授業参観に出席するかどうしようか、悩ましいところではありました。
通常ですと、仕事は休めなかったし、無理して休みをもらったとして、次女が当日、登校してくれるかどうかは直前まで判らなかったんです。
たった4人の職場で、Aさんは3人目の孫が生まれるからと1か月の休暇をとってしまったし、Oさんはちょうど、授業参観のある3日から三連休を取ってしまったし、小学校低学年の息子のいるMMさんは平日の遅番は出来ない・・・
普通に考えたら、授業参観は欠席して、お店に出るしかなかったのです。
でも、今週次女は続けて登校しており、授業参観当日も登校する気でいました。
それならば、私も見に行かなければならないではないですか。
何より、一生懸命、次女のことを気にかけて、登校を促してくれていた担任の先生にも、私のせいで休ませたのでは申し訳ない。
そんなわけで、ダメもとでMMさんに、3日の遅番出られるかどうか訊いてみたんです。
すると意外にもMMさん、お姑さんに息子のことを頼めるかどうか訊いてみると言ってくれたんです。
シフトでは、早番がMMさんで、遅番が私になっていました。
MMさんからは折り返しすぐに連絡があり、お姑さんが息子のことをみてくれるとのことで、金曜日、一日出るから、最後の授業参観行ってきてくださいって言われました。
もう、時刻は夜の9時を回っていました。
私はすごい恩に着て、お礼を言って、次女にも授業参観出られるぞって伝えたんです。
次女は、もしかしたら休めるかも、と言う気もあったようで(笑)「まじか・・・」って、言ってました。
どっちの意味だったのだろう(笑)
また、そうなると、当日、子どもには内緒でお手紙を書いてきて渡してくださいというミッションが、小学校メールで入ってきていたので、書かなければなりません。
もう夜遅かったので、寝ることにして、3日のお昼近くに、なんとか書き上げて、バラの柄の封筒に入れて、午後1時45分からの授業参観に行ってきました。
「感謝のつどい」という名前で、子どもたちの進行で発表がいろいろありました。
一番楽しかったこと、一番頑張ったこと、将来の夢など、一人ひとり発表し、リコーダーの演奏の後、私たちにプレゼントと言って、子どもたちからお手紙と、手作りのビーズのストラップをもらいました。
そして、親のほうからはサプライズで、子どもたちは予想もしていなかったお手紙を出しました。
子どもたちの手紙を読んで、多くのお母さんたちは泣き出してしまいました。
次女のくれた手紙にも、ちゃんと感謝の言葉が書かれていました。
それから、もうひとつのプレゼント、ビーズのストラップは、私の名前のつづりとパステル調のグリーンや薄紫やシルバーのビーズが輪になって、とてもきれいに出来ていました。
他のお母さんたちの手元にも、カラフルなストラップが見えていました。
親からの手紙に泣いている子までいましたが、次女は私の手紙はその場では開いてはいませんでした。
感謝のつどいは、大成功で終わったと思います。
そして、子どもたちは先に下校し、私たちは懇談会へ。
担任のM先生は、4年生のときから3年間受け持ってくれていた先生なので、感極まって言葉が詰まって大変でした。
それを見て、またお母さんたちがもらい泣き。
あちこちで鼻をすする音が。
先生、自分が3年間も担任をしなかったら、もしかして別の先生だったら、もっと違うことも出来たんじゃないかと不安に思うこともあったそうですが、私は、いえいえ、M先生でなければ駄目だったんですって心の中で思ってました。
なかなか登校出来ない子が、次女のほかにもいて、先生はその子たちのことも、次女にしていたように良く面倒をみてくれていました。
M先生でなければ、次女もここまで頑張ることは出来ず、また、見放されていたでしょう。
本当に、子どもたちのために最善を尽くしてくれていた先生でしたし、長女の時には一人もいなかった初めての熱い先生でした。
さて、3日はひな祭りでもありましたので、稲荷寿司と海鮮海苔巻きを作って食べました。
はまぐりは高かったので、インスタントのお吸い物にしました。
食べ終わったころ、次女がぼそりと、「お母さんから、らしくない手紙もらった」なんて言いました。
いつの間にか、こっそり読んだみたいです。
まだまだ子供な次女ですね。
これじゃあ、こちらは泣けないではないですか(笑)
次女の小学校生活もあと10日くらいです。
中学校に向けての準備も大変です。
そして3月は、一人いない分、出勤日数がやたら多いのです。
頑張って乗り切りましょう!