◇本年度の建築士受験講座「建築法規」の非常勤講師の仕事が、終わってしまいました!
◇熱心に取り組むと、結構大変(重労働)だけど、終わってしまうと、なんか、寂しいぃ~・・・!
◇折角、知識を積み上げてきたので、次世代を担う人の為に還元することを考えようと思います!
◇まずは、9月に控えている設計製図試験を見据え、建築法規を重ね合わせてみることを試みてみます!
◇お題は「鉄筋コンクリート造の観光客向けのゲストハウス(簡易宿所)」だって!
◇えっ???建築基準法に「ゲストハウス(簡易宿所)」という建築物は・・・ないよっ!
◇建築基準法上の建築物として考えられるのは、「旅館」もしくは「住宅(民泊)」かなっ???
◇「旅館」であれば、旅館業法に基づく簡易宿所の営業許可が必要となるようで、厳しい方で考えます!
◇ということで、「ゲストハウス」と「バックパッカー」のイメージをCopilotに描いてもらいました!
◇「ドミトリー」という表現も必要なのですが、良く出来ていると思いません???
◇法制度の中身を見ると、宿泊日数が年間180日を超えると、旅館業法の「旅館」に該当するようです!
◇宿泊日数が年間180日を超えなければ、住宅宿泊事業法の「住宅(民泊)」に該当するようです!
◇そう言えばコロナ禍前に、自宅マンションを中国人観光客に貸して、問題になりましたよねっ!
◇ここは、オーバーツーリズム対策にも配慮し、お題の趣旨は、法的に厳しい「旅館」が適切かも?
◇でも、二級建築士試験ということを考えると、住宅宿泊事業法の「民泊」という案もあるかも???
◇最終講義で、受験対策として製図課題に法規を重ね合わせて知識の習得状況を確認しましたが・・・
◇一つミスったのは「用途規制」において製図のお題を出す以上、これに反する事はないという思い込み!
◇ところが、学科試験の用途規制で「ホテル(旅館と法制度上同じ扱い)」が出題され、学生が間違えた!
◇しかもその学生が間違えたのは、この問題だけ・・・悔しいぃ!・・・満点が取れたのにっ!
◇製図のお題と法制度との照合で、法知識の確認をしようとしているのに、私の不注意なミスでした!
◇コロナ後のインバウンド景気の中、オーバーツーリズムへの配慮をしながらの「ゲストハウス」のお題!
◇以前からメディアで、外国人のバックパッカーが利用する宿泊施設として話題なのですが・・・!
◇残念ながら私はゲストハウスに泊まったことがなく、このお題は「無知」に近い・・・ごめんなさい!
◇宿泊場所(階層式寝台?)や設備(浴室、便所?)を多人数で共用する空間を作るのは、結構、難しい!
◇以前なら男女別という短絡的に解決する案が主流でしたが、価値観多様性の時代で課題は山積みかも?
◇ホテル・旅館として考えれば、設計は、ある意味で易しいけど、採算がとれる事業にはならないっ!
◇バックパッカーのユーチューブを見ると、1泊2,000円前後???東横インでも今時8,000円するよ!
◇真面目に考えれば、ゲストハウスという名の簡易宿所のゾーニングと動線計画は、結構大変かも???
◇案外、LGBT対応のアイデアを、この試験で募集しているのかもねっ???・・・知らんけどぉ~・・・!
2024年7月11日 by エコピープルおじさん
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