暮らす、生きる、繋がる、持続可能な未来

人も社会も、成長と負荷を切り離して、落としどころを考える。

エコピープルおじさんの思い出話「シカゴの夜」

2023-02-27 08:52:59 | 日記

◇宿泊したホテルからよく見えるというより、ほとんど目の前って感じのトウモロコシのような双子ビル。
◇バートランド・ゴールドバーグ設計の「マリーナ・シティー」です。
◇高層部がアパートで下層部(19階)が駐車場で、ホテル、レストラン等も入っている複合ビルのようです。
◇どこからが駐車場か分かると思いますが、下層階とはいえ高層ビル駐車場なので何となく危なそう~・・・。
◇安全配慮は充分されているようなのですが、実は、ここから落下した車が1台だけあるそうです。
◇スティーブマックィーンの遺作映画「ハンター」で、この駐車場からの墜落シーンがあったそうです。
◇私はこの映画を見ていませんが・・・。

◇アメリカ第3の都市「シカゴ」の最後の夜ということで「シアーズタワー」からの夜景を見ることに・・・。
◇当時は「シアーズタワー」と称していましたが、2009年に「ウィリスタワー」に名称を変更したとか。
◇まるで飛行場の夜景のように、整然とした「シカゴの夜景」を望むことができます。
◇エレベーターで展望室に着いた瞬間、エレベーターに乗っていた観光客全員が「ウォー!」と歓喜の声。
◇いつも思うのですが、外国の人って、感嘆表現が物凄く素直でストレートですね!
◇勿論、安全確保のために、ホテルからタクシー、帰路もタワーのタクシー乗り場から乗車しました。
◇アメリカでの安全注意事項は、決して、流しのタクシーを拾わないことですから・・・。
◇言うまでもないですが、配車係のお兄さんや運転手への「チップ」は、忘れていないですよ!

◇折角ブルースの聖地「シカゴ」に来たのですから、シカゴの夜は「極上のブルース」を聞こうと・・・。
◇「マリーナ・シティー」の1階に「House of Blues」というチェーン店のライブスポットがあります。
◇写真からも分かると思いますが「マリーナ・シティー」はホテルから通り沿いにすぐの位置にあります。
◇路地を通ることもなく、車の通行がある通りだけの「5分程の歩行」ですので、徒歩で行きました。
◇立ち席であれば予約の必要はなく、カウンター横の小さな丸テーブルでノンビリ演奏に耳を傾けました。
◇演奏者は地元のアマチュアらしいのですが、日本のプロよりも心に響くブルースを聞かせてくれます。
◇基本的に私は「フルバンドのスウィング」の方が好きなのですが、「ブルース」もいいですねぇ~・・・。
◇ローリング・ストーンズやエリック・クラプトン等も、シカゴブルースの影響を受けているとか・・・。
◇知らんけどぉ~・・・???

◇シカゴの夜道を、ホテルまで歩いて帰る・・・意気投合したツアー参加の数名の学生と一緒に・・・。
◇夜道ですが、大通りだけだし、数人いるし、徒歩でも危険は少ないかも?・・・と、何となく解釈し・・・。
◇たった5分ですが、巡回パトカーに2度も遭遇し、夜の街の安全確保への市の意気込みを感じました。

◇余計な話ですが、ホテル近くのピザ屋さんで、意気投合した学生数人と共に夕食をした時の話ですが・・・。
◇皆さん「ビールが飲みたい!」と言い、奢る事自体は、やぶさかではないのですが、約1名21歳!
◇アメリカではアルコールは22歳からで、若く見える日本人は、店員さんのチェックが厳しいのです。
◇青い目のブロンドの美人が、ひとりひとり年齢を聞いて回ります・・・私は聞かれなかったけど・・・。
◇ビールが特に好きではない私がミネラルを頼み、店員さんが去ってからグラスを交換したのです・・・。

◇ということで、夜景とブルースを満喫したシカゴの夜でした・・・明日は、ライトの傑作「落水荘」へ・・・。
◇と、また余計な戯言を綴り、また私の30年ほど前の思い出話しにお付き合いさせてしまいましたね。

2023年2月27日 by エコピープルおじさん(一級建築士、エコ検定合格)
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エコピープルおじさんの思い出話「リバーフォレスト&オークパーク」

