怪食一家 支店

食い散らかして経験値を上げていきます。
トライアスロン・マラソンを通じた肉の引き締めも同時並行します。

御岳山尾根縦走を攻めてみたはなし 前座編

2014-03-12 23:36:31 | Trainning

まだまだ去年の夏の話で恐縮ですが、奥多摩湖に行った前の週にオリの皆さんと奥多摩渓谷のランを行なっていた夏ごろ。今度は御岳山から武蔵五日市方面に向かって縦走してやろうと思った結果、三週続けて青梅線の乗客となりました。いっそのこと移住でもしたほうがいいんじゃないのかという気もしますが、、、まあいいや。ルートとしては、御嶽山に上って、そのまま大岳へ縦走。尾根道を少しづつくだって秋川渓谷の瀬音の湯をゴールと設定。そのままドボンという目論見。だいたい20-25kmくらいの行程と目されます。





今回は青梅線を御嶽駅で下車しましたが、降りた皆さん一同バスの乗客に。徒歩で御岳山へ向かおうなんて酔狂な貧乏人はこの日に限っていうとkeihさんのみ。暑いのになにやってんだかねほんと。橋を渡り、青梅街道の多摩川対岸となる吉野街道から、ケーブルカー滝本駅へ向かうジョグ。うっすらと、うっすらと、汗をかき始めてきた。平地(となだらかな傾斜)でのこれはウォーミングアップとしては優良なものだとつくづく思ったりしますが、だからといってバスに乗らないことを正当化するアレでもない。





鳥居をくぐって本格的に滝本駅へ向かう登り、、、がシブい。





激シブだ。

たかがケーブルカーの駅へ行くという一般登山者はバスでスルーするこの道路がかなりの傾斜。いやいやいやもう帰っていいですかといいたくなるぞこれは。陽は少し出ているものの、あくまで少しってのが救い。ここで相当の渇水してしまうと後が終わりだ。木陰を通る瞬間は清涼感を一瞬感じるものの、まあなんというかそんなもん一瞬だ。バスの終点=ケーブルカー始点まででもそこそこのしんどさ。も、ほとんどの方はここから御岳山の上まで一気上がりするのだ。山歩きの本のたいがいがそう書いてあるんですが、その筆法でいうと、まだスタートすらしていないんだがね。





脇にある登山口を見ればそこは上り口なわけですが、これまたしんどい登り。グネグネと蛇行していくものの道の角度が結構急で、丹沢の塔ノ岳のアレみたいにとにかくひたすら登って登って、だ。ここをひたすら登っていくみたけ山トレイルランなんて酔狂なレースはしんでも出ねぇぞなどと強く心に刻んだよ。とはいうものの、日差しがあたらない林間を登っていくってのは爽快なのは事実。てか、この根性のぼりで日光直射だと即死まちがいなしでんがな。

結局は御嶽駅を出て一時間弱で門前町に到着。さわやかに「さあこれから山登りますよ」という皆さんを横目にもうヘロヘロのkeihさん。この先の道のりからするとものすごく無駄なことをやっちまってる気もしなくもないんですが、。





この日は東京国体の聖火リレーなんかやってました。





座ってシュワシュワな褐色液体を堪能したい気持ちをぐっと我慢。





モロにキューっといかせてくれ(意味不明)。





お手を合わせて





大岳山へれっつゴー。

ここからが本番なんですが、もう一時間半は経過しようというところ。大丈夫なんでしょうか、というところで続きは次回でございます。


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足利まで行ってしまった件 本編

2014-03-08 17:32:04 | Trainning


この時点で相当疲弊気味。先は果てしないというのに。

で、今回のこれは結構な行事みたいで、セレモニーやら写真撮影なんかあってのスタート。まずは、都心を横切って向かうは荒川。このあたりで雨も小降りになってきてて、日比谷日本橋錦糸町と難なくあっさりと通過。河川敷突入前のセブンイレブンでかるく充電。雨は小降りとはいえ肌寒い中、ガリガリくんなんか食べてると若干ウケがよく、他のメンバーとも少しづつ打ち解けてきたかもしれない。が、ロードバイクで隊列組むくらいではねぇ。

で、小松川橋荒川突入。また雨も降ってきた。





この日数少ない写真がこんな感じ。実はエクスペリアくんのメモリーカードがうまく認識していないこと、および、断続的に降り続く雨の中で精密機器を壊すわけにはいかんわけで取り出すのもキケンだ。せっかくのピクチャーブログなのにさ。

多摩川と比べて道が広く、ロードバイク向きってのが荒川ファーストインプレッション。おとなしくしていた街乗りからようやくDHバー全開だぜベイベ!と調子に乗ってみたものの、だいたいkeihさんはこの6月が事実上の2013年初ライドという自転車とは縁遠い生活を行なっていた一方で、同行グループの方々はロードレースに参加するようなある意味ホンモノのみなさん。


あっさりと、オーバーテイクされる始末。まあしょうがないか。


ノリがいい外人さんなんてものもその中に含まれるわけですが、「ヘイ!フォローミー!」なんていうてくれるのはいいものの、気合入れてDHバー握りしめてドラフティングしても5分持たない。まあ、出たレースとか後で調べたらため息しか出ないような戦績の方だったのは後日談としても、乗ってるロードやペダリングでの推進力なんて横から見ればそりゃあしかたないっすよあれ。旧ザクで単騎連邦軍に乗り込むようなもんだ

都内横断時は比較的よくなってきた天気も、また悪くなってきた。いろんな線路を越えるところで大体の地理感覚は呼び起こされるものの、曇天模様での大きな河川敷ライドという基本線は一緒で現在地もよくわかったようなわかんないような、そんなかんじ。




休憩となった秋ヶ瀬公園では、雨がやまない中スペシャルな補給食を摂取。(写真は別撮りですあしからず)

会社備蓄賞味期限切れのスーパーフードだ。災害用の食料ってこともあってこれで驚くなかれわずか一本で400kcal。周りの皆さんも会社のみなさんなんでもちろん存在は知っていますが、誰一人としていらんよそんなもんみたいな雨足と同じくらいの冷たい目線。味のほうはまあ3時間もペダル回してりゃあ甘くてとてもとてもおいしいですよとは言えるものの、平常時には、、、しらん。きくな。

荒川の右岸に行ったと思ったら左岸にいったりと、正直言ってどこ走ってるのかわけわからんくなってきた。こんだけ雨が降るともうサングラスにもワイパーがほしいと心から思ったよ、って以外は実はそんなに記憶はなくて、ただただ糖質が磨り減っていきパワーがそんなにでなくなってもとにかく惰性と慣性でホイールを回していく、そんなかんじ。もう、江坂から木津までさくっと往復したあの時代ほど若くないのよ。

吉見運動公園?かなんかではカップラーメンを皆さん食べていらっしゃるものの、貧乏人のkeihさんはかわらずスペシャルな補給食。みじめに思われたのか、ゼリーやら乾燥フルーツなんて頂戴してもうしわけないなってかんじ。長時間の動きだと間違いなく胃腸に来るのでラーメンを控えざるをえなかったというのがほんとのとこなんですが、。その割には中本なんかに行ってサディスティックなトレーニングを架したりもしてますがそれは別バラ。





数少ない写真。栃木県突入でゴールまでもうすこし。雨も上がってほんとよかった。

そんなこんなで足利市最終ゴール2kmほど前でなんとパンクしてしまい、サンダルで自転車と走ったのはご愛嬌。いいかげん嫌になってフレディマーキュリーの真似して♪バーイシクル♪バーシクル♪アイウォントゥライドマイバイシコー♪って歌ってたらノリのいい外人さんが動画流して一緒に歌ってくれたよ。いいおもいでだ、というか時間が押してる中こんなとこでパンクしてこれという事態でほかの方々の白い眼ったらありゃしなかったよほんと。





