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人も社会も、成長と負荷を切り離して、落としどころを考える。

エコピープルおじさんの思い出話「リバーフォレスト&オークパーク」

2023-02-23 08:50:30 | 日記

◇「ロビー邸」を後にして、F.L.ライトの遺作住宅の宝庫(約80棟ある)「オークパーク」に向かいました。
◇オークパークには、建築観光客用に案内所がありますので、まずは情報収集・・・地図を購入。
◇最初は、隣のリバーフォレストの一番端にあるにある「ウィンスロー邸」からです。
◇どの住宅も居住者がいますので、内部を見ることはできません・・・外観だけです。
◇注意事項は、決して、敷地内に足を踏み入れないことだそうです。
◇銃社会のアメリカでは、敷地に足を踏み入れて銃殺されても、文句は言えない(合法だ)そうです。
◇敷地境界石らしきもの以外に、敷地境界線上には、生垣も塀もありませんので、要注意なのです。

◇「ウィンスロー邸」の最初の印象は、日本のテレビのコマーシャルで見たことがあるような・・・。
◇もう随分以前の話になりますが、三井ホームがよく使っていましたね!
◇三井ホームは、今でも水平線を強調したライトデザインに拘った外観を演出しています・・・。
◇その後「オークパーク」では、建築家F.L.ライトの原点である、自邸(ミュージアムとして公開)を見学。
◇「ロビー邸」同様に内部撮影禁止なので、内部の記録は購入した「ガイドブックと絵はがき」だけです。

◇聞いた話ですが・・・ライトの師匠である「サリヴァン」は、住宅設計が嫌いとの事でした。
◇師匠が嫌いな仕事は、弟子にとっても嫌いな仕事になりますよ!・・・評価されないですから・・・。
◇ライトは結婚をして子供もいましたので「生活の為」という下世話な憶測をしてしまいますが・・・、
◇師匠が嫌いな住宅設計を一手に引き受け、「プレーリー住宅」の概念を作り上げていったようです・・・。
◇ライトに設計の才能があった事は勿論、その才能を活かす機会を掴む事にも長けていた気がします。
◇後世に生きる我々に対して、人の嫌がる仕事に大きなチャンスが潜んでいる事を諭している気がします。
◇残念ながら、生活の為なのか、師匠に内緒でアルバイトの設計をし、師匠の逆鱗を食らったとか・・・。

◇このオークパークでの一番の事件は、何と言っても、チェニー夫人とのW不倫駆け落ち事件ですかね!
◇ライトは、全ての名声と家族を捨てて、チェニー夫人とヨーロッパに駆け落ちした話はあまりにも有名。
◇この事件で第一期黄金時代の幕引きとなってしまいますが、天才というのは、凡人には理解不能です!
◇チェニー邸は「プレーリー住宅」の傑作の一つで、3月は木々も枯れていて、撮影には好都合でした。
◇ついでですが、「プレーリー住宅」と称するここの一連の住宅は、ほとんどが100年住宅ですからねっ!
◇やはり建物は、造りっ放しではなく、こまめなメンテナンスが大切なようです・・・。

◇見学の締めは、東照宮の複核プランを真似たと言われている「ユニティー教会」へ・・・。
◇諸説あるようですが、ユニティー教会設計前に、F.L.ライトは来日し東照宮を見ているようです。
◇その空間的・機能的構成のアイデアをユニティー教会の設計に取入れた???との世間の見解です。
◇実は、私はトイレに行きたくなり、観光案内所に戻るしかなく、ツアーの皆さんの行動記録がない。
◇従って外観写真だけで、皆さんが受けた説明や内部見学の有無については定かではないのです・・・。
◇徒歩で見学したリバーフォレスト&オークパークの思い出話に欠落部分がある事・・・ごめんなさい!

◇オークパークからは、途中、治安の悪い地域を通る「エル(高架鉄道)」に乗って、シカゴ市街地に戻りました。
◇日本では電車後方に車掌さんがいますが、ここでは編成の中央部分にいるとの事で、みんなでその近辺に乗車。
◇ツアー参加者は一塊になって緊張の時間・・・気の小さい、私だけかなぁ~?・・・でした。
◇と、また余計な戯言を綴り、また私の30年ほど前の思い出話しにお付き合いさせてしまいましたね。

2023年2月23日 by エコピープルおじさん(一級建築士、エコ検定合格)
コメント
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