blue sky diary

勤め先が閉店し、自由な時間を満喫している主婦の、自由な日記です。時々、保守的なことを呟きます。

道は一つではないと言うけれど

2024-01-06 01:35:40 | 日記

去年の11月からまったく登校しなくなってしまった次女について、このままではどうしようもないので、いよいよ中学校に顔を出してくれているソーシャルワーカーの先生に相談してみることになりました。

もっと早く相談をしてみても良かったのですが、そうも出来ない理由がありました。

実は、次女が小学生の頃、やはり不登校が酷かったので、担任の先生に勧められてソーシャルワーカーの先生に相談したことがあったんです。

でもその時は、なにか良いアドバイスがもらえるんじゃないかっていう期待が大き過ぎて、いろいろ話しましたけど、黙って聞いておられただけで、何も返ってくるものが無かったことにひどくがっかりしてしまって、なんかもういいやって気になってしまったんです。

その後、家を訪問してくれて、不登校の子を受け入れてくれる場所を紹介してくれたりしたのですが、そもそも次女は、どこにも行きたがらず、習い事ですら拒否するので無理な提案だったんです。

そうして何日かした頃、父が(まだ元気だったので)次女を無理矢理パジャマのまま車に乗せて、強制的に学校へ連れて行くという作戦で、次女はとうとう観念して登校するようになりました。

担任の先生も、何度も連れに来てくれていたので、やっと登校するようになった次女を見て喜んでくれて、逆にどうして登校するようになったのか不思議がっておられましたけど、私は「いろいろお世話になりましたからね・・・」と言う感じで、具体的なことは答えませんでした。

とにかく、次女が登校してくれさえすれば、それで良かったのです。

中学生になって、夏休み前までは何とか登校しましたが、夏休みが終わってからは登校しない日が多くなり、11月の初めの校外学習に参加した後は、ぴたりと行かなくなってしまいました。

担任と学年主任の先生と面談を行い、やはり、スクールカウンセラーかソーシャルワーカーの先生に相談してみては?という話が出たので、小学校の時のがっかりしたことを話したんです。

すると先生は、多分、子ども一人ひとり状況が全く違うので、まず、どういう状態なのかじっくり聞くことから始めているはず、話し合いを重ねていってその子に一番いい対応を探していっているはずだというようなことを言われました。

時間が足りなかったか、私が性急な答えを求めてしまってかみ合わなかったのかもしれませんが、ただ一つ言えることは、私は、その時の先生とは相性が良くなかったと感じています。

面談の時、それならば考えてみます、ということで終えたのですが、やっぱりこのままではどうしようもないので、次の日、中学校に電話して、相談してみる旨伝えてみました。

それが、去年の年末のことです。

電話口に、ちょうど保健室の先生が出られて、担当をされていたので話が早かったです。

それならば、スクールカウンセラーよりも、ソーシャルワーカーの先生に相談するのがいいということになり、1月5日にまず、保健室の先生と会って、各学校を訪問しているソーシャルワーカーの先生に取り次いでもらえることになり、私の予定もあるので、面会の調整をしてくれることになりました。

ですから、今日・・・日付がかわってしまったので、もう昨日ですね、保健室の先生に会って、打ち合わせなどをしてきました。

簡単に話が済むと思っていたので、早番の仕事が終わった後に、いったん帰宅して軽くご飯を食べて、余裕をもって15時40分に中学校に行きました。

でも、保健室の先生、予想外に熱心な先生で、1時間くらいずっと話し合いをしてしまいました。

こちらの家庭の状況や、長女の状況まで、次女に影響を及ぼしているであろう事態はだいたい話してきました。

逆に、私が先生の状況を聞かされるところもあり、昔は学校へ行くことが絶対良いことだと思ってやってきたが、現在は一人ひとりいろいろな道があり、多様性も尊重されるようになり、学校が絶対では無くなって、ではどうするのが一番いいのか難しくなってきたというようなことも。

話しやすい先生でしたので、ほんとうにいろいろなことを話しました。

ただ、そんな中で、お母さんは辛い状況ですよね、とか、大変なお気持ち解りますとか言われるのは、違和感がありました。

こう言ってしまうと冷たい人間と思われるかなあとかあって、特に否定はしませんでしたけど、次女の不登校くらいで自分はそんなに辛くも無いし、落ち込んでもいないんです。

だって私は、いい大学を出て順風満帆の人生を送ってきた訳ではないんですよ。

どちらかといえば逆境ばかりで、しんどいことの多い人生でした。

体調の悪い時期もあり、ここ一番頑張らなければという時に、踏ん張りがきかなくて挫折したり、そういう時に限って、嫌な人間と仕事をしていたり、若いころはボロボロの毎日でした。

ですから、このくらいはどうってことないんですよ。

あのころに比べたら、すべてが恵まれていると感じます。

どうにもならないことは判る人に相談すればいいし、私が出来ることだって探せばいくらでもあるはずです。

元気で生きてさえいれば、時間はかかっても何とかなるはずだと思えるんです。

ただ、今は、次女の進むべき道が見えてこないし、どうやってやる気を出させるか、そのスイッチが見出せないし、時間ばかりを無駄にして過ごさせているのかなって、そこが心配なんですね。

やっぱり義務教育は受けてほしいし、部活だって頑張ってほしい。

社会に出ていくための基礎の勉強くらいは必要だと思っていますが、どうやって理解させるべきか、悩ましいところです。

そんなわけで、2週間後、ソーシャルワーカーの先生に会えるようセッティングしてもらえることになりました。

来週はちょっと忙しいので、再来週です。

あまり性急に答えを求めずに、話し合ってこようと思います。

 

 

 

コメント (4)
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