帰りの電車の中で激写した消費カロリーでまあ疲弊具合をご想像いただけたら、と存じます。なお、電車のって家帰ったら日付超えててしかも翌日仕事とか、、、がなによりも×ゲームとかいうやつでしたよまじで。
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足利まで行ってしまってた件 当日朝掻痒編

2013-10-23 23:21:02 | Trainning
 
さて運命の朝。
 
8時半には会社に着く、ところから逆算すると7時半には出発をしないといけなくなるわけで。だとすると、念には念を入れて6時にはおきることにしよう。そう誓って目覚ましをセットして向かえた朝6時。気になるのは天気。早速玄関のドアを開けてみよう。
 
 
大雨。
 
 
ドア、そっと閉じ
 
 
30分待ってみるか。
 
 
ドアをあけても変わらず、大雨。
 
 
7時過ぎて雨は少し低調になってきたものの、降雨は降雨。会社の金でレジャー保険入ってしまっていることと、締め切り超過の追加申込という負い目があるため、ちょっとやそっとの雨くらいで断るという選択はありえない。どんよりとした空同様のこころもちでパン食べて走り出す綱島街道。
 
マルコ橋までは多摩川ライドで何十回と走っている道のりなので感慨はないものの、降雨による安全運転のため普段よりかはだいぶ時間を要してしまってる感。まあ仕方ない。多摩川を越え東京都に入り五反田方面へを走っていきます。 しかしながら、
 
 
思いのほかきつい傾斜 
 
 
時折強くなる雨 
 
 
会社に着くまで何度心が折れたことか、そもそも代休日だからブッチしてもう家にかえってやれってくらいメタメタ。なお、会社に着いたところがあくまでスタート地点で、ここからさらにこのコンディションで120kmも走ることになるなんてのはもう脳内にあるわけがないというか、そんなことは想像できるわけもないですね。
 
結局20km弱の道のりで55分とかかったけどまあこればっかりは仕方ない。相当安全に配慮してスピードも抑え目だったので、危ない場面は皆無。というか正確にはビビリっぱなしでロードバイクの爽快感なんて皆無。
 
 
会社には着いて部署の人とか知ってるひととかの歓待(正確にはお前頭おかしいやろという白い目)を存分に受けるものの、そもそも参加者で事前に知っている人は皆無だし、グループでロングライド巡航なんてやったこともない。道もよくわからん。雨なんかやみそうにないとかまあアウェイ感が半端ないんですわ。この時点で朝8時半で、おそらく足利につくのが17時とか。降り続く雨とは裏腹に心のダムは渇水寸前。決壊寸前のほうはいいのかな、わからんけど。
 
 
スタートラインにたつまででこの始末。このコンディションだと、足利くんだりまで120kmライド一人では絶対にやらないのは間違いないので、まあいい機会だろうねなんて割り切るしかないなこれは。
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足利までいってしまってた話 前日まで編

2013-09-08 10:08:32 | Trainning

これまた少しばかり旧聞に属する件。平たく言うと、場の雰囲気でああいいですよなんていったことがえらいことを招いたお話。人についていっただけの話で、写真もほとんどないので相当さらっといくことになります。

***


とある金曜の夜、会社の部署の方とで飲んでいると、そのとき会社で実施していた社会協力のプロジェクトの話になりました。「ある特定営業日に自転車で遠出したらその距離に応じて寄付」なんてもので、上司からお前でろみたいになったんで、代休の使い方としてはまあありなんでいいですよなんて軽く回答。

その翌日の土曜日出勤のさなか、担当者に締め切り超過ながら申込することのお詫びと許可をメール発信、日曜にバイクをメンテが完了。あけた月曜日にレジャー保険の加入完了とともに、参加に際して担当の方から一度説明に上がりたいとの生温かいお言葉をいただいたため面会することに。事前にロードバイクもってることと、それなりの距離は走れることは伝えてるんでそんなに問題はないだろうなんてまだまだ軽い気持ち。

自己紹介をしたあとで、内容の説明に移る。

「今回ワンウェイで、会社から足利まで行くんですよ。120km」

足利って、、、学校があるところか。栃木かグンマーかって港区から荒川まで都内横断の上、とにかく荒川を登っていくんだと。そしてモリタカ歌で何となく記憶があるの渡良瀬あたりがフィニッシュ。


しるか


と心の奥底からシャウトしたいかんじながらも、横浜在住で多摩川がホームグラウンドなkeihさんにとってみれば、だれか引っ張ってくれる人でもいない限りはいくこともないところなので考えようによってはとてもいい経験だ。まあ今年は60kmライド一回こっきりとかいう気もしなくもないけど、これを機会にロードのメンテも出したし。平日にねっころがって一日浪費をしてしまうことと比較すれば、人生の潤滑油としてはとてもハイオクな油だ。

帰りが輪行とからしいんで、バイク受取のときにバッグも購入。大阪在住時に七尾までトライアスロンレースに出るときにもっていましたが、あれは前輪だけ取るちょっと迷惑なバッグ。今回は前後輪ともとってしまう一般的な内容のものでいくことに。

とはいっても、はずかしながらひとりで外してバッグの中なんかに入れられないし、入れたところで朝っぱらの満員電車に自転車持込むのは心情的にアウトだ。だとすると、朝から約20kmくらい自走、、、か。灼熱の大阪南港のトライアスロンでホテルから会場まで片道10kmとかヘロヘロになった悪夢が脳裏をよぎるけど、輪行・自走以外だと前日に車でロードバイク持込とかいうのしかないんで、それなら自走一択だ。

というわけで、足利行きの朝を迎えるところで一旦きります。
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奥多摩湖周遊の旅 徘徊編さいしゅう

2013-09-08 09:41:17 | Trainning

深山橋から湖南岸へ渡ってスタート。日本最大級の人造湖だけあって、景色は結構壮大で左前目線でのランニング。さらに橋をもうひとつ渡ったところで、奥多摩周遊道路に乗っかる形。グーグルマップなる文明の利器さん曰く、道なりに走れば山のふるさと村とかいうところへいずれ到着するとのこと。地図上ほぼ山梨県じゃなぇか、なんてつぶやきながら結構な起伏がある周遊道路を進んでいきます。





気温は23℃とかで日光の照射も少なく、7月末の盛夏とは思えないくらいの走りやすさ。逆にけっこうな登りだってのに灼熱の炎天下だったりしてたらそれはそれでしんどいんですが。車道を進みますが、3-4分に一台のペースで車が走行。あっちからしたらなんだこのへんなやつ、みたいなことになるんでしょうけど。





今回渡れなかった、旧ドラム缶橋方面の標識。どんなもんか見るだけでもいく価値があるなこりゃ、ということで降りていくことに、、、。





肝心の橋が封鎖されているせいか、湖畔へ降りる道がどうにも見当たらない。なんか暗いし、足元の茂りも気になるんで、湖畔に出るのはやめて先へ急ぐことにしようか。





この小径でそのままふるさと村へいけそうな感じですが、明るい気分で巡航できそうにないので、取り急ぎ奥多摩周遊道路に戻って走ることにしよう。まあどこかで湖畔に近づくことができるゾーンもあるでしょう。湖畔に近づくからといって貯水池で遊泳するつもりはありませんがね。





山のふるさと村に着きましたが、のんびりくつろぐこともなく一路湖面のほうへ。もったいない気もしなくもありませんが、汗まみれの派手なウェアきたおっさんがこんなとこで何をしようというのか逆に不思議でならないというかまあそれはいいとして、ここからダムまでフラット12kmのロングトレイル。。。というか、バスの発車時間までジャスト1時間半。平地なら余裕ながらも、荷物もち不整地でこのタイムは少し不安だ。まあ、そうはいってもバスいっこ逃したら一時間ちょい待ちなんで面倒といえば面倒。看板見ると、成人が歩いて4時間かかるとか記載がある模様ですが、きにすんな。っていうか、この時点で奥多摩むかしみちで奥多摩湖から奥多摩駅まで下るルートは断念して、奥多摩湖からのバス帰宅で意思は固定。いやだって間違いなく保育園のお迎えの時間に間に合わないもんむかしみちなんて堪能してたら。

まあいいや。走るか。





確かに走りやすい。道の性質上、左側が斜面になっており、滑落しないように注意をしないといけないものの、高速ランとかでカーブ回りきれないとかでもしない限り問題はないでしょう。





そこそこのペースでの巡航が進みますが、、、なんか楽しめない。せっかくこんなとこまで来て景色もろくに楽しまずにタイムトライアルしていいものかって思いが生まれたのと、そもそも、蜘蛛さんがおおすぎ。まあそんなに人が来ていない(実際ゴールまで誰一人すれ違わず)ってもんもありますが、とにかく蜘蛛の糸が手やら足やら顔やらに引っかかりまくり。ひとつ引っかかるたびに、徐々に気持ちが下落傾向。まあ、粘度がそこまでストロングではない蜘蛛糸なのが幸いでしたが、都合20本は切ったぞまじで。

体のバテはさほどないものの、面倒になってバスいっこくらい遅れてもいいよばかやろうという気持ちが支配。





こんなかんじで湖畔に下りるところで5分ほどくつろげたのもバスをあきらめたから、でして。なにごとも諦めが肝心ていうところでしょうかねははは。とはいえ、ダムがかなたに見えるこんなところでコロンして読書でもできればまたよろしいんでしょうけど、実際は虫が来てそれどころではなくなるんだろうな。途中の立て看板でヒルがいるとか書いてあったような。ここだけは気のせいであると信じたい。





しかし、景色は実は単調。左側が斜面で湖畔と入り江が交互にやってくるだけ。たしかにマイナスイオンなんてもんが発生しているのかもしれませんが、ようわからんよそんなの。そうそう、野生の鹿が右上の斜面を駆け下りかかって逃げていったのが一番のハイライトだったのかな。奥多摩湖半でも野鹿いるってのはしらんかったよ。





限りなくスローペースジョグに切り替えて、ちんたらやってきた行程ものこりわずかでの振り返りピクチャー。終わってみると2時間ほどで、あっさりでよかったのかなんなのか。





オクタマコ・ジ・エンドの図。しかしでかいダムというかほんとでかいアーキテクトだ。村水没させて作った都民の水がめ、なのか。そう考えるとかつての村のありようとか、、、まで想像は飛躍しませんが、まあまあ雄大な景色に恐れ入ったというか、ぐるっと回ってみるのは結構たのしゅうございましたよ。

このあと、バスの時間を気にしながら湖畔の「水とみどりのふれあい館」内にあるレストランでさっとくると思われたカレーを注文したところ鬼のような量が出てきてしまい、悶絶して帰宅の途についてしまっておしまい、となりました。15分ほどのバスまちの間で食えないかもとかいう量が出てきてしまったため、写真も取り損ねてもうたよちきしょうめ。

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奥多摩湖周遊の旅 ヨーイドンまで編

2013-07-26 20:25:10 | Trainning

ずっと更新していないので、うpしそびれていることとか、色々と順番前後してしまうことになりますが、まずは直近で奥多摩湖方面にいってきた話あたりを。

奥多摩湖南岸にある山のふるさと村という施設から、湖北東にある小河内ダムまでの12km、湖畔に沿って奥多摩いこいの路というフルフラットトレイルがあるというターザンの記載。フラット12kmはなんとも魅力。具体的には、湖の北岸の奥多摩周遊道路をバスで進み、湖はんぶんくらいすすんだところの小河内神社のバス停で下車。かつてはドラム缶橋とかいってた小さな人工橋があり、ここを渡って山のふるさと村にいけるというもの。トレイル12kmだけなら、そのあと旧青梅街道の「奥多摩むかしみち」をつなげられるかも。ここも10kmほどあるといっても、基本くだり基調だ。

22kmは少しきつい気もしなくもありませんが、まあまあトライするのもいいでしょう。前半12kmをどこまでイージーに突破できるか、が肝の部分でしょうか。


***

寝坊だ・・・・orz

といっても、15分ほどの遅れ。6時に家を出てしまえば、奥多摩湖9時半の走行開始が望めるところでしたが、青梅から向こうの青梅線の本数が一気に減るため、少しの遅延が大ダメージになりかねない。

結局、予定の電車より一本、30分遅れで9時半に奥多摩駅へ到着。とはいえ青梅で20分近くの待ちがあったため、コンビニでの装備品の準備やいわゆるピットインもできたのは大きい。まあ、雨模様の平日なので、登山者のバスダッシュはないんでさほどの問題はないでしょうけど。雨模様、とさらっとは書いたものの、曇りとか晴れの予報がこんなとこまで来て雨ってのは結構へこむ。まあ、フラットトレイルなんで滑ったり滑落はないだろうけどさ。





奥多摩駅到着。どう見ても雲がやばい、けどいいかね。奥多摩湖方面のバスへ搭乗し、バスの中の人に。青梅街道は歩道はないんで走るのには適さないというか、結構登っていて道幅も狭いんでロードではきついかな、とかむかしみちってどの走ってるんだとかそういうのを観察しているとあっという間に奥多摩湖畔に。青梅で途中下車したときに降ってた雨は大丈夫っぽいんでひとあんしん。

ここから北岸をワインィングしながら進み、大き目の橋を渡って、トンネルを越えたところで小河内神社のアナウンスが流れたところでピンポンを押して下車、しようとしたところ、運転手さんが一言。

「いまドラム缶橋ないけどいいの?」

なんとしたことか。渇水の影響で、しばらくのあいだ、ここにあるドラム缶橋(ドラム缶でなくなり現在の正式名称は、麦山浮橋とかいうそうな)は撤去されているのこと。お礼をいい、対岸に渡る橋があるところまでそのまま乗車することとなった。ばかだなぁ。

湖を横切る大きな橋が見えてきた。ピンポンを押して下車準備。運転手さんも「遠くなったけどここでいいかな」なんかいってくれてありがたい限り。お礼を言って下車。場所は、深山橋ってところか。以前ルートきめで地図見てたとこなんで、すこしは予備知識はある感。周遊道路を走っていけば、トレイルが始まる山のふるさと村というところにはきっといけるはず。いや、いけないと遭難なんだ。そうなんだ。へー。





雲取山方面と檜原村へと分かれる大きな交差点周りを見渡すと、、視界に人影は旅館のおやっさんのみ。そうとうローカルなとこに来ちまったなという思う反面、ちょっとしたアクシデントとはいえ予測できえる範囲内なのでまだこの時点では多少は余裕気味。ただ、前週土曜勤務のときに帰宅ランなんてもんに手を染めてしまった際、にもつもって2時間で17kmで走った疲れが少しだけ残っているのがほんのすこし気がかり。さあて、服を脱いで下に来ていたウェアを露出させてヨーイドンだ。





