北海道函館市の建築設計事務所 小山設計所

建築の設計のことやあれこれ

宇佐八幡 その4

2016-08-09 23:54:25 | 日記
それでは種明かしです。



写真をよく見ると、「百段」の階段は新しくて少し土の斜面から「浮いて」いるように見えま

せんか? おそらく「南大門」は御許山の南の方角に、10~15メートルくらい曳屋(ひきや)

されています。











2013年に総工費1億8千万円で、「百段」の階段を鉄筋コンクリートで作り直して、その

下に、6人乗りのモノレールが組み込まれたのです。






   株式会社 嘉穂製作所( かほせいさくしょ )(KAHO Manufacturing Co.,Ltd)









モノレールといっても斜面地の果樹農家で使っているような簡易ケーブルカー?のような

感じですが、これによってバリアフリー化されたとの事なのです。





さて、この鉄筋コンクリートの新しい「百段」の階段を一番上まで登ると





山頂の境内と同じレベルになるのは良いのですが、モノレールはその下にしか到着しない

のです。それじゃ困るんじゃないでしょうか?




Youtubeです。33秒のあたりを見ると、スチールのスロープでさらに上まで行けるように

なっているのが判ります。






(ですけど、この鉄筋コンクリートの新しい「百段」の階段は、建築基準法の「工作物」にな

るのでしたら、高低差3メートル毎に「踊り場」が必要ではなかったのでしょうか、、、?

それとも斜面の土に直接の階段ならば「工作物」じゃないから「踊り場」は必要ないのか?

でも土に直接の擁壁は「工作物」のはずですから、建築基準法って本当に難しくて良く解ん

ないですねぇー、、、。)











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宇佐八幡 その3

2016-08-09 06:23:44 | 日記
ないと思っていた『「小椋山(亀山)」の裏側の写真』なんですけど、見つけました!



「百段」とある階段の上から「南大門」越しに、御許山方向の「小椋山(亀山)」の裏側の風景



気まぐれなデジカメ館さんのブログhttp://4travel.jp/travelogue/10821759よリ


画面中央の上の方、木々と木々に挟まれて、ほんの少し見える、御許山からの山裾と山裾

の間の平地に、どのような道があって、どのように土地が利用されているかを見てみたか

ったのです、、、。(『景観の中の暮らし』的な見方とでも言いましょうか、、、。)




「南大門」から「百段」の階段を見上げたところ、、、



    今日のできごと灼熱庭の園芸日誌ときどき温泉etcさんのブログより         




この二枚の写真を見て、「アレッ」っと気付いた人は相当スルドイ、、、。




                   種明かしは、宇佐八幡 その4 で、、、。
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