9月27日(土)午前11時20分 幕張海岸をウオーキング中
「只今、丹沢を散策中」とラインメールが入った。
単独行で秋色の山道を踏みしめ、眼下に秦野盆地と湘南の海を眺める。
大手メーカーに勤める友人も数年で退職になる。
大企業であれば、あるほど与えられた任務とアイデンティティの乖離に苦悩する。
一定年齢になれば、組織外の関係と繋がりを持ち
又、一人で楽しめる野外活動を意識的にする。
暫くしてメールに
「下山して秦野煙草祭りでビールを飲んでいる」
友人は小田急沿線に住んでいるので丹沢には
思い立てば直ぐに行けるので羨ましい。
次回は一緒に紅葉の山を楽しみ麓で湯に浸かり
酒を酌み交わしましょう!
夜、BSで録画した日本の名峰 北岳を見る。
富士山に次ぐ、第二の高峰3.193m
47年前 大学山岳部一年生の夏
本格的ロッククライミングをした最初の山だ。
北岳東側に長さ600メートルの大岩壁がる。
通称 北岳バットレス
ルートは4尾根。
眼下に雄大なスケールで大樺沢の雪渓を見た。
富士と連なる峰峰を岩壁のテラスで眺めた時
ロッククライミングの魅力に痺れたのだ。
それからは、穂高滝谷、剣岳、谷川岳
冬山 氷壁に吸い寄せられた。
録画を眺めたが尾根ルートは昔の記憶から消えていた。
雪渓の白く波打つ雪だけを憶えていた。
今では セピア色の写真を眺めながら回想するだけ
日帰りハイキングで十分楽しめ、心身元気だ。