北海道函館市の建築設計事務所 小山設計所

建築の設計のことやあれこれ

Santa Caterina 市場  その3

2016-08-29 11:27:13 | 日記



図面もないのも不親切かと思いまして、、、。




改築する前の、古い市場の図面



立面       




           平面     






改築後の図面



              平面     






    屋根伏               







         横断面         






    縦断面  







カーソル動かして見てみてください。






 
これだけ図面があっても、地下駐車スペースに下りるランプ(斜路)と、車両の道路からの

出入口が判りません、、、。(住居棟のプランが、いかにも怪しいんだけど、、、。)




          
つぎの記事は Plaça Sant Felip Neri (サン・フェリペ・ネリ広場)その1 です。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Santa Caterina 市場  その2

2016-08-28 16:10:52 | 日記













YouTubeの動画です。






この動画からは、「膜」のように扱われている木骨の屋根を下支えしている、逆三角断面

の長い鉄骨トラス梁が、下弦をタイロッドで引張した3組のアーチ状の鉄骨トラス梁から

吊り下げられている様子が、いまひとつ良く判らないような気もしますが、、、。




        


  

もうひとつ。





説明しているのは、エンリック・ミラージェス(Enric Miralles)さんが亡くなった後、

建築設計事務所 The studio Miralles Tagliabue EMBT Barcelona を引き続き

やっている Benedetta Tagliabue さんと思います。(違っていたらごめんなさい。)






僕は、相変わらず、裏側が好きで、、、






でも、この構造は、パッと見、株立ちみたいな集合柱?は細いわ、そのアンカー部分は

「どうなってんの?」って感じで、梁の鉄骨部材も細かったり、途中で2本が1本になっ

たり、木の集成材の梁は混ざっているわで、日本人の僕には理解不可能で、どう見ても

『アンタッチャブルな構造』にしか見えないんですけど、どうなんでしょうか、、、?



ですが、構造に問題が無いのなら、案外、この感じは嫌いじゃないと言うか、実は相当

好きです。(屋根のタイルの趣味は、、、うーん、、、???)






追記  実は、こんなのも好きだったりするんです。(明るいし、、、。でも、市場は

    陽があまり射すと食品に良くないのかな、、、? 夏は暑いだろうし、、、。)


    



    どこの駅だったかな? (London"the Tube"Notting Hill Gate station)




追記の追記  長い動画で1時間20分ちょっともありますけど、 Tgliabue さんの、

       サン・フランシスコでの講演の様子です。イタリアのミラノ生まれなの

       ですが Tagliabue さんの英語の発音は、日本人の僕にはとても聞き取 
       
       り易くて、大学受験の高校生のリスニングの教材には最適かも、、、。






       Santa Caterina市場の説明は前半の1/3くらいで(まだ小さいお嬢さん

       と男の子が出てきます。)後半のほとんどは、上海事務所もあるみたい

       で、最近の中国のプロジェクト。







                 Santa Caterina 市場 その3 につづきます。
                    
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Santa Caterina 市場  その1

2016-08-28 12:51:47 | 日記



エンリック・ミラージェス(Enric Miralles)さんは、ご自身の地元バルセロナの旧市街

のPlaça de Santa Caterina (サンタ・カテリーナ広場)で、古い市場の屋根を架け変

えるリニューアルを手掛けています。(と言うか、元の市場の建物は三方の外壁と入り口

の門?くらいしか残っていない、、、?)






工事中の写真です。










模型です。




 
    (手前の羽根状の何かの部品は、実現しなかった正面入り口キャノピーの屋根?)




少し判りずらいかも知れませんが、構造の模式図?





                   模型と工事中の写真とは向きが逆なので注意!




断面図。  二層の地下は、おそらくリニューアルの時で、地下駐車場でしょうか?

                       (ランプはどこにあるんだろう?)








古い建物の構造とは縁を切って、おそらくPSのT字RC梁が2列あり、開き止めの為に、

下弦をタイロッドで引張した、アーチ状の鉄骨トラス梁が、逆T字RC梁に直交して3組、

中央付近に架けられています。片側のT字RC梁は2スパンしかない、、、? もう片側

は建物の外に飛び出しています。







                これは、模型と工事中の写真の向きからすると裏側。



左下、断面が白く見えるT字のRC梁が見えます。「方杖状」のかなり細い鉄骨部材で、

キャノピーの構造を片側からだけで支えているように見えるんですけど、、、。(確かに

RC梁だから捩じれないのかも知れない、、、。それに木の集成材の梁と、鋼管の梁?が

混ざっている、、、。日本人は、こんな事、ようしません、、、。)





Santa Caterina 市場  その2 につづきます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

女王陛下のスピーチ

2016-08-27 15:53:30 | 日記



1954年に、世界中の英連邦国を訪問の際にAdenに寄った時、エリザベス女王は1947年に

エディンバラ公と結婚して、前々年に女王に即位したばかりで、まだ28才の若さでした。



今年90才になるのですが、1999年に、Scottish Parliament (スコットランド議会)

という議会が始まりまして、2016年の5回目の選挙の後の議会でスピーチするために、

エリザベス女王はエディンバラ公と一緒に、スコットランドに行くのです、、、。






議場の建物に到着して、スピーチの後、同じ議場を後にします。










議場まで歩いて行きます。健脚です。スピーチも明晰です。

(動画は少し長くて、女王のスピーチは最後の5分くらい。)












議場の建物は、スペインのカタルーニャ州出身の建築家、エンリック・ミラージェス

(Enric Miralles)さんの設計です。









エンリック・ミラージェスさんは建物が完成する4年前、2000年に45才の若さで

脳腫瘍で亡くなります。





           




         発病する10年くらい前、まだ30代半ばのミラージェスさん。

         右は当時のパートナーの Carme Pinós さんと思います。










コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Cisterns of Tawila  その3

2016-08-26 16:08:24 | 日記


動画をもう一つ見つけました、、、。








やはり、この手の施設は実際に水が流れていたり貯まったりしていないと、どうも具合が

悪いです。どうやら、最近は水が無いみたいで、水源のさらに上に堰堤を作ったためか?

施設全体の老朽化による水漏れか?内戦による管理放置か?理由はわかりません、、、。







おまけ アデン旧市街Crater 3分30秒にCisterns of Tawila チラッと出ます。








若き日のエリザベス女王、アデンを訪れる






ほとんど「ローマの休日」だ、、、。





追記  

     



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする