山代温泉に前泊してマラソン当日を迎えました
澄み渡る青空です
受付では1週間の体温・体調の記録、
PCR陰性証明書、免許証確認までコロナ対策は徹底されています
出走前に互いの健闘を祈って
感染対策のためグループを2つに分けて10分の時間差スタート
申告タイムが速いカミさんがなぜか後ろの組???
ハンデにもならんがお先にスタートします
フルマラソンは3000人の参加予定でしたが
3日前までのPCR検査陰性証明が追加で条件となったことで
結局1700人まで減ったようです
午前9時スタート
大会ゲストの増田明美さんのエール
女性のスパイダーマン
かっこいい
5時間のペースランナーを抜きます
(まさかあとで抜かされるとは知らず・・)
いい笑顔
思わず足をとめて霊峰白山をズームアップ
雄大な山塊です
最初の折り返しからすれ違い
3時間ペース軍団の速さにびっくり
みんな涼しい顔してカッコイイ
どういう集まりなのかな?
7kmくらいのとこで
「おとはん!」
「ちょっと抜くのが早すぎるんじゃないの~」
10分遅れてスタートした第2グループは前方に誰もいないものだから
みんなすごいスピードで走りだしたそうな
並走する間もなく走り去ってくカミさん
巨大な観音様の背後を走る
春の畑いいね
伊之助だ!
「伊之助さんどちらからですか?」
「富山です」
ちゃんと刀2本持ってる
お互いがんばりましょう~
明美ねえさんが一人一人声かけて応援
白山の眺めに癒される
全国制覇目指してる!
15km通過
なんのキャラクターか存じ上げませんが
声援ありがとうってカメラむけると
「ありゃ逆に撮ってもらっちゃった~」
エイドステーションは16カ所くらいありました
収束しないコロナ禍の中
マスクつけない大勢のランナーを相手するボランティアのみなさん
PCR陰性証明のあるランナーだけなら安心感もあると思われます
スタッフ、運営者、地元の方々のことを考えるとPCR陰性証明が条件なのもうなずけます
ありがとうございます
20km通過
山代温泉街に入りました
山代温泉の真ん中に建つ
「古総湯」
明治時代の共同浴場を復元したもの
浴室にはカラン・シャワーなどの設備はなく、かけ湯をして湯船につかる、かけ流し温泉
古総湯のステンドグラスをイメージした和菓子
昨日泊まった山下家
エイドで配られたお握りがおいしい
座りこんでいただきました
美しい新緑の渓谷
まさにスプリングバレー!
20km過ぎから足が痛くなってきました
くたびれてきたところでコカ・コーラとはうれしい
「何杯でも飲んでくださいね~」
続いて山中温泉街にはいります
娘娘万頭
「にゃあにゃあ」って読むのか
にゃあにゃあ万頭をいただきました
こし餡がたっぷりで美味しい
これは土産に買ってかえろう
いつか観光できてみたい
この曲がり角を左折したら
今日一番きつい激坂あらわる
みんな歩いてる
上りより下りが痛いんです
この大会は坂道が17あるらしい
9番目なのか、あと9あるのかわからない
足の痛みMAX
(>_<)
この辺りが一番しんどかった
最後まで走れないかもしれない
何度も立ち止まってストレッチ
美しい新緑を眺めてごまかそうとする
32kmすぎてトンネルに入る手前でした
「さぁ残り10kmしかないよ~」
「がんばってついてきて~」
5時間ランナーに抜かれる
追走したくても痛くて無理
自分勝手に心を折られてさみしいトンネル
遠くに最後の折り返し地点
最後の折り返し
35km地点
ペースがた落ち
長閑でいい眺めなんだけども
先ゆくランナーが果てしなく遠くまで見えるとしんどいっす
ところが
残り5kmくらいで脳内から
脳ミソか何か分泌物が漏れ出したようで
足が動くようになってきた
スタートしたころの
キロ6分30秒までペースがあがってきた!
おらおら~
ぶっこ抜いちゃるぞ~
ありがとう~
地元の方の声援を
最後、中央公園へのきつい登り
頭も体もへんちくりん状態
みんな抜いちゃるぜよ~
ゴールの競技場へ
えっ一周するんですか?
最後の1kmってなんでいつもこう長いのか
すると
第3コーナーにいるのは
5時間ペースランナーじゃないか!
「がんばって~ 私を抜いたら5時間切りですよ~」
何かをクリアした達成感よ!
とっくに諦めてた5時間を切ってゴール
ゲンゴロウの記録
カミさんの記録
ゴール後は
両足が交互に攣って痛くて痛くて
20分ほど立ったまま硬直状態
結局着替えられませんでした
帰るころも
増田明美さんは最後まで走るランナーたちを迎えながら声をかけてました
八重桜満開
雄大な白山
素晴らしい大会でした
走らせていただき感謝です
ありがとうございました
次は前日に山代温泉など散策した様子をアップします