ここまでの地図なんて見てもらいつつもう一回上から読んでいただいて、次回に備えてみるといいとおもいます。
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沼津トレイル突入 縦走編

2013-06-02 10:54:29 | Trainning

多比のコンビニ裏から、入山開始。とにかく登り始めれば、標識が頻繁にでてくるとの事前情報があるのと、概略図をスマホに入れているのでたぶん大丈夫だ。ルートですが、

多比 → 多比口峠 → 鷲津山 → 志下山 → 徳倉山 → 横山 → 香貫山

という連峰の縦走。今回のルートは基本的に北上するため、南向きの尾根を登り、北向きの尾根を下るという行程の繰り返しになるわけですが、くだりの北向き尾根では路面がまだ湿っている可能性が高いため、相当気をつける必要があるかなという点。あとは、最初の鷲津山まで登ってさえしまえば、標高面はさほどきにする必要はなさそうな感じかな。





いきなりみかん畑のような急斜面からの滑り出し。しょっぱながこれなのでいささかのきつさを感じますが、昨夏の丹沢・塔の岳にひと月とあけずに二度登った標高1000m一気のぼりのアレを思えばなんてことはない。まあ走れ言われたら困りはしますが、歩く分ならってところで。





登っていくとのこんな感じのカラフルな標識が。この先何度となくお世話になる方向指示器のようなもの。多比口峠とかいうところでしょうか。登った後で振替っての写真なんで南を見て右へ行くと鷲頭山で、わざわざ「沼アのハイライト ウバメガシの岩尾根」なんて記載がありますが、





こういうことか。ウバメガシの林の中の尾根をたどっていく形ですが、道中に根が張っててちょっと滑りやすい感。道幅は広くないながらも、はっきりとしたトレイルの道がありたどりやすい。走るのはちょっと控えておこう。





こんなかんじで時折一瞬壁なところの登りとかあって一瞬躊躇ながらも、脇から登れば、先には尾根道が続いているという按配。





鷲津山頂上まではジャスト60分の所要時間で、ハイキングタイム75分からしたらちょっとかかりすぎの感。まあ、ここまで登りで歩きとおしだしあまり力入ってないのでしょうがない。その先小ピークの小鷲津山からはこの日唯一富士山の姿がうかがえました。すこしかすんでてほんともったいなかったけど、「藪尾根 → 富士山 → 藪尾根 → 少し近くに富士山 」というコンボを楽しむには冬とかの空気が乾燥する時期に来たほうがいいのかもしれない。

小鷲津山からの下りではロープがピンと張り詰めており、恐る恐る降りながらも、、、足を滑らせ尻着地。ロープなければ滑落風に滑り落ちて行ったに違いない。まさにロープ様様。尾てい骨強打は避けてなんとか肉の部分をクッションにすることで、痛みはあるもののダメージはなんとか少なめで終わったのも大きい。これが都合二度だこのやろう。けつが真っ二つに割れるじゃねェかちきしょう。





そして、沼津アルプス名所のひとつ、キヨモリさん五男の平重衡さんが追われて隠れ住んだという洞窟。中将さんの名で知られるとのことで、ずっと尾根道と頂上のオープンというこのルートにおいて、このゾーンはいささか異質。由来の文章をさっと読んで、軽く手を合わせて先へ。





かなりオープンな尾根道になってきた。展望もこんなかんじでちょこちょこ開けてきてるし。志下山の頂上に来るころには、後ろが山景色になってきている。 一時間半ぽっちでひと山越えて次の山のてっぺんか。そう思うとちょっとした達成感も。





尾根道を進んでいくと、防空壕の跡地が。登山道の途中にあるため近づくなという警告と、のこすべき時代遺産としての側面もあるんでしょうか。普通に歩く登山ならさっきの中将さんの洞窟と一緒で立ち止まっていろいろあるんでしょうけど、まあまあ即登山道へリターンだ。しかし、こんな山の中腹まで逃げにきてたってのもすごいはなしだ。志下山からジャスト20分で徳倉山頂上。本来ならこの沼津市街の先には富士山がそびえたっていたはずですが、、、こんなに天気いいのにざんねん。





横山峠の分岐だ。どう見ても左に行くしかなく、そこからの急な階段を一歩一歩降りていくと、、、





トンネルだ。あたりを探してみても、そこから次の道が見当たらない。おそらく、急な階段の前後あたりにこのトンネルの上へのルートがあるに違いないのだが、、、後で調べたら分岐を右折して3メートルほど進めば道があったとのことで、有名なトラップだったとのこと。

わざわざ沼津まで来て、あと2山を残すところで時間経過は2時間。ゴールタイムで言うと3時間半は見込めるところで、徒歩縦走タイムの6時間とかからすると十分すぎるペースだ。気候もいい。しかしながら、根本的なモチベーションが少ない。着のみ着のままだし、心拍も付けてない。ケツ2回も打って真っ二つに割れてい、、、それはもともとだが結構痛い。気持ちがあんまり入らないのにかるくロストしてて復帰もできなくもないけど、こんな時は往々にして怪我しやすいし、やめた方がいいという判断。

ということで、ここで終了。もったいない気がしてなりませんが、まあ次回のお楽しみということで。次があれば、北から南下して大平山まで縦走し狩野川を北行して帰るサバイバルルートしかないかな。思い返せば、青梅→奥多摩を通しで走るのもまだやってないし、この二つは心のメモ帳に宿題と書いておくとしよう。





しかし、この道まっすぐ進んで帰れるものなのか。軽く迷ったあとだけに心配でならない。

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沼津トレイル突入 縦走開始まで編

2013-05-20 23:11:48 | Trainning

さてどうしようか。

さっき、電車が終点だったのですが、乗り換え案内で浜松行きのアナウンスを行なっていたので、うなぎ食いに行くのも一興かと考えもしましたが、さっきチャーハン食って食の欲望はあまりないのでこれは却下。店もよくわからんしさ。

で、ウェアがない、のですが、下のほうはトライアスロンパンツをズボンの下にはいており、靴もランシューなので、トップスが麻のTシャツでよければ全くだめなわけではない。心拍系ベルト・サングラス・そもそもの着替えがないとかのネックはありますが、せっかくここまで来たからにはやらないともったいない。

正直やる気というかモチベーションががた下がりではありますが、心拍測れないので、まずは多比までのランはやめてバスで行くことに。とにかくゆっくりのんびり尾根線をたどっていってロストしないことを念頭に置いて景色とか楽しめばいいのかな。低地登山自体筋トレみたいなもんだしさ。で、バス停の側は沼津西武で、今年の一月に閉店済み。調べてみるとここに無印良品があった模様ですが、、、ユニクロともども駅周辺にはなくこの時点で着の身着のままでの帰宅が濃厚に。隣の三島行けばいいんでしょうけど、あいにく御殿場線経由での帰宅見込みだとそうは行かない。

あんまり考えがまとまらない中9時ちょうど発車のバスの乗客となり、ビジネス中心地から川を渡って市役所裁判所を越えての南下。この狩野川を越えるあたりから沼津アルプスが視界に出現してきた。山いっこ自体はさほどでもない印象があるものの、これが5こ6こともなれば確かにそこそこのボリュームなのは間違いない。

少しづつ、ワクワク感とかすかな恐怖感が出てきた。いや、恐怖感というよりかは不安感か。いずれにせよ未知へのチャレンジは多少なりともこういった感覚を伴うし、これだからやる価値もあるともいえますが。

