6月25日(月)
昼下がり、事務所から100m程の距離にあるコンビニで買い物。
甲州街道沿い ケヤキ並木の歩道も熱射。
すれ違う女性達も日傘に花柄の装いは優雅だ。
買い物済ませ、横道に入る。
車の騒音も響かない。
邸宅にブルドーザーの音。
白のレンガ構築の3階建ての解体作業中。
工事内容掲示板を見る。
8階建てのビルになる。
庭には、木々が生い茂り
お住まいであった家族の豊かな暮らしが偲ばれる。
事情は分からぬまでも居住から商業空間になった。
更に小路を進むと建売住宅販売看板。
広い敷地を分割分譲。
土地屋敷は三代で失う。
正に実感。
横浜の実家 隣は敷地も広く立派な家があったが
老夫婦二人だけの暮らしだったが
有料老人ホームに入居。
二人の子供は住まず
2分割されて建売住宅として売り出された。
50年間で人も家も代わり、
住んでいた人も何処へ行ったか分からない。
新しい住人も何処からの人か分からない。
そうやって、間断なく人々の営みは続く。
年年歳歳花相似たり
歳歳年年人同じからず。