アメリカと日本の同盟には条約がない

アメリカとの安保条約はあるが、同盟条約はありません。それぞれが勝手に同盟すると言っているだけです。しかし、よく合同軍事訓練をやっていますから、実質同盟状態と言うことでしょう。

自衛隊は、訓練では、実質、軍です。軍でなければアメリカと合同訓練は不可能です。

したがって日本は憲法第9条に違反しています。不法状態です。日本は、訓練まではいい、防衛まではいい、戦争は問題という言い方でお茶を濁しています。愚劣です。法意識の崩壊です。腐敗です。法治国と呼べません。

中国やロシアは侵略的です。しかし本当に日本に侵略してくるかわかりません。中国は台湾を軍事力で併合することを考えているので日本の参戦に警戒しています。憲法第９条があっても、アメリカに協力して軍事介入してくる確率が大きいと読んでいるようです。

中国は日本を牽制しています。

ロシアは、日本が親アメリカ・ヨーロッパで、ウクライナを経済支援しており、軍事面でも、武器弾薬は提供していないが、武器弾薬以外の輜重は提供しています。北方諸島を取り返すべく、自衛隊が軍事行動を起こすのではないかと警戒しています。ロシアは日本を牽制しています。

日本が、アメリカと同盟すると言うと、中国やロシアは、日本はアメリカに協力して、あるいはアメリカの軍事支援を受けて軍事行動を起こすのではないかと考えています。

近世、三戦三敗で日本は現在完全にアメリカの枠組みの中に取りこまれています。従属国です。自由自主の外交はできていません。日本は独立国の振りをしているだけです。北朝鮮からも馬鹿にされています。

日本に自由の精神がないことが日本が元気がない原因と思います。現状では日本は衰退をとめることはできません。貧困化が続きます。今、いくら自衛隊におカネを使っても、日本の人々は、自衛隊を支える力がありません。貧困だからです。太平洋戦争のときと同じです。自衛隊員も普通の日本人も戦争意欲は欠しいと思います。

一部の、平和ボケしていないと思いこんでいる政治家や評論家が鼻息が荒いだけです。

現実をよく観察してください。