熱中症回復？烈日は終わらない 護岸で35年前回想。

8月末　クリニックにでの定期検診で言われた。
尿酸値とコレステロール値が基準値を上回っている。
医師が言う。
「日頃、運動しているのに」
「8月盆前に熱中症で倒れ安静にしてました」。
9月5日、午前10時、短パンで出かけた。
ヨットハーバー前、公園に向かう。

ヨットハーバーの屋台  

ハーバー前、広場は、屋台村準備中
港、出入り口に向かう。
足取りは重い。

親水公園  

熱中症により、左脚が痙攣。
未だ回復せず。
小学生2年生の時、滑り台テッペンから
悪餓鬼に突き落とされた。

左脚骨折。
当時の治療は、骨折屋と呼ばれ柔道骨折修復師が治療
曲がったままで治療
それから、17歳の時。ロッククライミング中滑落
同じく左脚を骨折。
その後遺症は、筋力の衰えた左脚を直撃
左脚に痛みが生じて少し引きずりながら歩く。
今では、妻娘と出かけても、歩行速度は遅く
心配して振りかえる。
ゆっくりと海岸に向かう。
港出入口まで来た。
空は暗雲
予報では、烈日は続き
生暖かい海風は、突然の豪雨の予兆
海面すれすれに海鵜が魚を狙う。
高瀬海岸まに出た。

高瀬海岸1  

子供達が小学生時代、私は一輪車
妻息子娘は自転車で海岸で釣りをした。
今では、柵が巡らされ立ち入り禁止。
30年以上前は、貨物船が続々入港
モヤイを岩壁に繋ぐ若者が待ち構えていた、
愛媛、釜石、等が白ペンキで塗られた貨物船
海外老朽船は、ロシア、ベトナムが横付け。
ロシア船は、太った女が甲板にロープを張り洗濯物を干す。

高瀬海岸2  

深夜、ロシアの船乗りが、集合住宅のゴミ置き場にやって来る。
廃棄された家電、家具をを物干し竿に括り付け
前後、筋骨男が担ぎ船に持ち帰る。
帰国後、売るのだ。
娘と護岸で釣りを眺めていた。
船上から声がする。
お爺さんが大声で叫んでいる。
「娘は何歳か」と尋ねてる。
「8歳｝！
「待ってろ」
爺さんが、巨大な魚を2本放り投げる。
「俺の孫娘も8才だ」
「ずっと会ってねえ～」
自転車の籠に乗らない、北洋のタラだ。
「ありがとう」返す。
周囲の釣り人は、驚き見詰める。
バブルは終わり、低迷の時代
貨物船は来なくなった。
現在はクレーン船の置き場だ。
その頃、幕張メッセもマリンスタジアムも建設中であった。

突然、突き上げる失った悲しみ。
人と物には終わりがある。
烈日の夏は終わらない。
7キロ歩いた。






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