しかしこの国道自体は退屈だ。海岸線を走るのであればまた別ですが、歩道も狭くていささか危ない。やはり走るのは回避で正解なのかな、、、などと思っていると、右側が青く海になってきた。子供に読ませるピンポンバスとかいう絵本の世界そのままだなこれは、というか空の青さと海の青さと閑散としはじめた景色とのコントラストがまたいい。keihさんのルーツになる南串山町みたいなスメルがしてきたとかいうあたりで終点の多比到着。トータルで20ふんちょっとの旅路。





ちょうどこの多比バス停そばにセブンイレブンがあったはずで出陣基地としては最高のシチュエーションなわけですが、生憎閉店の憂き目。とはいえ、自販機があるので一本水を買い足して、都合500ml二本だ。せっかくなんで、海のほうに出てみようかね。





いい景色だほんと。

といいながらも時間でいうと九時半過ぎ。この後の予定を考えると、あんまり堪能もできない。とっととスタートしなきゃ。





さあいくかね。




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沼津トレイル突入 侵入前へん

2013-05-19 19:30:40 | Trainning

GW突入前日の公休をつかって沼津までいく予定でしたが、GWも明けたここのタイミングでようやくの渡航が実現の運びに。わざわざ新幹線でみっつさきの沼津くんだりまで渡航する目的は以下項目のご堪能なんですが、日帰りのわりにそこそこなヴォリューム。

・沼津トレイル縦走
・沼津港で回転寿司
・沼津駅の鯵寿司弁当
・御殿場線搭乗

自宅最寄り駅に18:00到着という縛りがある以上、朝とにかく速い出発が望まれる。寝坊したらその時点でやめ、というか会社いくより早起きってのもいかがなものか。なお、御殿場線乗車なら沼津駅へ15:30、東海道経由でも16:00がラストリミット。この枠内でどれだけ行程をしゃぶりつくせるか。行く前の想像は尽きない。

まあ、ほんとは伊豆大島渡航とか箱根駅伝第五区走破とかやりたいことは他にもあるんですが、前者は海のご機嫌うかがいと宿泊がともなうし後者は質感的にちょっとハード。それと比べて、チャレンジ前の印象でのはなしですが、今回のはそこまでトレイルはしんどくなさそうってのとショートトリップ感とそして回転寿司。そして、料金的には奥多摩いくのと実は大差ないことがわかったのでここは一度行くしかない。

肝心のトレイルですが、沼津駅から狩野川こえたところから、標高で3-400mながら六連か七連の山が連なっており、走破距離は11キロくらいながらもオフィシャルタイムで6時間半とかいうのがそこはかとない難易度予想。登りはモリモリ歩き、下りだけ走るくらいで目標タイム四時間とかその辺が見込まれるあたりでしょうか。


***

代休取得がかなった金曜日の朝。目が覚めると5時半で、7時横浜発の沼津行東海道線搭乗には十分な時間帯。身づくろいをして横浜には発車10分前に到着。そうなると、朝食は車内であれだあれ。





朝7時から、これから山を登る人間が食べるものとはとても思えませんが、その辺は深く考えないことにしよう。在来線グリーン車は贅沢とはおもいますが、堂々とこのマイフェイバリット崎陽軒チャーハンを食うための必要条件と思えばまあしかたない。沼津到着が8時40分とかその辺になることを考えると、発車と同時にちんたら食べ始めないとさ。しかし、いつ食べてもこのつめたいチャーハンはなぜにうまいんだ。まあちょっと離れた所へ行く気持ちの高揚感とやらがスパイスにはなっているんでしょうけど。

この電車の終点が沼津なので、特段車内で寝ても問題はない状況。しかしながら、昨日社内での時間活用のため購入した新渡部稲造の武士道を読んでみることにしました。何をかっこつけているんだとか言われそうですが、正直かっこつけてるだけです。ええ。というか、もう一回整理して書くつもりなんですが、日本人として思考や行動の礎となるものは何かと考えたとき、おそらくそれは古事記日本書記をはじめとした古典であり、鎌倉から江戸まで続いた武家社会による精神内在を国外に紹介しようとした武士道も然りというわけで、一度ちゃんと読んでみないとと思うとるわけですよ。で、本も読み進んでいると、藤沢で前の席に座ってきたやつが後ろの席へ会釈することなくカーテンを閉じた上で窓際の椅子を全下げしてきたその瞬間椅子を蹴りあげてやったんです。はい。人相をチラ見したうえで、カーテンを閉じる=確実に寝ることを見越してのことで、そのお方は結局通路側に椅子をかえてお休みを始めた模様でした。よしよし、というか、おまえの何が武士道だと言われても仕方ないんだがさ。





定刻通り沼津駅に到着。スイカ清算ができない仕打ちを受け、、、そうそう、もうエスパルス文化圏ってことにショートトリップを実感。駅前のローソンで、水を買ってバス停も確認。どういうコース取りにしようか。多比という南の拠点までバスでいくか走っていくか。あるいは北の香貫山から南下するか。北上プランの方が、彼方に見える富士山が徐々に近づくということでプランとしてはチャーミングだ。多比までおおよそ直線8km。さてどうしようかなと思った矢先のこと。


ウエア類全忘れ





ここまできてこれに気付くかな。さてどうしてくれようか。


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人生何回目かのひとり湘南マラソン

2013-05-05 10:07:12 | Trainning

GW一日め。そこはかとなくいとまをもろうたものの、朝の出だしが少し遅くなった。早起きできれば沼津アルプスという選択肢もあるにせよ、万が一できてても連休中なんていったらいかん場所だよあそこは。いくなら代休をいっことらなあかん平日じゃないと。

青梅も同様で、このペースでいけばスタート10時半とか11時。弱い。ということで、比較的近隣で何かとなれば湘南134号。

というわけでやってきた鎌倉。スタートは10時で、まあ14時位までちんたら走れば十分だ。さすがに行楽日だけあって横須賀線の人出は多いんですが、鎌倉のいっこ前の北鎌倉ではトレッキングというか、いかにも丘陵歩きの恰好をした方がわんさか。都心近郊で駅の改札出てすぐに歩けるってのは極めて魅力的だからなーと考えつつも、この辺の開拓も視野に入れないとなんて思っているとあっという間に鎌倉へ。

スタート前にトイレに向かうと、女子トイレがおおよそ40人とかの行列。いろんな要素があるにせよ、目的地到着最初の行動で出鼻くじかれまくりというか、込み合う時期に来る場所じゃないよなこの辺はなどと横目に見ながら用件を済ませ、コンビニでドリンク購入後さっさとスタート。





由比ヶ浜のかなたには何か島影が。googleマップを開くとどうやら伊豆大島の模様。伊豆大島トライアスロン大会も今年で3年続けての欠場となり、ホノルル組の皆様への不義理も続いて申し訳ないと思いながらも、トライアスロン大会の中で最も多く出場したレースということもあり、思い入れもかなりのもの。51.5kmの自己記録を出した会心のレース運びができた年もあれば、体調不良を無理して出場した夜に発熱バタンキューしてたり、レース後温泉に入って上がったとたん嘔吐したこともあったっけか。そういった記憶が島影を見るたびに脳裏を駆け巡る。いや、いい思い出にするのは構わんが、またいつか、日ごろの練習の成果を全力でレースにぶつけられる日を自分の手でたぐり寄せにゃならん。前の週末にひさびさにバイク60km走ったこともあり、こういう心のガソリンは注入されたばっかの今日。まずは五月晴れの下まずはLSDをじっくり堪能せねば。





