9月15日(月)
娘は18時 疲れた顔で帰宅した。
夕食はあまり食べたくないと言う。
食卓でアイスを食べる娘に尋ねた。
「3時間も頑張って待った甲斐あったか」?
7月2日の写真
「それがね!天丼が出てきた時に 」
「あれ!これ!似たような天丼食べたな」と思った。
「思い出したの、2か月程前、上司がランチで旨い天丼を食べようと
電話予約したの」
「男性二人が霞が関から乗車して銀座線三越前の店に取りに行ったの」
「包装紙を思い出して、確か金子と書いてあった気がする」
「その時は中々美味しいなと思った」。
娘は極まり悪そうに話した。
「ネットで調べて美味しい店のトップにあったから行ったんだけど」
黙ってしまった。
「そうすると、3時間道路で行列待ちして
乗車時間往復3時間かけて、980円の天丼を
せかされて30分で食べ終えたのか」
余りの馬鹿馬鹿しさに笑うことも出来ない。
「だから、コレド室町ベルギー料理を勧めたろう」
「それで、又食べに行きたいか」?
「それはない」
行列は地方から来たらしくガイドブック持参で並んでいた。
私は言った。
「正しく 人形町の玉秀と同じだな」
一度は食べるが二度は食べない。
終わり。
後日談
事務所でその話をしたら、デザイナー女性が
「それなら、人形町の、よし梅の天丼が旨い」