色々お散歩

ヨーロッパ好き乙女趣味な 旅写真・日常ブログです

新潟2 閉店時間を過ぎたラストオーダー

2012年08月20日 23時33分08秒 | 旅行
閉店時間を過ぎたラストオーダー






新潟2日目 絶望的だった星空もやはりこの自分の素晴らしさのようなアレが髪に通じたのであろう
見事に晴れ、猫と仲良く星を見ると言った信じられない様な奇跡に恵まれた。


この日はイトコと車で出かける。
従妹は少し前まで原宿でパンクの様なファッションをしていて
私はレストローズ
この田舎でかなり浮いていたが
全くファッションの趣向が異なり、余計に奇妙な二人となっている。

まるでのどかな田舎に突如現れたFBIと言った感じである。

とりあえずこの元FBIはケーキを買うのとプリクラが目的であった。

長い付き合いだが一緒にプリを撮った事が無かったのである。
「一緒にプリ撮ろう~!!」
なんて言いながらもう50年たってしまったではないか!

と、その前にどこかで昼食を・・・と言ったのが
お寿司屋。
言ったら駐車場がガラガラ!中も人気が無く、閉まっているのかと思ったが
丁度、開いたところであった。
運が良かった。 私たちが個室に入ったあたりから急激に混み、席が取れない状態になっていた。

食べたものは
のどぐろ
ほうぼう
たいら貝
とろかれい
かわはぎ
えんがわ
湯葉ぐんかん
大トロ
炙りサーモン
馬タン


口に入れるととろけてしまう。
溶けて、旨みのみが残る。
従妹と感動した物である。
新潟、寺泊、佐渡など新潟近郊で獲れた産地も書かれていた。
米も本場、魚沼産コシヒカリである
(そもそもココが元南魚沼である)

あまりの旨さに、関東に帰ってからは関東の安い寿司をなかなか食べる気になれなかったくらいである。

見た目もツヤツヤでプリプリ新鮮。
昔で言う、ピチピチギャル(違うだろ)
車に置いてきた一眼レフをイトコが持ってきてくれた。
それ程見事であったが、写真はデータトラブルで消えた。
唯一この一枚が取り戻せた。 かわはぎである。肝つき


以下は携帯撮影
奥と左は、えんがわ
 ならんだ寿司はイトコが頼んだもの

個室

大変に奇妙な店であった。
閉店は21:45であるが、ラストオーダーは22時である。
しかし現実にこんな店があるとは侮れぬ新潟!!私の負けである。 


夜にも綺麗な・・・打ち間違えた
世にも奇妙なミステリーフランス映画で使ってみたい。

閉店時間を過ぎたラストオーダー
 離婚し、パリにやってきたデザイナーの卵
 野上景子に絡みつく身も凍る様な恐怖の運命
 そして甘くダルク酔いしれる男たちとのパリの夜・・・
  狂おしく愛に悶える甘いラブロマンと愛憎が生み出した恐怖・・・

  狂っていゆく人間たち・・・そして狂ってゆく歴史の歯車・・・!
  景子の氷の様な心を溶かす、マスターの涙忘れるカクテル
  
  美しきパリの夜はもう戻らない

 主演 
  プレイボーイのロジャー=レオナルド・ディカプリオ
  野上景子       =松嶋菜々子
  涙忘れるマスター =ケビン・クライン
  メアリーマガレット  =イバナ・リンチ
  甘い狂貴公子     =えなりかずき      
  大統領        =ジャッキー・チェン
  ムーランルージュの佳代=泉ピン子
  哀愁のボナパルト   =エティ・マーフィ
  公園のションベン小僧 =祖父

    

 
そんなわけで本場コシヒカリと新潟の寿司で舌鼓をうち
も背を後にしたが、そのころには大変な混雑であった。

まずプリを撮りに向かった場所はなんとも田舎ならではの場所で少々驚いた。
店内のゲーセンへ行くと女子中学生だろうか
驚いた顔して私達二人を見ていた。
とくに原宿ファッションのイトコの方か、あるいは二人で互いを身だたせてしまうような
相互のギャップか・・・なんだかNANAみたいだとさえ言われたが

やはり元FBIの実力は隠せないと言うところが事実なのであろう。



昨夜ねこと遊んだので 猫にしてみる

やはり元FBIと言う感じである。

しかしその後、思いもよらないことが起こる・・・!!!!
そう・・・はじまったのだ。

閉店時間を過ぎたラストオーダー!
 恐怖は人間ではない何か・・・! これは冗談だが

ここは元南魚沼。あの魚沼産コシヒカリの産地で一面がコシヒカリの芝生が続いている。
ドライブがてら 一面のコシヒカリ、
葡萄、カボチャにごろごろとスイカ転がる スイカ畑などを写真に撮る。

・・・と急に車が動かなくなる。
車のギアだか何だか私は知らないが 押せないんだとか。
さっきまで押せていたのに・・・。

と 隣で私は一眼レフがエラーが出て撮影不可能になってしまった。
従妹は親に電話する

ここは田舎。誰も何も通らない・・・。

数十分したのち車は動いた。
従妹が親に電話した際に これから目当ての店でケーキを買うと言うと
その店は日曜は休みだと言う。

そう・・・この日は暗い日曜日の日曜日・・・。定休日らしかった。

ペースが狂いガッカリである。
ドライブの途中、面白い物をいくつか発見する。

ラデュレの水色のルリジューズのような建物。宗教的な物のようだったが
まるでルリジューズの家であった。タージマハルに通じる何かを感じた。

ケーキの事はガッカリだったが ケーキ屋の前を通ったらショーウィンドウにケーキが並んでいる!
営業している!!

店に入ると
「本当は定休日だけどお盆だし、やってみよーかな」と思い なんとなく開いたんだそうな。

かなりついている!!!

メロンを使用したスィーツ
モンブラン
マンゴーのケーキ
ベリーのムースを買う。

夢のように可愛く綺麗なスィーツ達。
復活したケメラで一つ一つを念入りに撮影していく。

お寿司同様、ツヤツヤで新鮮ジュースィーに素敵な写真が撮れたが
データーは紛失し戻らない。
写真穴埋めで
適当な写真を貼っておく。




夜は浴衣の着方を習いに近所の親戚宅へ祖母も同伴で訪問する。
夜8時。空はまたしても重く曇り、かろうじて星が1つ見える程度であった。
途中、コシヒカリ田んぼの真ん中で祖母が

「あ、屁がでる!」
 と言うと3連発していた。っちょっとビックリだが面白い。

着方を習うと帰り道・・・星が何とか3つ・・・見える様な見えないような
望み薄な状態であるが
この日の天気予報は

「お前はもう雷雨の中にいる!」だった。雷雨100%生絞りって感じである。
イトコの携帯にも「背後に来てるぜ・・・雷雨」ときていたが
まだ降っていなかった。前夜の軌跡もあるので希望を捨てなかった。
そう・・・戦時中のあの頃のように・・・。

夜はイトコの男友達、マーシー(自分が命名)が神社に来ることになっていた。
私も一人で魔物のすむ家に居たくなかったので
一緒にイトコと神社にいた。
マーシーをなっている間に空を眺めていた。昨日のように・・。

私が見つめていると空は晴れてくる・・・あの時の秋のように・・・。

まるで星達は私の彼らを激しく愛する感情を
星に対する激愛を感じ取っているのかもしれない。

「またお前かい?お前の瞳に俺の蚊がT¥焼きだけを写させてやるぜ!俺の光で百万ボルトの瞳にしてやるぜ」
的・・・あれ また誤字がひどい

またお前買?お前の瞳に俺の輝きだけを映させてやる
 みたいな感じで出て来てくれているのかもしれない。

みるみる晴れる。男性もいる事だし、車で遠くの暗い方へ行ってみようと言う話になった。
私はもと美容学校で学んだイトコから髪を個性的に結い上げてもらい
浴衣を着たままがったが
そのまま3人で暗い場所へ行き、寝転がる際に強引に髪をほどき(相当な姿になるからとイトコに止められたが
人前に出るわけではないし暗闇なのでかまわない)
オブも後ろの結び目をぐるりとずらした。

