5月31日(木)歌手の尾崎紀世彦さんが亡くなった。
69歳 肝臓癌。
声量豊かな歌声を聴けない。残念だ。
私が大学卒業して社会人になった1971年の大ヒット曲。
20歳の時 幼馴染に振られしょげていた。
それから、めげずに3年生の時キャンパス内の下級生と付き合った。
卒業してサラリーマンになった途端 又振られた。
その時 ヒットしたのが「また逢う日まで」だった。
精神的ダメージは大きかった。
この世で生きてゆく元気?が無くなるくらい落ち込んだ。
テレビ 車のラジオで歌声が流れない日はなかった。
若かったね。
いつか逢える日が本当に来るんだなんて思い
独り酒飲んでぐでんぐでんに酔っ払って涙なんか流した。
山小屋で友人に「彼女は見合いして結婚したよ」聞かされた。
その盛夏の尾瀬、満点の星空を見続けた、一睡もできなかった。
男は振られなければ強くなれない。
何もかも失ってこそ、女性に優しくなれる。
それが分かった時、恋愛という儚い気持ちは消えてしまう。
生き物の世界は 女 雌が選択権を持っている。
たとえ男が命がけで頑張り愛情を注いでも、
女が男を選択する本能が受け付けない。
周囲にも、こんな馬鹿男とあんな良い女が一緒になって不思議と思う。
理屈も愛情論も解釈できない男と女の関係。
狂気の教祖に惑わされて逃亡生活を続けた女性たちは、実は誠実で
懸命に男のために無償の愛情で尽くす優しい女性達なのだろう。
40年以上の歳月が流れた。
また逢う日まではない。
今後も知りたくない。
昭和46年 富津岬
若葉の頃
http://www.youtube.com/watch?v=IWBrXtY7QfA&feature=related
実人生 歌や映画のようにはならない。