2023-02-23 08:50:30 | 日記

◇「ロビー邸」を後にして、F.L.ライトの遺作住宅の宝庫(約80棟ある)「オークパーク」に向かいました。
◇オークパークには、建築観光客用に案内所がありますので、まずは情報収集・・・地図を購入。
◇最初は、隣のリバーフォレストの一番端にあるにある「ウィンスロー邸」からです。
◇どの住宅も居住者がいますので、内部を見ることはできません・・・外観だけです。
◇注意事項は、決して、敷地内に足を踏み入れないことだそうです。
◇銃社会のアメリカでは、敷地に足を踏み入れて銃殺されても、文句は言えない(合法だ)そうです。
◇敷地境界石らしきもの以外に、敷地境界線上には、生垣も塀もありませんので、要注意なのです。

◇「ウィンスロー邸」の最初の印象は、日本のテレビのコマーシャルで見たことがあるような・・・。
◇もう随分以前の話になりますが、三井ホームがよく使っていましたね!
◇三井ホームは、今でも水平線を強調したライトデザインに拘った外観を演出しています・・・。
◇その後「オークパーク」では、建築家F.L.ライトの原点である、自邸(ミュージアムとして公開)を見学。
◇「ロビー邸」同様に内部撮影禁止なので、内部の記録は購入した「ガイドブックと絵はがき」だけです。

◇聞いた話ですが・・・ライトの師匠である「サリヴァン」は、住宅設計が嫌いとの事でした。
◇師匠が嫌いな仕事は、弟子にとっても嫌いな仕事になりますよ!・・・評価されないですから・・・。
◇ライトは結婚をして子供もいましたので「生活の為」という下世話な憶測をしてしまいますが・・・、
◇師匠が嫌いな住宅設計を一手に引き受け、「プレーリー住宅」の概念を作り上げていったようです・・・。
◇ライトに設計の才能があった事は勿論、その才能を活かす機会を掴む事にも長けていた気がします。
◇後世に生きる我々に対して、人の嫌がる仕事に大きなチャンスが潜んでいる事を諭している気がします。
◇残念ながら、生活の為なのか、師匠に内緒でアルバイトの設計をし、師匠の逆鱗を食らったとか・・・。

◇このオークパークでの一番の事件は、何と言っても、チェニー夫人とのW不倫駆け落ち事件ですかね!
◇ライトは、全ての名声と家族を捨てて、チェニー夫人とヨーロッパに駆け落ちした話はあまりにも有名。
◇この事件で第一期黄金時代の幕引きとなってしまいますが、天才というのは、凡人には理解不能です!
◇チェニー邸は「プレーリー住宅」の傑作の一つで、3月は木々も枯れていて、撮影には好都合でした。
◇ついでですが、「プレーリー住宅」と称するここの一連の住宅は、ほとんどが100年住宅ですからねっ!
◇やはり建物は、造りっ放しではなく、こまめなメンテナンスが大切なようです・・・。

◇見学の締めは、東照宮の複核プランを真似たと言われている「ユニティー教会」へ・・・。
◇諸説あるようですが、ユニティー教会設計前に、F.L.ライトは来日し東照宮を見ているようです。
◇その空間的・機能的構成のアイデアをユニティー教会の設計に取入れた???との世間の見解です。
◇実は、私はトイレに行きたくなり、観光案内所に戻るしかなく、ツアーの皆さんの行動記録がない。
◇従って外観写真だけで、皆さんが受けた説明や内部見学の有無については定かではないのです・・・。
◇徒歩で見学したリバーフォレスト&オークパークの思い出話に欠落部分がある事・・・ごめんなさい!

◇オークパークからは、途中、治安の悪い地域を通る「エル(高架鉄道)」に乗って、シカゴ市街地に戻りました。
◇日本では電車後方に車掌さんがいますが、ここでは編成の中央部分にいるとの事で、みんなでその近辺に乗車。
◇ツアー参加者は一塊になって緊張の時間・・・気の小さい、私だけかなぁ~?・・・でした。
◇と、また余計な戯言を綴り、また私の30年ほど前の思い出話しにお付き合いさせてしまいましたね。

2023年2月23日 by エコピープルおじさん(一級建築士、エコ検定合格)
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エコピープルおじさんの思い出話「シカゴのロビー邸」

2023-02-20 08:51:57 | 日記

◇F.Lライトは、シカゴのオークパークに自邸を構えて、数多くの住宅を設計しています。
◇それらの住宅の特徴は、水平に翼を広げたような水平線を強調したデザイン・スタイルの住宅です。
◇「プレーリーハウス」と称され、自然との融合を図る「有機的建築」思想の一環なのだと思います。
◇「ロビー邸」は、その「プレーリーハウス(草原住宅ともいう)」の集大成かもしれませんね?
◇少々治安が悪い地域に隣接している中で、比較的安全と言われている「ハイドパーク」にあります。
◇近くにシカゴ大学があり、治安の悪い地域に隣接しながらも、治安が良い要因だと聞いています。
◇近辺には、「ヒュートレー邸」を始め、複数のF.L.ライトの作品があり、外観だけ見学。

