馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

19日 暴風雨の夜の出来事。

2012-06-21 18:15:42 | 日記

6月20日(水)台風一過、昨日、雨風はすごかった。

五時に事務所を出て早めの帰宅。

23時、ベランダから対面ららぽーととの道路を見ると女性が京葉線駅方向に歩こうとするが前に進めず柵にシガミツキ動けなくなった。

当然傘も差せない。

その時、反対道路側にタクシーが停車。

客を下ろした。

女性はタクシーに向かって道路を渡ろうとするが、強風のため道路中央に転げてしまった。客を下ろしたタクシーは気付かずアクセルを踏み込んだ。

その時、対抗車線から乗用車が走ってきた。

2012年元旦の写真

女性は風雨の道路でしゃがんだまま起き上がれない。

暗い車道は雨と風の音が他の音を消した。

私は4階ベランダから映画を見ている錯覚になった。

この後に生じる場面がわかった。

秒速の未来は見えるのだ。

雨水走る路面はブレーキ踏んでも滑るだけ、横たわる女性を巻き込むだろう。

正に対向車線は事故の瞬間が始まるのだ。

タクシーが左車線から右車線にハンドルを切った。

右中央車線にしゃがみこむ女性を見た。タクシーが、けたたましいクランクショーンが響いた、上向きヘッドライトが乗用車正面を照射。

乗用車はブレーキ踏む、座り込む女性の面前でフロントが左に回転する。クルクル回らながら左車線に斜めに停車した。

他に車が走っていなかったので衝突はなかった。

互いのドライバーが出て来て女性に走り寄った。

暫く雨中で話していた。

女性はタクシーに乗車した。

何事もなかったごとく車は反対方向に向かった。

死傷者が出るような大事故が一瞬の間合いと反応で回避された。

京葉線は動いていないので女性はタクシーに乗ったのだ。

私もベランダの窓を閉めた。