馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

テトラポットから転落!

2013-04-14 17:48:55 | 日記

4月14日(日)午前11時、海浜幕張を散歩していた。

救急車が停まり公園の鉄扉を開けてストレッチャーを運び入れる。

護岸に少女が立っていた。

救急隊員が近づき声を掛ける。

「救急車を呼んだ」?

少女は青白い顔をしてテトラポットへ指さす。

護岸に上がり下のテトラポットを見ると

ジーンズ姿の父親らしき人が横たわり蒼白な表情だ。

隊員が「動けますか」?

表情は動けないとのしぐさ。

隊員は直ぐに携帯電話で連絡した。

6分後、消防車が4台次々とサイレン鳴らし

飛び込んできた。レスキュー車もある。

  

逞しい若い隊員がロープを肩に巻き付け

護岸を下りた。

少女も怪我をしているようで、隊員が護岸で座るように指示。

クレーンが伸びてストレッチャーを引き上げる。

  

隊員がストレッチャーを囲みながら護岸に引き上げた。

11時半 父親と少女を乗せた救急車が

サイレンを鳴らし公園を出た。

 

私も15年前 早朝 同じ場所でテトラポットから転落。

頭も海中に沈むが必死にザラザラのテトラにしがみ付き

脱出した。

朝9時頃だったので人は誰もいなかった。

右足の強い打撲と右手が切れて出血した。

骨折したらそのまま海中に沈み救助はなかっただろう。

 

なぜそのようになったかと言うと

越後の山に沢登りに行くので、岩を歩くトレーニングをしていた。

同行者が初心者なのでしかっりトレーニングしなければならなかった。

 

その後、傷が治らないまま沢登りしたが、体力の衰えと柔軟性がなくなった

手足は転落するのではないかと恐怖で震えた。

それからは、ロッククライミングなどは一切せず

緩やかなハイキングをしている。

  

若い頃の心身の活力は既に失われ

その幻影だけが残っていたのだ。

老いては自信過剰は禁物。


診療所で居酒屋談議。

2013-04-14 16:43:20 | 日記

4月13日(土)

午前 診療所に行く。

待合室には老人ばかり。

名前呼ばれ診察室へ入る。

長椅子に患者が二人座っている。

先ずは血圧測定。

デブの看護婦さんが上122下78と声出す。

老医師と向き合う。

老先生が話し出す。

「今日の遅くにBSで池波正太郎の時代劇小説の番組をやる」

「世田谷の自宅で見る、酒と食事が語られる」

そうですか!

酒談議になり、浅草、両国、門仲の居酒屋の旨い店の話をする。

互いに、何処其処が良いとか話がはずむ。

長椅子に黙って腰掛ける老人達は怪訝な顔をしている。

老先生 「ところで今日は何だっけ」?

「先生、今日は血液検査ですよ」

「おお!そうか」

尿と血液採取して終わり。

 神田川と隅田川の出合い。

B級グルメ好きの先生とはいつも診察から脱線する会話になる。

診療所を出て、直ぐの製麺所に向かう。

製麺所のオバサンが「金の玉取った人どうした」?と聞く

http://blog.goo.ne.jp/kikuchimasaji/e/c0b4010640473649847db7722f3c1e00

「う~ん、金の玉は取らないらしいが、10日に手術したらしいが

連絡はない」

「心配だが大丈夫だろうと答える」。

製麺所の旦那は透析で入退院を繰り返している。

「うちの旦那も尿漏れがひどく、おしめやタオルが一杯必要で大変なの」

旦那は酒煙草もやらないのだが病気になった。

50過ぎてから女遊びしだして、栄町で夜、交通事故起こしてバレタ。

事故現場がソープランドの駐車場を出た道路だった。

「今ではいう事?効かなくなったのよ」

「罰が当たったのよ」

「ところで先週、綺麗な奥さんが買いに来たけど」?

92歳の老母が亡くなった。

「悲しいけどおめでとう」とオバサンは言った。

オバサンは介護をずっと続けているので

介護の辛さが分かっているのだ。

此処でも話に夢中になりラーメンを買うのを忘れそうになった。

 

昼に自宅に戻ると娘は出かけていた。

妻の話では「ミュージカル、リトルマーメイドを見てから仕事に回る」

4月になれば少しは楽になると思ってミュージカルの予約をした。

3月に同僚が研修から戻ったが仕事量は減らない。

殆ど毎日23時半まで仕事して午前1時帰宅。

祖母の通夜も仕事先から駆けつけ

告別式後も仕事に行った。

休んだのは正月三が日だけ

元労組書記長だった父親としては複雑な気持ちだが

その位の根性は必要なのだ。

 

午後はソファで昼寝したが目覚めたのは夕方5時。

心身の疲れは加齢で取れない。

娘のほうが体力はある。