北海道函館市の建築設計事務所 小山設計所

建築の設計のことやあれこれ

宇佐八幡 その2

2016-08-08 17:33:59 | 日記
おそらく一番最初の宇佐八幡は、「小椋山(亀山)」だけの小さな八幡様で、境内案内図では

南大門と書いてある南側から、goo地図では宮迫公民館とあるところの脇の「百段」とある

南から北に上る階段の登り切った正面に社殿があったのではないでしょうか?









とても良い参考になる地形図を見つけました。(上が北、下が南。)



(「国東半島かぜ発信」さんhttp://kunisakikaze.photo-web.cc/有難う御座います。)



両側の舌状に、御許山(おもとさん)からのびた山の端と山の端の間に、小さな「小椋山

(亀山)」だけが独立して、ピョコンとあるのが良く判ります。等高線の間隔からすると、

「小椋山(亀山)」の南面と東面は相当に急峻な斜面で、南面には社殿とずれてますが真っ

直ぐな階段があります。現在は広い宇佐八幡の敷地の裏側でしかないように思えるかもし

れませんが、実は、この南面の階段こそ、当初の八幡様の社殿への階段だったのではない

でしょうか?(このあたりの事情は、飛鳥坐神社も同じでは、、、?)



残念ながら、「小椋山(亀山)」の裏側の写真は、いくら探しても見つかりません、、、。





チョッと小さいですが、航空写真を見つけました。(北の周防灘から南を見ています。)





写真の中央の上に「御許山」(おもとさん)とあります。





御許山です。





宇佐八幡の元宮・奥宮の大元(おもと)神社と、いろいろな磐座(いわくら)などがあるよ

うです。




Youtube 見つけました。





でも、この Japan As it Truly is のシリーズって、

題材の選定も選曲も、何だか、あやしくありませんか、、、?

フジヤマ、ゲイシャ、 じゃないんだから、、、。

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宇佐八幡 その1 

2016-08-08 09:18:29 | 日記
大分県宇佐市の宇佐八幡の地図を探してみると、北を下にしている地図が圧倒的に多い。

(ここでは宇佐神宮ではなく、山川出版の日本史教科書の、道鏡・和気清麻呂で出てきた

宇佐八幡のほうが馴染みが良いし、全国の八幡様の親分なので八幡の表記にします。)



境内案内図も北が下







goo地図の北は、もちろん上 (だから上の「境内案内図」とは上下さかさま。)






境内案内図に「上宮」(じょうぐう)とある社殿は、実は「小椋山(亀山)」と書いてある、こ

れまた小さな山の狭くて平らな頂の上に、無理くり後から建てた感じ、、、。


春宮神社と若宮神社の側からの長い階段(西から東)を上がると、社殿の正面(もちろん

南向き)ではなく、側面(西側)に当たってしまう。


このあたりは、このブログの『休憩 飛鳥坐神社(あすかにいますじんじゃ)』の、

飛鳥坐神社にとても良く似ています。片方は全国の八幡様の親分、片方は明日香の小さな

神社ですが、そんなに違いはありません。





春宮神社と若宮神社の側からの長い階段を登りきった社殿の西側の写真(写真の右が南)







その八幡造りの図。(立面図は右が南、平面図は下が南。)






国道10号線から、寄藻川(よりもがわ)にかかる「神橋」渡ると八幡様の表参道です。




                  宇佐八幡 その2 につづきます、、、。




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