134号を走っているととにかくランナーが多い。ローディも多い。そしてランナーの方々はすれ違うたびことごとく会釈やお手上げとかで挨拶をしてくる。そういや、2006年とか神崎川あたりでロード転がしてるとみんながみんな会釈してきたことを思い出してきた。久しぶりながら妙に新鮮だ。風は少しばかりの冷たさをまとうものの、日差しの暖かさが相殺するような感じでほんとに気持ちよく走りやすい。でも、公道でDHバーにぎって疾走はいかがかとおもいますぞ。





稲村ケ崎を越えると砂鉄まみれの砂浜のかなたに江の島が。唯一でた湘南国際マラソンの第一回目のスタートゴール。いつかはフルマラソンに再度という思いはないわけじゃありませんが、やっぱりハードルは相当なもんだと強く思う。それはそうと、江ノ電沿線のこのへんはとにもかくにも人だらけ。11時ちょっとすぎたあたりってのに店という店が大行列。いたしかたなしか。





江ノ島でちょうど一時間、ってところで車線の向こうのパンケーキ屋さんではちょっとどうしようもないレベルの行列。おそらく80人はいたかと思いますが、御苦労!のひとことだ。江ノ島みちにしても、このへんも水族館絡みもありとにかく人が多い。ここから海岸線に出れば少しは、、、かわらんかった。って天気いいししょうがない。





一時間ほど潮風とさざ波と波打ち際のみなさんの歓声を堪能しながらも、サザンビーチあたりになってくると、そろそろ過疎ってくるというか、走りやすくなってきた。ホテルパシフィックwを横目に見て湘南大橋を渡るとそこはもう平塚だ。相模川が大河にみえてくるよほんと。

しかしながら、平塚に入ってすぐのデニーズ入り口では、倒れているローディーとその取り巻きと停車している一台の車が。生死にかかわるレベルではなさそうでしたが、車が巻き込みかロードが突っ込んだかはともかく、連休初日にこれはお互いしんどい。つくづく、ロードの怖さばかりが心をちくちくと突き刺してきてしかたない。長時間のエクササイズでは自転車ほど優れているものはないと心から信じますが、いかんせん事故リスクを考えるとほんと怖くてしょうがない。河川敷走ってるとすぐに加害者になりかねないしさ。





花水川を超えるともう大磯。景色が湘南色から変わり始めるところで、道路標識では小田原まであと20キロとかそこいら。時間は三時間をとうにこえ、、、スーパーアイテムがいっこあるんで、水分さえ取れれば、という向きもありましたが、マメができかけている現状からすればこの辺で手じまいが望ましそう。そもそも、近年の運動不足の中ではここまで23kmちんたらと走りきれているのはまあ悪い話ではない。いずれどこかで小田原までいければそれでいいでしょう。ほら見栄も晴れるじゃないですか。「こないだ鎌倉から海岸沿いに走ってたら気分良くなってつい小田原まで行っちゃったよhahaha!」とか。まあ、こんなこと言われた日には何がつい小田原までいっただこのやろうと蹴りのいっこでも入れますがね。


***

そんなこんなで幸先いい四連休初日となりました。それよりもなによりもなにが痛恨かって帰りがけ平塚でのセレッソ戦が観戦できなかったことでして。しかも曜一朗さん2ゴールだし。はぁ。





翌日はまあ、、、人の多さよりも、広大さと起伏を考えるとけっこういいトレに使えそうという感触を持ちましたよ。はい。個人的にはこどもの国よかおとなのく(ry


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アーキテクチャーをさがしに

2013-03-03 18:10:40 | Trainning

2月なのに最高気温16℃を記録してしまった如月最終日。代休取得でやることに乏しいこともあり鶴見川を散策してみることに。こんな春一歩手前のぽかぽかした気候をさして「ほんとぽかぽか陽気の小春日和ですね」なんて言ってみたい今日この頃。言ったところで周りが無反応な気がしてならんのだが大丈夫だよな。うん。。。





新横浜までくると出てくるこのカラフルなアーキテクチャー。建築中建造物フェチではないものの、、、これは新道路の柱のはずなのになぜにこんなに色鮮やかなのか。まあいいけどさ。





後ろを振り返ると、日産スタジアムが川向こうに。7万だか入るスタジアムだけあってかさすがの大きさ。チャリで中走ったときは大してでかかないなとか思いましたが、400mトラックをチャリで駆け抜ければそりゃああっちゅうまや。一度だけ桜組のサッカー見に行きましたが、二階席はさすがにでかくてあんまり見えなかったんだよな。試合もアド香川乾三人前にいるだけで審判も茸組贔屓だしさ。





中山を越えていくとそこはグリーンラインの車庫。はまりん号は残念ながらいなかった様子。乗るたびにズーラシアへいきたくなるナイスな電車なんですが、最近事情があってグリーンラインユーザーではなくなったのがなぁ。





東名青葉インターのぐるぐる建造物のところでユーターン。まだまだ進んでもいいんですけど、、、。





スタートゴールの綱島駅で26km。30まで伸ばす一手な気もしなくもないんですが、昼飯がさらに遅くなり夜にも響いてくるんでこの辺で妥協。タンパク質の不足が顕著な気がしたんで、ステーキのけんにいったのですが、いやああの店のカレーってほんとおいしいんだ。ガーリックライスとの相性抜群でさ。え?けんとかいう店に行ったお肉の感想でございますか?さいきん記憶が今ひとつでよく覚えてないんだなこれがhahaha...。


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青梅に紅葉を見に行ってしてやられた話

2012-12-02 18:37:00 | Trainning

いろいろあって連休終了後の月曜日がお休みとなってしまったので、昨年に引き続き紅葉を愛でに青梅方面まで旅することに。

去年は、軍畑から多摩川の渓流沿いに奥多摩まで登りましたが、今年は距離を延ばして青梅から軍畑までは青梅なんとかハイキングロードとやらをすすんでから、去年のコースに突入しようという腹積もり。まあそのハイキングロードとやらはニアリーイコールで青梅トレイルのコースとなるわけで、来春30kmエントリーできるか否かを占う意味できわめて重要な視察になるはず、という目論見もあり。加えて、そこそこの距離を走る上でのグリコさんの減り具合を見るとか、個人的にはけっこうな意味を持つイベントになりそう。雨降り予報も、三時からとかいう話だしなんとかなるでしょうか。

まずは立川に向かい青梅線へ突入。連休明けの南武線のどんよりとした空気と混み具合がなんともいえない感じですが、まあよそはよそ。しらんよ。





青梅下車後、永山公園へつながる階段の入り口。見事だ。





永山公園にて。手前は枯れ木で奥がこれまた紅葉となっとりますが、手前のが実は見事な桜でして。青梅トレイルのときはすこし咲くには早い時期なのがざんねん。ウェアを着替えて、脇のほうからハイキングロードに突入します。今回は、蛍光ピンクの半袖ウィンブレ+化繊ノースリーブシャツにトライアスロンスパッツという装い。山に入るのに防寒対策が皆無という香ばしさはいかんともしがたいですね。
(というか、今回のルートは、前半は左側に伸びる尾根道、後半は右上を走る青梅街道に登ることで簡単にエスケープできるということも計算済みなので念のため)





緩斜面と(走るにはいささか)急な斜面が繰り返されるハイキング道とが織り交じる4回とか5回とか見てきた道。普段は見逃してきたこういういい景観(ここのレース写真と同じポイント?かな)をのんびり見られるのも悪くない。富士山が見えるポイントなんかもあるみたいですが、あいにくの曇天模様でざんねん。





