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エコピープルおじさんの思い出話「折角ニューヨークまで来たんだから街中を散策しよう!」

2023-03-09 09:01:52 | 日記

◇ニューヨークまで来ましたので、建築物は勿論、好奇心を湧きたてての街中散策です。
◇地下鉄もタクシーも危険がいっぱいなので、マンハッタン島を、とにかく歩け歩け・・・。
◇まずは有名な「5番街」へ行き、城を模して上階部分に23金の金箔の王冠を持つ「クラウンビル」へ。
◇ウォーレン&ウェットモア建築事務所の設計で、1921年竣工のルネッサンス様式の建築物です。
◇フムーン・・・ちょっぴり金ピカお城気分???近くには、元大統領がいたトランプタワーもあります。
◇隣が「ティファニー」本店で、トランプさんが当選した頃、近辺警備の関係で近寄る人が激減したとか。
◇それだけが原因ではないのでしょうけど、以降「ティファニー」の営業成績が超低迷しているとか・・・。
◇店舗2階では雑貨も販売していて、ティファニー図柄のトランプ・カードをお土産に買いました。
◇包装はティファニーなので、帰国後、受け取った女子社員は、まずはびっくり!・・・下心疑惑???
◇でも、中身はトランプ・カードと分かり安心し、ティファニー図柄なので喜んでくれました・・・。

◇古い建物が多いニューヨークですが、イタリア・ルネッサンス様式の建物が目を引きますねぇ~・・・。
◇当時、ニューヨークパレスホテルのパブリックスペースとして利用されていた、旧ヴィラード邸(1885年)。
◇褐色の砂岩を用いた邸宅で、中庭を囲む「コの字形」の平面プランが印象的でした。
◇ホテルのパブリックスペースなので、お客の顔をして図々しく内部を観察・・・何も言われなかった。
◇街中散策中に、ミース・ファン・デル・ローエの作品「シーグラム・ビル(1958年)」を見つけました。
◇シカゴで、イリノイ工科大学を見学させてもらっているので、何か親近感がわいてくるビルです。

◇ミッドタウンを後にソーホーに向かうと、そこはカーストアイアン(鋳鉄)建築の宝庫でした。
◇当時は、若い人たちの起業の場として有名だったらしいのですが、今は違うみたい?????
◇現在、鉄骨建築物に使用されているスティール(鋼鉄)は、炭素含有量が0.04%~1.7%なのですが・・・
◇スティールができる前のカーストアイアン(鋳鉄)は、炭素含有量1.7%で、少々もろい鉄なのです。
◇19世紀の建築の繁栄を支えてきており、鋳型を使ったプレハブ建築の原型を作っているとの事。
◇F.L.ライトも、プレハブ方式には大いに興味があったと聞いていますし、設計の中にも垣間見られます。
◇でも、メンテが行き届いている建物はいいのですが、錆が浮き出ている建物も多々ありました。
◇それにしても、これだけの鋳鉄建築物(古い建物)の塊が残っていることは、凄いことだと思うのです。

◇最後にマンハッタン島の先端「バッテリーパーク」まで行きましたが、徒歩紀行で時間が足りません。
◇従って、「自由の女神」には行く時間が無く、ただ「見てるだけぇ~・・・」でしたが・・・。
◇当時はまだあったミノルヤマサキ設計「貿易センタービル」展望台からのスカイビューを楽しみました。
◇帰りは、おそらく気の小さい私は勇気を振り絞って、地下鉄を利用して帰ったのではないかと思います。
◇覚えていませんが、地下鉄を利用しないと、夕暮れまでにホテルに戻れませんから・・・。

◇余計な話ですが、帰路の空港ラウンジでノンビリしていると、地響きのようにガラス窓が震えました。
◇何があったのかと滑走路を見ると、超音速旅客機コンコルドが離陸しようとしていました。
◇こんな飛行機を飛ばして地球がびっくりしないのだろうか?・・・と、余計な心配をしてしまいました。
◇と、また余計な戯言を綴り、また私の30年ほど前の思い出話しにお付き合いさせてしまいましたね。

2023年3月9日 by エコピープルおじさん(一級建築士、エコ検定合格)

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