B型ゲンゴロウのブログ

見たまま、感じるまま、想うままに岐阜から発信するゲンゴロウの日記

※閉店※ 鵝鴨歡 @岐阜市雄総桜町

2019年11月19日 | 食べ歩き・グルメ

 

沖縄旅レポの途中ですが・・ 今日食べた中華のこと

 

 

鵝鴨歡 

 

なんて読むのでしょう?

漢字知識のないお頭でいくら考えたってまったく浮かんできません

 

岐阜市長良雄総の商店街にある

鵝鴨歡(がおうかん)

 

昨日のハリーさんのブログを拝見して

是が非でも早く行かねばと仕事の都合をつけて車を走らせました

未訪だったことはもちろんですが

メニューが減ってるらしいし

もしや近いうちに閉まっちゃうんじゃないか

食べれずに終わっちゃうんじゃないか

食いしん坊の不安が突き動かします

 

 

 

人気のない古いけど立派なビルの2階へ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

階段を上がると広い店内の奥のテーブルにお客さんが2人

ほっとしました

一人で切り盛りする大将は見えない厨房で調理に忙しい様子だったので

空いたテーブルでじっと待ちます

 

先客のお客さんに料理を運んだときに

「すみませ~ん」と声をかけると振り向いて

「ん? お客さん?」

「はい」

「ちょっと待っててね」

 

お客以外に見えるだろうか? 

それともお客さんが珍しいのか?

 

 

しばらくしてお水とメニューを運んでくれました

 

 

ありゃ?

ハリーさんが訪店された時のメニューと違うぞ

やきそばは値段も違うぞ(笑)

「最後のだいこんもちは今できへんでね~」

ということは3品のみ!

いいね~ 

想定外の展開

実にユニークじゃないすか 

好きですこういうの

さすがに全部は食べれないと思い2品注文してみました

 

 

 

 

紅油水餃(すいぎょうざ) 400円

 

 

注文してから

厨房からかすかに聞こえてくる大将のかけ声というか

唸るようなリズミカルな吐息というか

注文してから餃子の皮を練っているのかな?

なんて想像しながら待つこと10分ほどで登場しました

もちもちの皮も餡もいいけれど

紅油タレがウマい

辛くて初めて感じるスパイスの風味あり

バカ舌には説明ムリ

 

 

大将曰く

「これは四川省の餃子で亜熱帯みたいなとこだから漢方とか入れてる」

タレがいっぱいあまってしまってもったいない

豆腐入れて煮てもいいし、エビチリにもよさそうだし

 

 

餃子を完食して5分後に登場

 

炒麺(やきそば) 400円

ウマいウマい

でもハリーさんの食べたのと少し違うような

もやしと玉ねぎと白ごまが入ってます

探すけど

ニンニク茎は見当たらず

肉味噌ものってない

紅生姜もそえてはいない

 

旨いんだから気にしない気にしない(笑)

こんな想定外の展開が好き

 

 

先客も帰ったところだったので

「このタレはおいししいですね」って話かけたら

そこから長々といろいろ話してくれました

横浜中華街で修行して

名古屋のホテルラッシュで忙しく

岐阜に店を構えて50年(けっこうアバウトかも)

岐阜で一番の本格中華店を目指して猛烈に働いたこと

昔、子供たちを連れて車で全国隅々まで旅したこと

しっかり食べることが何より大事(医食同源)って話

料理の世界で70年になるそうで御年85歳には見えません

長く元気に働いてこられた大将のお話は興味がつきません

 

 

入り口階段から足音が聞こえてきて

「あれ? お客さんかな」

めったにお客さんは来ないのでしょうか(^^;)

 

入ってきた女性2人組(母と娘さん)に見覚えがあり声をかける

「誰やったね?」

「ゲンゴロウです」

「ああ なんか雰囲気変わったねぇ」

オッサンになったとは言わない礼儀を知るお方(笑)

 

「ここよく来るんですか?」

「ハリーさんのブログを見て初めてきたの」

って同じことしてるからビックリ

同じ情報で同じ店に同じタイミングで来るってすごいこと!

ハリーさんには人をすぐ動かす力がありますね~

 

てなことで大将が厨房に入ったところで

しばし雑談してから退店しました

知らないお店の情報ありがとうございました(^^)/

 

 

「長話してごめんね」って

大将はまだお元気ですし

「他にやることもないから店開けてるのさ」

とのことですから安心しました

また行きます

 

酒は好きで何でも飲まれるそうだから

芋焼酎を持参して一緒に飲みながら話聞こうかな(笑)

 

 

 

 

 

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