そうこうしているうちに、左側の景色も林になってきて林間道路に突入してくるあたりから、

it begun to rain

スタートして10分も15分もたってないんだけどね実際。せっかく青梅まで来たのにこれかよガデムだいたいおなかの調子もうまいことピットインを繰り返して準備万端にしてきてるってのにふざけんなこのやろう。

なんていいたくもなりますが、案外雨はぽつぽつでしかも山の中を走っているのでそんなに危害はない状況。もちろん、ウィンブレのフードをかぶって、バッグも防水カバーをまとってというところですが、運がいいことに山の中なんで風とか吹いてこないので寒さは全くない。しかし、数年来ろくに着た記憶がないんですが、ウィンブレが防寒防水にここまで役に立つとはびっくり。10度なくて、強度もそんなに高くないとはいっても最後まで寒さを感じなかったのは強運としか言いようがない。





上り下りをのんびり進んでいくと分岐が、、、レース用の道しるべがまだおいてある。たしかここをまっすぐ入って、オープンを過ぎた後崖みたいなとこ一気に下って集落に入るんだっけな。来年は15kmにするのか、無謀に30kmにするのか。まだまだ決めきらんね。





そのオープン。

一部紅葉してはいますが、してようがしてまいが相当にいい景色なのはいつものこと。企業植林地だそうですが、あんまり育ってほしくない気もしなくもない、ってここが視界をさえぎるレベルまで生い茂るころにはもうこんなとこ走ってないよきっと。





し、知っていたのか雷電!で有名な雷電山。もうそろそろハイキングロードもおしまいになるはず。ここからの下りの階段は斜度がかなり強烈。なんだかんだいって路面もお湿り始めてきているので、とにかく滑らないように一歩一歩。





下界が見えてきた。

ってちょっと雨強くないかこれ。水はけが少しばかりいいニューバランスさんはあっという間に水浸し。ウィンブレ効果でそんなに体の濡れ感はないものの、そこそこ降る雨ではいずれはずぶ濡れだ。それに、足が冷えるってのはけっこう体にきやすいんだなこれが。そんなこんなで、軍畑駅まで降りてきたところで、終了にするかせめて御嶽駅まで河川敷を走るか少し考えてみた。いや、考えなくても携帯水浸しリスクやそのそも石はしるのに滑りやすいってのを考えるに選択の余地なくの終了。まあそうだ。駅でお着替えをして無念の帰路に。2時間たってないのにもったいない。うーん。

こんなわけで、紅葉もなにも本番な部分はおあずけという悲劇に。まあこういう日もあるさ。ちきしょう。


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丹沢アゲイン

2012-09-24 23:12:51 | Trainning

9日訪問の丹沢表尾根縦走をようやく書き終わるところでの再訪。そんなに山が気に入ったのかとか山ガールとおいたしたいのか、まったくそういうことはなく、運動時間と運動量とを鑑みるに、最も効用が高いのが丹沢アゲインという結論での行動となったわけでして。そもそもは、伊豆大島一周40数キロ走りきるとか、箱根5区登りきるとかそういうのをやるつもりが、体力と時間との板ばさみにあってしょぼしょぼしょぼとスケールダウンしているかなしい現実と添い寝しているだけなんですよじっさい。それと、なんか左足首がまだ本調子ではないので、走るよりかは山歩くほうを選んだという事情もあり。

で、今回も保育園のお迎えにそそくさと行くというミッションがあるというか、ようはケツの時間がきまっとるわけで、やったことがないルートは全力で避けたい。なので、丹沢の塔ノ岳に登って、その先の丹沢山まで行って引き返すプランニング。さらに先の蛭ヶ岳まで行きたかったんですが、それはまたの機会に。まあ、丹沢縦走とかなってくるとまたSくんに声掛けするとしよう。





再度の渋沢レッツゴー。小田急渋沢からバスで大倉まで行くのは前回同様、ながら出発が家を出たのが若干遅くなってしまいかつ今回はバスの接続が悪く、スタートが9時半と一時間遅れとなってしまいました。





加えてこの天候。天気予報は問題なかったはずだし、ついさっき渋沢ではピーカンなのに、引きが悪かったか。

曇天模様どころか、歩行を始めてから10分もしないうちに降雨開始。しかも結構強めの雨降り。モンベルのハイドロパックつきリュックは雨用カバーまでついているスグレモノ。使うことなんかないだろうなと思っていましたが、結構お役立ちでほっとしたというか、そもそも山登ろうってのに、天気予報も大して確認せず、雨対策を何にもしとらせんってのは問題かと思われますが、たぶんこのひとは一度いたい目にあわないとわからないんだろうなくきっと。





しばらくして雨は収まったものの、あたりは霧まみれ。マヌーサかなんかかかったような視界の悪さ。いや、マヌーサなんてかけたこともかけられたこともないんですがね。このあたりで思うところがあり、丹沢山までは行かずに塔ノ岳での引き返しを決意。視界がよくない中未踏破ルートを単独で挑戦するのは場合によってはかえる時間に差しさわりがありそうという理由。それでも、概ね4時間くらいはやまを楽しめそうってのでそれはそれで悪くはないレベル。

雨降って足元もよくな、、、ってたしかに路面は石が多いところもあるんですが、そんなにオープンではないこともあってか、地面が滑りやすくなることもなく影響は軽微なもの。あとは前回と同じ景色をたどるのみ。今回は単独行なので、後輩のSくんに引っ張ってもらった前回よりもタイム落ちも十分ありうるのかなというわけで、目標はプラス10分で2時間30分あたりでのんびりいいくかね。まあのんびりも何も走るわけでもないしさ。

などと思ってると、スパルタ調教師がいたんだよほかにさ。このモスキート野郎め

歩行とはいえ、すこしきつい登りになるといささか無酸素運動気味の強度まで上がるので、ときおり息が上がるわけですが、両膝に手をおいて深呼吸をするその瞬間。藪蚊が寄ってきて脚に止まるのがふた呼吸めのところで、ここまでおおむね5秒ほど。

ようは立ち止まって5秒も経つころには、keihさんの血をいただこうとする奴が吸血準備完了してしまうわけなんですよ。なので、立ち止まったところがズバリ絵にかいたようなマジで血を吸う5秒前状態でして。はい。渋谷はちょっと苦手だよもう36にもなるとさ。しかしあのヒロスエさんがまさか灰皿に以下自主規制。





とかなんとかいってるうちに塔ノ岳頂上到着。ここで、時間は2時間15分と前回よりまさかの5分短縮。まあ要因は、コース理解と登山順応に気温の大幅低下と、なによりもモスキートさんのスパルタ追い込みでしょうかね。はてしなくむかつくけどさ。





頂上で5分ほどぐるぐるとまわってののち補給なしで下山。天候と平日ということもあって、人は3組のみ。前回と違って疲労感は薄めってやっぱり2回目ってのは大きいと思う。しかし、何よりも残念なのはいわゆるいってこいコースの後半ってなんにも書くことがなくて。まあ足怪我しないように滑らないようにとかしかなくてさ。

そんなこんなでしたが、下山するのに1時間30分を超えてしまったのは少しばかり後悔の材料で、無事にゴールしたのが1時半過ぎ。まあおむかえも問題ないレベル。運動内容等は以下の通り。

Time3:53'47 Distance19.45km HR/AVR142 3505kcal

頂上徘徊が4分半ほどなので、塔ノ岳往復で3時間50分ってのが記録でしょうか。まあ普通の登山の人と比べるのも荷物面とかあるんであんまりアレですが、近いうちには往復3時間半でなんとかシメられればいうことないんですけどさ。うーん。


