携帯がない。
間違いなく言えるのは、あの分岐から後でのロストだ。だってついさっきメモったからさ。ついでにペットボトルの水も落としてた。ああ、地図落としてた時点で、何故にこういうことに注意をはらえないのか。だいたい、さっきの道を右に曲がっとくべきだったんじゃないのか。
かるく自己嫌悪になりながら、二三度あたりを往復。枝でひざ下を何度か切ってて完全にオリエンでツボった状態で完全にダメだこりゃなシチュエーション。だいたい、さっき古里からの道で、トレーニング遠征ってほとんど挫折しとるよな淡路島ライドや島原半島ライドに去年の霞ケ浦に、、、といやな気分になったばっかじゃん。まずは、水は見つかりましたが、携帯はだめだ。まあまあ、おぼっちゃんの写真は別に保管しているし、メモリもそんなに困らん、、、わけじゃないけど最悪ブログで告知すれば誰かしら連絡はくれるはずなんでいいや。これを機にスマホデビューかな、なんて前向きな思いをしてた矢先、
目の前に光るものが。
絶望が希望にメタモルフォーゼ。まずは安堵感いっぱいだ。しかしこの時点で12時半と早くもスタートして二時間。奥多摩は少し遠そうな気もしなくもないわけで、一旦古里まで戻って次回再アタックも悪くはないかなという考えも。まずはさっきの分岐まで戻って、エスケープルートとか思ってた右にお箸を渡ってみるあれでどこまでいけるか行ってみようかということに。
だれもこんなアップトレイルなんか頼んでねぇよちきしょう。
そうはいっても結局は、このルートが正しかったようでして、。
なんだこの高さは。行き先ボードもちょっとよくわからん気もしなくもありませんけどさ、鳩の巣駅ってのがあるみたいで、そこへ向かえばいい、、、ってやっぱり地図落としてしまったのが尾を引いた格好。さっきの看板で、「鳩の巣方面は橋を渡る」なんて書いてあったのを見るにつれ、準備不足だったんだなとかるく後悔。
下りの途中で少し補給をした後に、一度多摩川を渡り、、、ってやけに高い橋だ。さっきのランドスケイプといい、高所駄目な人には向かないのかもしれないね。
国道沿いトンネルを迂回するとまた多摩川を渡り再度渓流にインなんだとか。しかし、ほんとわかりやすいイラストだ。
おいおい
ちょっとまて
そういうことだこれは。さっきよりもさらに秘境感いっぱいじゃねぇか。ちょっとありえんぞまじで。
ゆだんしてるとこんな階段登らされるし。たまらん。
ダムだ。看板地図ではダムを渡らずに左奥に進める道があると書いてあるんですが、、、なんか見当たらん。たぶんあるんでしょうけど、今日はこういう判断が裏目に出る日にちがいなさそうなんで、あとは青梅街道を走ってゴールに向かおう。少しつまらんけど、帰りの時間を考えるとこれも一つの判断だ。
それにしてもいい景色だ。ほんとに飽きない。
最後はまたの道走りとなりましたが、無事に奥多摩駅駅近くのもえぎの湯に到着。そっこうどぼんでしたよ。ははは。
次回は、帰るまでとまとめって感じで。
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