5月9日(火)
昨日、カテーテルを外して、一か月ぶりに湯に浸かった。
シャワーだけの体洗いは爽快ではない。
夕食も椅子に腰かけて食べた。
通常の日常生活がこんなにも快適だと実感。
23時 就寝。
ソファで寝ていたが、今夜からリビングルームに
布団を敷いて寝る。
リビングにいることで
私の体調判断ができて
妻、娘に煩わせなくて済む。
トイレにも直ぐに入れる。
用心のため尿漏れパンツを着用。
布団に潜り込んでゆったりした。
それも、一瞬のことだ。
下半身に異変が!
突然 尿意切迫感
直ぐに飛び起き
トイレに走り込む。
布団に入ると又尿意切迫感
直ぐにトイレへ
5分から10分間隔で尿意が生じる。
トイレ直行を諦める。
アメリカ映画。
強盗犯がポリスに追い詰められて
両足開いてビルの壁に両手を万歳して付ける。
腰は後ろに突き出す。
その格好で尿漏れパンツに放尿。
数回繰り返し。
新しい尿漏れパンツに履き替える。
午前3時を過ぎた。
遂には、立ち上がる力はなく
カーテン越しの闇明かりで
四つん這いになり放尿。
四つ足動物の放尿だ。
午前5時
カーテン越しに明るさが入る。
妻が起きてきた。
妻は、布団を和室に戻した。
そこに寝る。
体内水分も抜けたようで7時に目覚める。
睡眠不足、薬の副作用なのか
頭痛と胸が痛む。
約一か月 自ら尿意をコントロールできずに
尿管カテーテルで蓄尿バッグに溜めていた
反動で脳が要求したのだ。
妻娘、私の呻き声で寝られなかった。
午前11時 尿意切迫感は治まった。
尿漏れパンツ 履いていて良かった。