ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

『さくらん』

2007-03-14 | マンガ
一時期、
書店のマンガ本売り場の入り口の平積みの場所が
安野モヨ子という人のマンガでいっぱいだったことがある。

嫌でもその著者の名前を覚えた。

ある日亭主は 中古書店から
安野モヨ子の『さくらん』(→アマゾンへ)というのを買ってきた。



ドデカイ目。

華奢な体つき、指先。

細い、細い眉。

とんがった顎。

なんとまあ、イマドキの女の子の絵だ。




テーマカラーにかかわらず、いつものオキザリスはこの色。
取り除いたはずの場所に残っていた球根が きれいな花を咲かせてくれた。
オキザリスは、この、咲くちょっと前、という時が 可愛らしい。



亭主も私も 
「なかなか ちゃんとしたマンガになってるじゃん。」
という感想を持った。

絵の感じからいくと、理解不能だったり チョーくだらなかったり、
そんなマンガである可能性も感じられたから、
よけいに いいマンガだと思えた。

筋立てもしっかりしていて
読んでいるうちに 主人公が好きになる。

あの顔が 気にならなくなってくる(爆)。

でも 手元に取って置くことはせず。

今はもうない。



最近映画になって(→映画『さくらん』公式サイト) 
それなりに話題を振りまいている。

土屋アンナ(→オフィシャルサイト)の主演だ。

ドデカイ目、線を引いたような細い眉、
ハーフっぽい顔(っていうか、ハーフだし)。

なんとまあ、‘さくらん’そのもの。



過日 とんねるずかなんかのテレビに出ていたが
私は見ないでお風呂に入った。

出てきたら 亭主が
「今、『さくらん』に出てる女の子がテレビに出でたけど、

 ・・・なんつうか、‘さくらん’だった。」

わかるよ、わかる。

‘さくらん’そのものだよね。

「あの子、『下妻物語』に出てた子だよ。」

「ああ! そーかあ。」



映画『下妻(しもつま)物語』は 茨城県下妻市が舞台。

なので 通常の興味・関心とは 全く別の方向から見始めた。

義弟夫婦が 以前住んでいたことがあるので
私達も行った事がある。

というか、地方の雰囲気が出ていて それは下妻に限らないものだ。



土屋アンナは モデル出身ということもあって
さすがのビボウにプロポーション。

「この子、美人だね~。」と、私はすっかり気に入った。

あの可愛い深キョンが イモに見えるもの。

イバラキのヤンキーも似合ってるし。

ハスキー・ボイスも ロックな感じで合ってる。



『さくらん』では 土屋アンナのほかにも 
きれーなオネイサン達が勢ぞろい、
なんとも華やかな映画のようだ。

椎名林檎の歌も イメージに合ってると思う。

そのうち娘がDVDを借りてきてくれるだろう(笑)。

あ、その頃には 娘は一人暮らしか。。。





しばらく忙しくて 記事の更新も ブログ散歩もしていなかった。

それでも あせりもなければ 欲求不満にもならなかった。

忙しいとは言っても それ程でもなかった気もする。

やはりきっと 気持ちの余裕がなかったのだろう。

というか、記事にしたいことが目白押しで
しかも どれもまだ 書き出せるほど 内容が固まっていなかった。

これがみんな固まってきたら、書くのが忙しいぞ~(笑)。


9 コメント

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こんばんは ()
2007-03-14 21:25:29
「さくらん」安野モヨコ知らない((涙))最初さくらんと言うタイトルを見たとき「錯乱」が頭に浮かび、ジョルジュさんは暫く更新してなかったけど、錯乱するようなことでも有ったのかと思いました。
ご夫婦で感想言いながら読むのは楽みが倍になりそう。

オキザリスは生命力は抜群ですね。開ききるよりはこのくらいが良いですね。バイカラーのは特にツボミが開きかけて、赤と白とのよじれの縞模様が良いと思います。

ぼちぼち更新して下さい。
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このごろ (scops)
2007-03-14 23:05:12
よくテレビで話題になっているのでちょっとだけ?知っているんですけど、監督の蜷川実花って、あの蜷川幸雄の娘さんなんですね。監督初作品がこの「さくらん」というのも驚きです。
カエルの子はカエルというか、芸術一家なんですね。いとこにも舞台女優や構成作家がいるようですし。

目白押しの記事、楽しみにしていますよ。
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今日も寒かった (ジョルジュ)
2007-03-15 21:25:07
風さん、
錯乱は滅多にしない 冷静沈着な?ジョルジュです(笑)。
必要な会話の時間もないのに 不必要なことばかり話している気もしますが
きっと気持ちに余裕がある時だったのだろうと思います。
オキザリスの丈夫さは 私には本当にありがたいです。

scopsさん、
監督の名前も話題のひとつでしたね。
メイキングの本も出ていますが とにかく色彩感覚が凄いです。
目がチカチカするかもしれませんが(笑) 
絢爛豪華な雰囲気はよく出ています。
吉原に行ったことはありませんけどね。
目白押しの記事、どの順番で各課が決まれば 堤防が決壊したみたいになるかも、です(笑)。
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アンナちゃん (tsukimachi-bunko)
2007-03-16 00:31:21
アンナちゃんは確かに可愛いけど
ちょっとあの言葉遣いの悪さが気になります。
イマドキの子はみんなあんな言葉遣いなんでしょうか・・・。



さくらんをどっかのワイドショーで特集していたとき
おすぎさんが
「演技が出来ない子が演じているから、感想も何もないわ」
と言ってました(笑)
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なるほど~ (ジョルジュ)
2007-03-16 23:25:17
オスギさんには そう言われたわけですね~。
見てないからどうもな~。
でも 雰囲気はピッタリですよね。

言葉は。う~~ん。
イマドキの若い女の子の言葉に 娘のお陰で慣れてしまいまして。
アンナちゃんは あの言葉遣いでないと 
テレビ局側が承知してくれないような気がしません?(笑)
もちろん見てる側も それを期待してたりして。
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咲く乱 (arfa)
2007-03-17 08:45:32
・・・あの極彩色をチラッと見て だと発想しました。きっと ひらがなにした事の意味はあるんでしょう。
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とにかく (ジョルジュ)
2007-03-17 14:28:49
現代っぽい、さくらんです。
土屋アンナのあのしゃがれ声を 応援してしまいます。
最近 少し 錯乱しそうになったことのあるジョルジュです(笑)。
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冷静沈着な ()
2007-03-19 17:26:57
ジョルジュさん、錯乱しそうになった?大丈夫?
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冷静な気はしてますが (ジョルジュ)
2007-03-19 23:04:45
開き直りが早いだけ?(苦笑)

錯乱まではしてません、大丈夫です(笑)。
でも たまには 思いっきり錯乱してみたい気もしますが。
そう思いませんか?
錯乱しない、できない自分が つまらないような気持ちは
なんか 子供の頃から持っていました。
今さら自分を変えられないでしょうけれど。
こんな自分に半分くらいは満足しなきゃいけないでしょうか?
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