◇「ロビー邸」は、ミュージアムとして予約が必要で、入場料を取って見学者を受け入れています。
◇勿論、事前の予約済みで、よく覚えていませんが、定刻に入館することが出来たと記憶しています。
◇プレーリーハウスは、水平線を強調するために、高さを抑えるデザイン・スタイルですので・・・。
◇その高さを図りたいところですが、見学者が多い中で、なかなか難しく、悩みましたが・・・。
◇その軒下で、同じツアー参加者に「ちょっと、そこに立って!」と言って記念写真をパチリ!
◇彼は身長約190㎝ということですが、頭が軒の天井にくっつきそうです・・・。
◇やっぱり高さを抑えていますねぇ~・・・。
◇諸説あるようですが、聞いた話ではライトの身長が150㎝位だったことも要因の一つとの事。
◇実は、ライトの肖像写真の中に、足元を写したものが一枚も無いそうです。
◇その驚きの理由は、厚底靴を履いていて、それを「知られたくなかったのでは?」との憶測です。
◇ふむ~・・・ライトって「ぽっくり」履いていたんだぁ~・・・知らんけどぉ~・・・?

◇ロビー邸を見学したあと、午後、チャーター・バスでオークパークに向かいました。
◇オークパークでは、同じツアー参加の若い人達が「絵はがきを出したい!」とのことで郵便局に寄り道。
◇そしたら「ロビー邸」の切手がある記念切手シートを販売しているのを発見!・・・みんな大喜び!
◇勿論、私も即購入・・・ベーブルースの切手もありますし・・・
◇タイトルの「The Dawn of the Twentieth Century」って、「20世紀の夜明け」って訳すの???
◇でも、ほかの切手が何の切手なのか、分からない・・・ごめんなさい!
◇ついでですが、後ほど頂いた「F.L.ライトの肖像画」の切手も、本ツアーのアルバムに収めました。
◇F.L.ライトって、こんな顔をしています・・・。
◇背景に、F.L.ライトの晩年の名作「ニューヨークのグッケンハイム美術館)」が写っていますね!
◇と、また余計な戯言を綴り、また私の30年ほど前の思い出話しにお付き合いさせてしまいましたね。

2023年2月20日 by エコピープルおじさん(一級建築士、エコ検定合格)
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エコピープルおじさんの思い出話「アメリカ近代建築発祥の街・シカゴ」

2023-02-16 09:01:31 | 日記

◇ニューヨークタイムズが今月7日に発表した「2023年に行くべき52か所」の旅先リストに「盛岡」が・・・。
◇「歩いて楽しめる秘境」と紹介し、ロンドンに次ぐ2番目として紹介されています。
◇この記事を見て思い出すのは、やはり30年程前に訪れた「シカゴ」ですね!
◇高架鉄道「エル」に囲まれた「ループ」と称するシカゴの中心街は、徒歩でも回れるくらいの距離。
◇「暗黒街シカゴ」のイメージがありますが、アメリカの中でも安全な街だと言われています。
◇アメリカ第3の都市で、近代建築の宝庫でもあり、郊外には、F.L.ライトの遺作も多くあります。
◇実際に歩いてみても、それほど危険な街という感じは全くなく、普通でした。
◇でも、日本のように安全ではないので、充分に注意していますが・・・。
◇ちなみに、映画等で描かれている「暗黒街シカゴ」は、少し離れた旧市街地とのこと・・・。

◇で、オヘア空港からバスでの移動中、ちょっと寄り道・・・ループ地区から南へ10分ほどの位置???
◇シカゴで最初に訪れたのが「イリノイ工科大学・クラウンホール」です。
◇F.L.ライトと並び、20世紀の三大巨匠のひとり「ミース・ファン・デル・ローエ」の作品ですね!
◇ひと目で「ミース」の作品と分かる、シンプルな暴露鉄骨造の建物です。
◇学校が休暇中ということもあって、誰もいなさそうだったので、ちょっとお邪魔虫をしまして・・・。
◇なんと建築科の教室ではありませんか・・・なんか、ちょっと嬉しい~!
◇なお、私が言うまでもありませんが、もうひとりの三大巨匠「コルビジェ」の作品が日本にあります。
◇上野にある国立西洋美術館で、7か国17作品の一つとして、2016年に世界文化遺産登録されています。

◇その後ループの中に行き、徒歩で気ままな「シカゴの街中建築探索」・・・の散歩です。
◇お目当ての「カーソンビリースコット百貨店」を発見し、その前へ・・・・
◇F.L.ライトの恩師「サリヴァン」の代表作で、曲線的な花の模様のデザインが得意との事・・・。
◇聞けば、ライトが直線的幾何学模様を得意としたのは、「サリヴァン」の花模様の曲線美の影響とも・・・。
◇それって、反骨精神ということなのかなぁ~・・・???
◇それとも、曲線から直線への変更により斬新性を狙うバージョンアップなのかなぁ~・・・???

