しかし、こんな真夏に二俣尾駅に朝から降りる人ってのもほんとに皆無に近い状態。青梅以降の青梅線の車内は夏でもハイカーの方々に占拠されている状況ですが、おそらく靴がランニングシューズってのはkeihさんだけでしょう。二俣尾駅で下車して、青梅街道を青梅方面に少しだけ逆走した道沿いのセブンで物資購入。
水と氷と持参の羊羹で。背中のハイドロパックは3リットルまで入りますが、背負う重さを勘案するとベストはどうも2リットルまでか。まあそんなペースあげるわけでもないのでいいのかな。なお、麦茶はすぐ飲む用。
どうみてもハイキンガーな面もち。ええ、誰もこんな軽装で山になんか入るわけがないのですが、誰がなんといおうと自己責任って奴だ。しるか。かるくストレッチをして時刻は9時半を回るあたりで、いよいよスタート。
興味深い看板は軍畑大橋そば。今年はレースもうなしとおもうとさびしい限りながらも、こういうのを見るにつれやっぱこれでよかったのかなという思いが去来。なんにせよ、モチベーションが上がらないしなんか目標を持てるレースが思い当たらない状況では致し方ないかな。で、ここから渓流に入ってしまえばいつものあれ。
4回目となれば感激も少なくはなりますが、しみじみ心が洗われるひととき。
御岳駅のところで渓流は終了し、青梅街道と青梅線を越えて、墓場の脇の道から三山コース突入。この時点で時計の針は36分ほどで、心拍数もおおむね140-150とこれからの運動強度と傾斜の上昇に備えての数値としてはいい感じかと。
とかいいながらいざ山に入ってみると、いきなりジグザグと登りに登らされて心拍数もかるく170を越えてきた。ってまあこれは予測の範疇というか、ここからしばらくは上り基調のはずなのでがんばりすぎずにモリモリ歩くしかない。しかし気になる点として登り始めて5-6分ですでに2か所のクモの巣が道に張っていること。あんまり人が通らないとは思えないのにさ。まあ活動が活発なんでしょうかねきっと。しかし、山に入って気付くサングラスチョイスミスはまいった。木陰が多いところでの色濃い目のサングラスは全く役に立たないというか正直危険のもとだ。もったいないけどこれはすぐにカバンの中へ。
惣岳山までは上りっぱなしかというとそういうわけでもなく、ほんの一部ではありますが尾根走りコースもあるため、軽くジョグをしながら上がりっぱの心拍数を整えるアクセントもあるかんじ。
スタートして50分ほどでこの標識。コンタリング気味に惣岳山・岩茸石山を巻いて高水山に行くルートがあるということでしょうかね。もちろん今回は採用せずにこのまま進む形に。
まっすぐ進むと社があり、その奥には惣岳山頂上の標識があってそのお隣は青渭神社とのこと。山に入ってここまで一時間ほど。標識を確認してすぐに岩茸石山へ。
惣岳山頂上をスタートしてすぐに尾根下りですが、そこで待っていたのはすごい斜度のごつごつとした石壁。落ち着いて両手で石を持ちながら下ればなんてことのないレベルのものですが、秋なんかに来た日には渋滞待ちが過ごそう。というのも、この高水三山コースはインターネットのどこ見ても今回のコースと逆回りの軍畑起点の東からのコースレポばかり。それはすなわちここは皆さん登られる個所となるわけで、登り優先のルールにのっとり人いたら強制待機なわけだ。人がいるところでのトレイルランなんてやったことないんで、ほんと何も考えずマナー違反とかしそうだよほんと。しかし何枚か写真撮ったけどここはほんとうまくとれなかったよベイベ。
この岩さえすぎれば、走れよおまえみたいなこんなビューティフルな道もミックスしつつ、頂上まであと0.1kmまでやってきた。こういう頂上を尾根迂回路していきましょうってのも悩ましいところですが、悩む必要なく頂上へ。
頂上への尾根道へ着いたらもう青空全開。ほんの少しのぼればもうそこは岩茸石山。惣岳山からは25分ちょっととか。岩っぽい下りで時間かかったのと、登りで時間を要した印象がなくここはあっという間という印象
ポケットから羊羹を出してよく噛んで栄養補給。最近スーパーとかコンビニで羊羹を注意してみるようになってしまいました。決してお茶請けとかではないんですけどね。個人的には抹茶セットがある山崎派に入っておりますです。
ほんとうはこんな景観を眺めるための高水三山でしょうけど、写真二三枚撮ったら終了で次の場所に。味気ないけどハイキングにきたんじゃないんだぼく。
次の高水山頂上へは20分ほどで到着。尾根走りくらいの印象しかありませんです。はい。最初の惣岳山までの登りに比べると、次の二山は尾根辿りメインとなるため、味気なさについてはまあ致し方なしか。ここから左に落ちると常福院。青梅高水山トレイルランの30kmコースの折り返し地点のアレだ。
折角なので、手を合わせて参道を降りていきますが、、、階段を降り切ったところを右に行けば確実に軍畑方面へ行けるのですが、おそらく左に降りないと高水山トレイルのコースとは一緒にならないはず。地図も正直あんまり頼りにならないので、今回は一般的なルートで降りることにしますが、、、このへんから足元がおぼつかなくなってきた。べつに酔っ払っているわけではなく、オリエンの時代から左足首をひねる癖があり、この高水山の下り始めで本日都合4度目のひねりでちょっと痛くなってきた。とくに3回目4回目は時間をおかずにやっており、すこしつかれて集中力が落ちてきているのかな、と思ってた矢先のこと。
加えてこの高水山からの下りは足元が石メインで、底の薄いランシューズにはすこし厳しい。ときおり道間違ってるんじゃないかと思わざるをえないような下りを降り切ると、もうそこは登山道のスタートとなる砂防ダム。
ここからは舗装路を下る一方。あっという間に雷電山というか青梅丘陵ハイキングロードとの分岐となる平溝橋に到着。ちょうどここに差し掛かるところで背中の2リットルの水もなくなったところ。平溝橋そばには自販機もあり補給は簡単にできるところでしたが、あとのスケジュール(風呂入って食事して青梅の先から横浜まで帰って保育園のお迎えに行くのと翌日からの帰省の荷物準備)を考え、しかも左足首が少し痛いってのも鑑みるに、ここは帰宅の一手となってしまいました。あんまり走ってないので、ハイキングロードのダウンヒルも捨てがたいのですが致し方ない。
こうして、軍畑駅まで軽くジョグして終了。この後は電車に乗って河辺駅の前の温泉施設でひとっ風呂してからの帰宅となりましたが、やっぱ河辺の風呂はいいよねという結論になりました。で、タイム等は以下の通り。
Time : 3:15'21
Distance : 17.50km
HR/AVR : 152
Calories : 3245kcal
という内容。二俣尾から御岳までは36'50のラップなので、高水三山に要した時間は2時間40分ちょっとという内訳。一般登山者で3時間半から4時間かかる模様なのでまあこの内容は悪くないのかな。決して速くはないと思いますが、さて。
***
というまたもチャレンジ不発に終わってしまった高水三山から青梅へのハイキングでした。とはいっても、惜しかった点はサングラスチョイスと足元をよく確認して走れってこの二つくらいのもんで、3時間ランとかのおかげか疲労感はあまりなく回りきれた感が強く、充実感あるトレイルとなりました。近いうちにリベンジを、などと思ってたらその翌週再度訪問することになってしまいましたがまたも大きく散ってしまってですね。はい。ここはまた次回にということで今日はこの辺で。
丹沢の塔は秋が深くなる前にぜひいきませう。
こんど、丹沢の塔でも行きましょう。アップ1300、距離16キロ、4時間くらいで青梅に毛が生えたくらいだと思います。