4月3日(水)妻は定期癌検診の為、豪雨の中
池尻大橋の病院へ出かけた。
私も同行して検診後、246号線を上り
お袋が入っている松濤の病院へ寄るつもりであったが
4月1日 妻の母親が92歳で他界。
妻はその件で動き回り寝不足もあり
疲れているので見舞いは止めて一人で行った。
昨年11月 母親が介護老人ホームに入るまでは
妹と交代で泊りがけの世話をしていた。
妻は3年前まで船橋から多摩センターまで
仕事に行き、母親介護、私の仕事手伝い
娘と私の為に掃除洗濯食事をこなした。
2年半前 子宮頸癌発症。
心身疲労は限界だったが弱音を吐かなかった。
貧しい家庭の長女として育ち、我慢強く贅沢もせず
見た目と違い、外出は好きではない。
若い頃は TVCMに出たこともあった。
朝5時半 起床 23時就寝 を厳格に守る。
掃除が好きで、知り合いの近所のオバサン達には
「玄関開けると いつも雑巾を持っている」と言われ
雑巾オバサンと呼ばれる。
亭主が会社首になり、幼い子供二人を抱えて
必死に頑張り耐え忍んだ。
今も貧乏だが糸が針に従うように
ボロボロの錆びた針に付いてきてくれる。
感謝 感謝
義母の通夜は4月5日(金)
告別式は4月6日(土)
に決まった。
女房にとって実母の死は辛く悲しいが
亭主としてみれば、女房が心身楽になるのではと
期待している。
神田川は大雨で上流から桜花びらが下りてきて
桜川になった。
14時 川面に都鳥が舞い始めた。
この舞が始まると、まもなく雨は止む。