B型ゲンゴロウのブログ

見たまま、感じるまま、想うままに岐阜から発信するゲンゴロウの日記

憧れの西鎌尾根その1 新穂高~双六小屋

2019年09月09日 | 登山

金曜夜8時

新穂高の登山者用駐車場に到着

駐車場は9割ほど埋まってました

 

とっとと寝るはずが

U-18野球日本VS韓国の生中継をスマホで見だしたら寝れやしない

くやしい負け試合になって

結局寝たのは午後10時半過ぎ

監督の采配おかしいやろ!

 

 

土曜日

午前1時半起床 眠いぞぉ

ぼ~っとしながら暗闇の中

登山靴を履いて準備

新穂高登山指導センターで登山届を提出

登山者が3名ほどいました(ちと安心)

真夜中午前2時登山スタート

長い長い一日が始まり

登山地図でコースタイム17時間

明るいうちに帰ってくるのが命題

 

 


ヘッドランプだけが頼り

 

 夜明けまで真っ暗闇を進まねばならない

やっぱり怖いんですよ

「なんかでてきそう」は禁句!


ただ黙って

鈴をちりんちりん鳴らしながら

スマホで懐かしいエアサプライを流して

気を紛らわせながら進む


カミさんもまったく喋りません


 

03:15

ワサビ平小屋も真っ暗でした


 

林道が終わりいよいよ山道へ

 

 

ごうごうと音がして渡るのもちと怖い

 

 

 

 ヘッデンライトで浮かぶ

この白い丸印が頼り

 

これがないと道がわからないところもあるからホント助かる

 

 

 

 

歩き出して3時間近く

04:40

ようやく空が明るくなり始めました

夜明けがこんなにうれしいとは!

初めての貴重な感覚でした

 

 

ほっと一安心


シシウドゥケ原でお握り、パンで腹ごしらえ




 

明るくなればこわいもんなし


快調に進みます


 

 

 

 


熊のおどり場を通過


 

 

 

 


もうすぐ鏡平小屋

 

 

 

おおおお

お槍様のお出ましじゃあ~

(*^-^*)

 

 

ありがたやぁ

 

ようやく人間に会いました

鏡平山荘に泊まった人たちがカメラ片手に続々と現れる

 

 

 

 

鏡池に映る槍ヶ岳

なんて美しいんだろう

 

 05:50

 鏡平山荘




 

 WCをお借りしました


 


 

お槍様の横からあがった太陽がまぶしい

まぶしさも嬉しい

 

 

 

 

 


このまま今日一日晴れておくれ

 

 


 

 

  


真っ青な空

わくわくがとまらない

足も軽くなるけれど

決して飛ばさないように

長丁場だから無駄足を使わないように淡々と歩くのです

 

 

 

景色が良すぎて

デジカメで撮りまくりで

脚をとめては先に進む

 

 

 


06:40

弓折分岐

笠ケ岳に続く稜線まであがってきました

 

 


雲のない素晴らしい山並みに

みなさんテンション高め

わかりますよ~

 

岐阜の名峰「笠ヶ岳」


  

セルフタイマーで1枚

セットして10秒!

この距離を走るのも慌ててこけそうになる


 

 


 

 

 

 

 

そう

ここで最初に泣きかけました

この風景は

また見たかった眺めなんです

左に双六岳(すごろくだけ)2860m

右に樅沢岳(もみさわだけ)2755m

そして

真ん中奥に鷲羽岳(わしばだけ)2924m

アルプスの奥深い山並を見れる大好きなポイント


 

 

 

 

 


 双六小屋が見えてきた


 


双六小屋とテント場

奥に鷲羽岳

その左奥は水晶岳か

たまらんぞ

たまりませんぞ

 

 

 

 

 

西鎌尾根ちゃん

じっと待っててね

 

 

 


 


 

 

 

 

 

 


shigeさん夫妻と出会った懐かしいテント場

過去あちこちテント泊した中で一番好きです




07:40

双六小屋 

 

 


今日は行動食をたっぷり持参してるんで

カレーもラーメンもガマン

 

 

 

糖分補給にもいいし

「かりんとう」おススメ!

 

 

 

 

オイラは迷うはずなく大好物の氷結ガソリン450円

寝不足で本調子ではないカミさん

初めてのレッドブル400円を補給

 


 


 

 


 

 

 

大休憩して

雄大な鷲羽岳を眺めながら

本日のメインイベント

憧れの西鎌尾根に突入します

 

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