◇ニューヨークタイムズが今月7日に発表した「2023年に行くべき52か所」の旅先リストに「盛岡」が・・・。
◇「歩いて楽しめる秘境」と紹介し、ロンドンに次ぐ2番目として紹介されています。
◇この記事を見て思い出すのは、やはり30年程前に訪れた「シカゴ」ですね!
◇高架鉄道「エル」に囲まれた「ループ」と称するシカゴの中心街は、徒歩でも回れるくらいの距離。
◇「暗黒街シカゴ」のイメージがありますが、アメリカの中でも安全な街だと言われています。
◇アメリカ第3の都市で、近代建築の宝庫でもあり、郊外には、F.L.ライトの遺作も多くあります。
◇実際に歩いてみても、それほど危険な街という感じは全くなく、普通でした。
◇でも、日本のように安全ではないので、充分に注意していますが・・・。
◇ちなみに、映画等で描かれている「暗黒街シカゴ」は、少し離れた旧市街地とのこと・・・。
◇で、オヘア空港からバスでの移動中、ちょっと寄り道・・・ループ地区から南へ10分ほどの位置???
◇シカゴで最初に訪れたのが「イリノイ工科大学・クラウンホール」です。
◇F.L.ライトと並び、20世紀の三大巨匠のひとり「ミース・ファン・デル・ローエ」の作品ですね!
◇ひと目で「ミース」の作品と分かる、シンプルな暴露鉄骨造の建物です。
◇学校が休暇中ということもあって、誰もいなさそうだったので、ちょっとお邪魔虫をしまして・・・。
◇なんと建築科の教室ではありませんか・・・なんか、ちょっと嬉しい~!
◇なお、私が言うまでもありませんが、もうひとりの三大巨匠「コルビジェ」の作品が日本にあります。
◇上野にある国立西洋美術館で、7か国17作品の一つとして、2016年に世界文化遺産登録されています。
◇その後ループの中に行き、徒歩で気ままな「シカゴの街中建築探索」・・・の散歩です。
◇お目当ての「カーソンビリースコット百貨店」を発見し、その前へ・・・・
◇F.L.ライトの恩師「サリヴァン」の代表作で、曲線的な花の模様のデザインが得意との事・・・。
◇聞けば、ライトが直線的幾何学模様を得意としたのは、「サリヴァン」の花模様の曲線美の影響とも・・・。
◇それって、反骨精神ということなのかなぁ~・・・???
◇それとも、曲線から直線への変更により斬新性を狙うバージョンアップなのかなぁ~・・・???
◇ただスキャンダルで失脚し、復活したライトの晩年は、曲線的デザインに回帰しますね・・・???
◇その代表例が、カタツムリの曲線美を持つ、ニューヨークのグッケンハイム美術館。
◇でも、自然界の態様をデザインに活かすことへの執着は、生涯、忘れていない気がします。
◇あくまで、独断と偏見ですが・・・。
◇と、また余計な戯言を綴り、また私の30年ほど前の思い出話しにお付き合いさせてしまいましたね。
2023年2月16日 by エコピープルおじさん(一級建築士、エコ検定合格)