馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

銀座 ゴーン 裏金 不良外国人 回想。

2018-12-03 15:52:49 | 日記

11月28日(水)

銀座線銀座駅に着いたのは12時50分。

昭和通りに出て新橋方向に向かう。

13時 事務所に入る。

受付で書類を見せて

担当コーナーに案内してくれる。

カウンター越で女性職員が、立ったまま

確認する。

「ハイ!結構です」

120秒で終了。

もっと時間がかかると予測していた。

 

14時に銀座4丁目コアビル前で

待ち合わせしていた。

時間はたっぷりある。

 

コアビルを見上げてから、ビル内エスカレーターに乗る。

一人が立てるエスカレーター。

私がサラリーマンを終えた最後の場所だ。

 

入社して最初は大手町次は新橋

それから銀座、又大手町 次に池袋

34歳の時 再び銀座で終えた。

 

2年前には、台湾人社長を銀座に案内した。

 

当時 私は8階の外商部にいた。

6階は店舗を兼ねたショーホール。

頭脳偏差値より美的偏差値が高い女性スタッフばかり揃えた。

いまはその職場は失せた。

                                                                                                       

ひとしきり、館内を巡りしてから銀座通りを巡る。

 

昼飯の下見をしようと三原小路に入る。

名店 中華三原は、昼はお休み、夕方営業に変わった。

 

残念!

コアビル隣のビルに向かう。

ビル案内板を見る。

担々麵の旨い全修徳?香港料理の店もない。

 

午後2時 コアビル前で、アソシエイトを待つ。

通りを行き交う人群れを眺める。

銀座4丁目

アジア系の団体が行き交う。

40年前、銀座通りは落ち着いた老舗店舗が連なり

江戸の昔、小間物屋の面影があり

和服、履物、和菓子の店が風情を漂わせ

江戸文化の香りがした。

 

バブル期の銀座は、日本人のバブルオジサン達と

和服姐さんで

街灯に色付く柳並木道は溢れていた。

 

今では、欧米ブランドのファッション性と

煌びやかな、端正なブロックが並ぶ。

 

人種の違う人々が違和感なく歩く。

 

日本の中流階級が失われ

銀座ショッピングは、アジア系がお得意様。

 

午後2時 アソシエイトが来た。

裏通りに入り、昼飯を食べる店を探す。

 

外国人観光客向けの店が多い。

小さな和食小料理屋はない。

 

食事が目的ではないので

仕方ない、中国人向けの店でセットを頼む。

早々に食事を済ませ

カフェにて打ち合わせ。

 

アソシエイトは、中国人相手の事務処理の下請けをしている。

詳細は機密事項で語らないが

かなりあくどいらしい。

来日して3年目の中国人夫婦は

人材派遣の商売で年に2億の売り上げがあると言う。

 

アソシエイトが言った。

「中国の一帯一路は、余剰人民を破棄出して

治安の安定と金儲け」。

そういえば、弊社で仕事していた女子留学生は

祖父はマレーシアで鉱山堀して現地人と結婚。

貧しい中国人はアジアで棄民として働いていた。

 

日本は入管法を改正して不良外国人を合法的に入国させる。

現場を知らない政治家、官僚。

最後の付けは庶民が背負う。

 

数年前 アソシエイトが紹介した弁護士にサイコパス夫婦を助ける相談した。

 

手付金を払った段階で

TVニュースで薬事法違反により逮捕の瞬間を見て

呼吸が止まった。

後に知ったのだが、その弁護士は在日だった。

15時半 打ち合わせを終えてアソシエイトは事務所のある新宿に向かう。

私は徒歩で京橋方向に向かう。

 

雑居ビルの4階に上がる。

 

刑務所の独房の如く、細切れの個室の一つのブザーを押す。

聞き覚えの声でハイ と返事。

2年振りに会う。

 

前立腺癌発症してご無沙汰して以来だ。

3坪程の個室。

 

無沙汰を詫び、順調に快復していると伝える。

 

この方81歳になる。

苦労人である。

もう一人78歳の方がいるが不在。

元大手商社のロシア駐在員。

 

新潟三条で食器メーカーを家業としていた。

3人兄弟の3番目。

長男は社長、次男は専務

末っ子である老人は常務。

 

しかし、食器刃物製造は中国の廉価製品に駆逐され

廃業倒産に追い込まれた。

「私は都落ちではなく

都上りして商売を始めた。

昔 懸命に助けて連中は、知らんぷり

むしろ、私を騙した」。

 

語る人生には重みがある。

 

テーブルに置いてある煙草を見て

「私に一本吸わしてください」

ご老人 大喜び。

通常 煙草は吸わないが

時と場合により、臨機応変に対処する。

ご老人は吸いたいのだが、遠慮していた。

受動喫煙するくらいなら、自らも吸う。

私も71歳。狭い部屋で堅苦しい会話はしたくない。

ご老人 酒は一滴も飲めない。

太っているが、健康体である。

横浜 京急線杉田から京橋まで通っている。

女房と二人、朝から晩まで一緒にいるより

こうして、金儲けはできないが

毎日規則正しく労働をして

人に会って、闊達に会話するのが元気の素。

頭はシャープである。

 

日産 ゴーンの横領の話になった。

ご老人は台湾 中国とも仕事の関係がある。

老人は言った

 

「ゴーンの裏金など、他の連中に比べればティッシュほどの厚さだよ」

 

知り合いの中国人は、トラブルがあると共産党幹部に頼みに行く。

 

その幹部宅へ紙袋に紙束詰め込んで訪問。

離れの酒蔵に入ると、古雑誌 新聞紙等が積まれた

焼却場と錯覚するが、よくよく目を凝らすと人民元である。

闇の仲介料なのだ。

大型コンテナが三つ程だ。

 

ゴーンの裏金などコンテナなど必要ない。

 

集金平は、後々、人民元を新札に替えて

悪徳官僚が貯めこんだ

旧札を使えないようにするだろう。

 

紫煙が逃げ場がない部屋で浮かんでいる。

19時半事務所を出て新日本橋駅に向かう。

 ボケ老人の昔が懐かしい 銀座回想記