◇ただスキャンダルで失脚し、復活したライトの晩年は、曲線的デザインに回帰しますね・・・???
◇その代表例が、カタツムリの曲線美を持つ、ニューヨークのグッケンハイム美術館。
◇でも、自然界の態様をデザインに活かすことへの執着は、生涯、忘れていない気がします。
◇あくまで、独断と偏見ですが・・・。
◇と、また余計な戯言を綴り、また私の30年ほど前の思い出話しにお付き合いさせてしまいましたね。

2023年2月16日 by エコピープルおじさん(一級建築士、エコ検定合格)
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エコピープルおじさんの思い出話「カリフォルニア州マリン郡庁舎」

2023-02-13 08:49:03 | 日記

◇サンフランシスコは、雨も少なく気候もいいし、魚介類も美味しい、日本人が好む街だと思います。
◇そんなサンフランシスコから車で30分程の処に、F.L.ライトの遺作「マリン郡庁舎」があります。
◇自然環境の中に包まれるように配置され、山側から見れば、庁舎の屋根しか見ることができません。
◇自然環境との融合を図って設計する建築家F.L.ライトの思想の痕跡を垣間見ることができます。
◇「日本大好き」の建築家らしく、庁舎内には、日本庭園を感じさせる庭の設計に余念がないようです。
◇設計の一番のポイントは、デザイン性にあるとの論評ですが・・・うむっ?・・・私には説明能力不足。
◇外観の「1:3の比率」の円のディテールの意図は・・・記録がなく説明不能・・・ごめんなさい!
◇ついでに、すぐ裏手にあるライトが、唯一手がけた国の施設「郵便局」も、外観だけですが見学です。
◇マリン郡庁舎と一緒に設計しているようですが、ライトは国の施設の設計が嫌いで、唯一の作品です。

◇今更ですが、F.L.ライトは、20世紀の三大巨匠と称される有名なアメリカの親日建築家です。
◇日本で最も有名な作品は旧帝国ホテルで、関東大震災に耐え、当時、救護センターとして活躍しました。
◇残念ながら金銭感覚が少々異質のようで、あまりの予算オーバーにオーナーが激怒した逸話があります。
◇おかげで、帝国ホテルの完成レセプションを待たずに解雇され、米国に傷心の帰国とのこと・・・。
◇しかし関東大震災で「東京壊滅」情報に一度は落胆したものの、直ぐに訂正テレックスが入ったようで・・・
◇「あなたが設計した帝国ホテルは無傷です。救護センターとして活躍中です。」との意図のようです。
◇この情報を彼は直ぐに全世界に発信したとの事で、名声確保の術についても、天才的な気がします。
◇それにしても、予算度外視で設計できるのは、やはり、別世界の人ですね・・・。
◇ついでですが、若い人たちに「テレックス」って、どんな機械か分かるかなぁ~・・・。

◇と、逸話には事欠かないアメリカの建築家「F.L.ライトの遺作巡り」の旅の手始めです・・・。
◇3月下旬のサンフランシスコの晴れた日は、半袖のポロシャツでもいいくらいの気候でした。
◇今は高齢者になりましたので発熱量も低下して、この頃のような薄着は無理ですが・・・。
◇デパートに行くと「傘」の売場が無かった記憶があります・・・雨が少ない事を実感・・・。
◇ちなみに、当時、西海岸の建売住宅を見学すると、雨樋が無い???・・・雨少ないんだぁ~・・・。

◇今は無いサンフランシスコ日航ホテルの横に日本人の女将さんが経営するお寿司屋さんがあり・・・。
◇30年前に訪米した頃は、まぐろは「赤身」が重宝され、「トロ」と同じ値段だったのを記憶しています。
◇テーブル席では、英語での応対でしたが、カウンター席の中の会話は日本語でした。
◇接客する店員さんは日本人ではないのですが、カウンター内の板さんは皆さん、日本人のようです・・・。
◇店の名前は覚えていませんが・・・お寿司、美味しいかったです・・・今でもこの店あるかなぁ~?
◇と、また余計な戯言を綴り、また私の30年ほど前の思い出話しにお付き合いさせてしまいましたね。

2023年2月13日 by エコピープルおじさん(一級建築士、エコ検定合格)
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