また道路に横になる。

星が見えなくなるまで曇ったり
晴れて天の川もよくわかるくらいになったりと空は様々な姿を見せてくれた。

流れ星は沢山頭上を流れて行った。

そのたびに 「あっ!!!!!!」と大声が上がる。

マーシー「絵!!?俺みてねーよ」
イトコ 「オメーのトコからは見えねーよ」
マーシー「それより願い事願い事!!!!」
イトコ「流れ星流れる間に言い終んねー!!!!」

マ「彼女彼女彼女!!!!!!!」
イ「言えねーだろ、おんなにしたら?」

マ「おんなおんなおんな!!!!!!」
イ「金金金!!!!!!」

流れ星が流れる
マ「おんなおんなおんな」
イ「かねかねかねかね・・・」

二人「があああああああ!!!!間に合わねー!!!!!」
自分(以下、リ)「迷信だよ迷信。よし、腹いせにみんなで心の思いを一気に叫んでみよう!」
イ「っしゃあ!!!せーのっ!!!!」


同時に
マ「愛が欲しい==============--!!!!!!!!!!!!!」
イ「金====================!!!!!!!!!!!!!」
リ「クリリンのことかああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」 

イ「何か変な呪文言わなかった?」
リ「んーん」
マ「おんなおんなおんな」
リ「おんなおんなじゃ間に合わないよ、じょ って言ったら?じょじょじょ なら間に合うんじゃない?」

流れ星

マ「じょじょじょ!!!!!!!!」
イ「あっ!かねかねか・・・いえねー!!!」

リ「迷信迷信HAHAHA」
マ「ってか、じょじょじょ じゃ伝わらねーんじゃ・・・」

リ「何言ってんの、ジョだろうが女だろうが、宇宙の塵相手に日本語通じるわけないじゃん!
まあ、思いだけでもぶつけてみたら?気休めに。」


そのような感じでにぎやかに大きな流れ星や小さな流れ星を見ているうちにイトコはねぶくなっ定期
そのうちマーシーとイトコが寝てしまい
一人見ていた。
たまに 大きな流れ星には大声を出したり・・・初めは大声で従妹が目を覚ましたがそのうち起きなくなった。

一人でしばらく見ていた。もう沢山見た。もういいかと思った。

帰ろうと思い、二人を起こした。今思うとこのタイミングは絶妙であった。少しでも狂えば後の観れなかった。

二人は私に起こされ、帰り支度に敷物を片づけている
運転手には目を覚ましてもらわないとならないのでイトコらに片づけをしてもらった。

私一人が立って空を眺めていた。
二人が丁度片付け終えたころだった。

空に大きな流れ星!
青白い光、大きめの物が尾を引いて現れたので、いつもの様に大声を上げた。

「あーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
反応して二人も顔を上げたようだったが
次の瞬間!!!!!ついに起ったのだ!!!!
大きめの青白い流れ星に雷の電流のような青白く発光する火花がバチバチと まるで雷のように光発火し燃えたと思った瞬間
爆発した!!!!それは満月くらいの大きさとなり 爆発の瞬間は一瞬辺りが満月の夜のように
あるいは照明弾・・・は、わからないか(戦時中の用語を使うな)
昼間の様に一瞬周囲が明るくなった。

一瞬の出来事かもしれないが私の脳裏にはゆっくりスローモーションでその光景が記憶されている。
大きな流れ星から稲妻のようになりバチバチと火花散らし爆発まで。

爆発の際は火花が散っていた。 そしてその後流れ星の尾と爆発し散った形の後が数十秒ずっと残っていた。

これは火球と言う。存在躯体は知っていたがまさか生きてるうちに見れるとは思ってなかった(一応期待はしていたが)

火球を見た私んテンションは異常だった。
もはや閉店時間を過ぎたラストオーダー なんて不気味なクラシカル映画ではなく

燃えよドラゴンファイヤー・火球 なんて感じである。
ベートーベンの「月光」を「火球」にしたいくらいである
ドビッシーの「月の光」を「燃え盛る火球爆発」にしたい
 ロマンティックな曲調に全く合わないが・・・。

とにかく衝撃的であった!やはり運が良い!!!