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丹沢行軍チャレンジ 総括編

2012-09-20 09:23:51 | Trainning




マーベラス





ファンタァスティーク


ああしつれいしました。これは丹沢帰りでの厚木での一幕、でございまして。はい。夕方4時から全力で焼きまくりでございました。はい。まあなにより、タイムサービスでサッポロの生210円ってその時点でカーニバルとフェスティバル確定というものでした。ってそうだそうだ、丹沢行軍のふりかえりでした。肉を焼いているとなんかそのことばっかり頭がいっててですねははは。とくに厚木ってシロコロとかあるわけじゃないですかねぇ。


***

人生初登山、というにはいろいろと違いが多い気もするんで、まあ登山風トレとでもいえばいいんでしょうか。われわれともう一名くらいだったし半袖半ズボンでやまのぼってんのなんてさ。荷物なんてほぼ手ぶらみたいなもんだし。

まあなによりも、ペース自体は速くはないながらも無事に完歩できたことが第一でしょうか。一般登山者標準タイムで概ね7時間のコースを5時間ゴールはそう悪くはないのかな。そして何よりも、怪我はもとより何よりも転倒・足首ひねりすらなかったことは非常に大きかった。後半はそうとう恐る恐るな区間だらけで、運動強度不足な気もしなくもありませんでしたが、初回ってのと最終的にはけっこうアップアップだったのでこの判断に誤りはなかったかと。なんせ額面上は5000カロリーオーバーだしさ。そりゃあ疲弊もしますよ。

なので、持久系トレーニングとしては極めていいモノではあるのかな、という印象。今回のように登りっぱなしだとけっこう筋トレになるし、塔ノ岳往復くらいであれば登山シーズン始まる前にもう一回くらいサクッといっとかないとね。

あとは水飲みすぎというか、そもそも登山というか夏のエクササイズは向いてないんだろうな。痛風予防に普段から水飲みすぎなのはここにきて響くけど、もう少し水分摂取量を減らした方がいいのかもしれない。しかし、暑いさなかにトライアスロンとかやってたきもしなくもないですが、なんだったんでしょうかあれはね。


なんにせよ、たのしいひと時でした。新しい世界の扉を開いてくれた後輩のSくんには感謝だね。うん。


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丹沢行軍チャレンジ 表尾根縦走編

2012-09-18 21:46:52 | Trainning

消費カロリーも時計上は2000kcalを超え、体中を軽く疲労感が包み込む中での尾根縦走のスタート。正直重力にあがなう動作はもうご勘弁なお願いをしたいところでいしたが、ここからは概ね下り基調なのでまあ何とかなるはず、といささか楽観的な思いを胸に抱いての歩き出し。





つい先ほどまでは、残暑が厳しいざんしょとばかりにこれほどかとお日様の照り付けがあったわけですが、あたり一面霧か雲かそういうのに覆われての尾根。地面も石が散らばっているとさすがに走れない、というか左足首がいまだにうずいている現状では、いっこ捻りが入るだけでも致命傷だ。走りたくて走りたくてうずうずしているSくんをイライラさせながらのトコトコとした巡航。





すると視野がオープンに。先ほどは登りの上のほうの人が視界に入るとなるといやな気分になったりしますが、こんどは尾根道に沿って植生がない部分、すなわち道のところにぽつんぽつんと人影が。尾根を下って鞍部を越えて登りがとかそういうこの先の道が、先ほどとは違うスケールで開けていく感じ。





正直、この感覚は青梅の三山あたりでは得がたいもので、もう少し雲が邪魔しなければそれは立派な尾根筋が、というところでしょうけどあんまり立派すぎる(=上り下りが激しい)のもそれはそれでご勘弁ですが。

そして、鞍部を通るたびに吹き付ける通り風。灼熱の日差しとは縁遠い涼しい、下手したら涼しいとことか寒い風が思いっきりぶち当たってくる。汗まみれでずぶ濡れのウェアには地獄のような冷風だ。
向かって右側には秦野の盆地は、、、曇っているため開けていないのは残念。ピーカン照りなら相当いい景色なご様子でしたがこれはまたのお楽しみって所か。あとは2・3箇所の鎖場。そのままでは登りにくい岩崖に沿って鎖が打ち込んであり、これを引っ張っての登る格好。まあ雨が降っているわけではなく、別段スリップしやすいこともないのでさほどの難関でもないわけですが、シーズンにはえらく渋滞メーカーとなってしまうとのこと。下手に滑ろうもんなら、、、考えたくもないなこれは。今回は走ったりしているわけではないので、そういう時間を要するケースになったとしてもあんまり焦る必要もないのがまあいい。





下界は彼方へという三ノ塔手前(たしか鳥尾山)からの景観。多少の上りも交えながらも、基本的には下りメインだったこの尾根縦走で、唯一の登りとなる三ノ塔アタック。たかが100mほどの登りとはいっても、ここまで4時間ガシガシ歩いていると結構疲弊してきたので少々心配。ってことで、この登りの前にチャージで経口保水液を一気に服用し登りにかかりますが、、、3歩進んでとまって3歩進んで止まって繰り返し。恥ずかしながら、体がかなりいっぱいいっぱいになってきているようだ。平均心拍で160での4時間はさすがに効く。いささかぼおっとしながらもふおそのへんからかなりガサガサと動く何物かがいたんでみてみるとあらあらスネイクさんこんにちわだったり、そういうので気を紛らしながら、、、このアップ100mはハードだ。しかし、経口保水液はあんまり効きがよくないのがざんねん。ってか経口保水液が効きまくりな状況自体危機的なもんなんで、、、ねぇ。

三ノ塔からゴールのヤビツまではもう下るのみ。そうはいっても気を緩めずちんたらの歩き。レース終盤とかでたまに感じてきたからだの体力をすり減らしてもう貯金がなくなって、とかそういう疲労感に近いものを感じての下り。しなしながらSくん曰くは、

「いやあ転倒してないんでそんなには疲れてないはずですよ」

などと仰せられ。疲労の基準が転倒の有無で判断かよ、などと因縁をつけるわけではないですはい。たしかに、転ぶと痛いし汚れるからいやだという幼稚な理由もさることながら、とくに左足首の痛みが増す事態だけは避けたい一心。多少落差のある下り階段なんかも一歩一歩下りる感じで決して飛ばさず、また石路面のダウンヒルでも、「ブレーキなんかかけようとするから怖くなるんですよ」などと、オリエンのレース中みたいなアドバイスをいただきながらも、気にせずじっとりじっとりという下り。





ヤビツ峠へもう間近というところでのバンビの親子。へびさんには会いましたが、運がよかったのか、丹沢名物のヒルもクマーも会うことなくラッキーな一日。





これはヤビツ峠の道路を若干逆に向かっての湧き水ポイント。500mlペットに入れた分を一気に開けて、詰め込みも実施。ナイスボーナス!ではありますが、どこかルート上にあったらほんとうれしかったのにね。でも、商売しているのか、何十リットルも車に積み込んでる方々がいたけど、、、いいのか。

ここからヤビツ峠までちんたら歩いてのゴール!でした。そこからはバスで秦野まで一気に下りてから鶴巻温泉経由で帰ったわけですが、、、あそうそう記録は以下の通り。

Time5:10'03(10分休含)、Distance23.69km、HR/AVR151、5088kcal


総括というか思うこともたくさんできたんでその辺はまた次回に。

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