この三連休最終日が、河口湖マラソン改め富士山マラソンの開催があったそうな。これまでの河口湖を一周走らせるか二周走らせるかだけだったコース設定を、一周と西湖までのバスコースの二つに設定。そして、定員を一万人増しての参加者リミット23000人でのリニューアルというかバージョンアップ。いや、人が少ないほうの一周コースでも後半いいとこまで馬群を抜け出せてないようなレースとかブログに書いとるひともおったぞ。なんぼ景観がよかろうとも、あの道幅ではどうにもオーバーキャパなスメルがしてならない。
そして紅葉シーズンで、そんなにキャパがない周辺の宿に加えて、都内からの電車参加が事実上不可という時間割りを組んでしまった結果が以下の通り。
渋滞巻き添え、ランナー多数出走できず 富士山マラソン
25日に山梨県富士河口湖町で開かれた第1回富士山マラソン(日刊スポーツ新聞社、同町など主催、朝日新聞社など後援)で、会場周辺が交通渋滞した影響で、スタートに間に合わず参加できないランナーが相次いだ。約2万3千人がエントリーしたが、実際に走ったのは約1万8千人で、最大で約5千人が間に合わなかった可能性がある。
大会事務局は公式サイトにおわびを掲載。時間に間に合わず走れなかった人に参加費を返金する方針だ。
事務局によると、当初は遅れて到着した人も順次参加させていたが、参加者同士が交錯する危険があると判断し、途中からスタートを打ち切ったという。3連休の最終日で、会場周辺は前夜から車で混み合っていた。駐車場の誘導がうまくいっていなかったと指摘する参加者もいた。
大会は、富士山の世界文化遺産登録への機運を高めようと、昨年まで36回続いた「河口湖日刊スポーツマラソン」の名称やコースを改めて開催。エントリーが前年より約1万人増えていたという。
http://www.asahi.com/national/update/1125/TKY201211250464.html
引用ここまで。
規模拡大前でも、当日参加だと現地入り5時とかそんなんでないと難しかったような記憶もあったようななかったような。今回はオフィシャルバスツアーとやらでも二時間遅れとかそういうのとかで、まあご愁傷さまとしか言えない状況。だいたい36回もやっといてノウハウがあればここまでの増加は無茶だとわかるだろうし、申込時の駐車場券の発行と振り分けを行なうなり、甲府や山中湖への宿を分散誘導させるとか策ねっとかないとねぇ。というか、毎年スタートは氷点下前後になるのにこんだけ参加者増やしても滑り出しのトイレ渋滞でこけるひとも多かろうに。
とまあ、運営をなじるのは簡単な話でしょうけどさ。しかしながら、あの透き通った空の先の富士山を常に視界に入れて乾いた空気の中、美しい湖畔を最高の気分で走ることができるコースだけに、ほんともったいない。まあ、来年(があるのなら)は人数減らしてから、でしょうかね。
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