赤い指(2006年)
前原昭夫は、妻八重子と一人息子直己、そして母親政恵と一緒に暮らしている
妻の八重子は認知症になった義母を疎み夫をなじり続け、息子の直巳は親和性に欠ける
そんな家は昭夫にとって安らぎを与えてくれる場所とは言い難い存在になっている
ある日、八重子から「早く帰って来て欲しい」と電話が入る
急いで帰宅した昭夫は、家の庭でビニール袋を掛けられた幼女の遺体を目撃
直巳が少女を自宅に連れこみ、殺害したのだった
警察に通報しようとした昭夫だが、八重子に強く懇願され
息子のために事件の隠蔽を画策し遺体を住宅地近くの銀杏公園のトイレに遺棄した
練馬西署の加賀恭一郎と警視庁捜査1課の松宮脩平が捜査に当たる
サクラ母にとっては「眠りの森」に続いて加賀恭一郎シリーズでした
登場人物が多くて覚えるのが大変ですが、、、
加賀恭一郎を阿部寛を思い浮かべながら読み進めました
TBSでドラマ化されています
アマゾンプライムで400円で見ることができるようですが、、
本で十分楽しめました
テニ友のミエちゃんから借りたたくさんの本の中の1冊です
まだまだあります