うタイミングを逃してばっかりでようやく年明けに購入に至ったわけでして。
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パッケージからしていいよねやっぱ。3000円近く取るだけはあるなぁ。
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なんかこまかく書いてます。のんだらこんなんどうだっていいよとかいわんといてなぁほんとにさ。ちなみに綱島の駅前の酒屋さんでは宝山の四号瓶を3000円とかで売ってやがった。まあ問屋さんが違うんでしょうけど。それはそうとほんと贈答用じゃねぇかこれさぁ。
味のほうは、芋麹らしい甘いスメルと切れのある後味。こないだ飲んだ国分の芋よりも上という印象でしたが、どうにも国分の芋はあのボトリングした年がどうにも不出来だったんじゃないかという疑念がぬぐえない(国分の芋は毎年味が微妙に変わる)ってところがありましてですね、単純に優劣はつけられない、、、いや他の焼酎と比べるとほんと鼻腔を甘い芋のスメルが突き刺してくるのは芋麹の特徴なんでしょうか。とはいっても一刻者だけは認めたくありませんが。
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ご一緒するのは調子で購入のサバ缶。たかが缶詰、とは決していえないレベルのマッチング。別にスーパーで並んでる缶詰をけなすつもりは毛頭ないんですが、サバの缶詰ってこんなうまかったのかという絶頂感。もちろん、いい酒との相乗効果でそう感じているのは間違いなさそうですが。
ああでもほんとアル中まっしぐらだ。しかしまあ芋麹焼酎の恍惚感といったらたまらんわなぁほんと。