軽老の日 再掲 今宵 十六夜の月明かりに酔いしれて。

9月17日（火）
軽老の日での贈答品として自治会から
5千円のギフトカードを頂く。
夫婦二人にとっては、使い方はない
息子に連絡して食事
従来から、孫娘の意向でサイゼリア。
さすがに、今回は、軽老の私と息子の
胃袋を満足させる焼き鳥屋へ。
息子は作家業と海外ビジネスを独り背負い動けない。
クライアントとはZOOM会議
運動不足になるので、土日にウーバーイーツ
息子が言った、
スポーツジムに金払うより、ウーバーイーツで運動不足解消
ヒトパッシリ2千円から4千円
何故、皆やらなのだろう？
酔い過ぎと熱中症後遺症で左脚を庇いながら
妻に導かれながら電車に乗る、
行先を間違える。
徘徊老人になるか？

店主が、孫娘にお菓子をプレゼント

フォレスタ「月がとっても青いから｣(2012年)

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再掲　十六夜の月

今宵　十六夜の月明かりに酔いしれて。

2013年9月21日

9月20日(金)　19時　両国橋を渡る。

スカイツリーと屋形船の灯りが漆黒の波間に照り返す。

初秋、川面の風も肌に颯爽と抜ける。

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国道沿いの空を見上げるとビルの真上横から

十六夜の月が恥ずかしげに覗いている。

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十六夜の月の意味は　日の出満月より遅く出るので

ためらっていることかららしい。

 

居酒屋かちかち鳥のテラスで飲むことにした。

店は店主が自死されて再生できません。

八海山、焼き鳥、店主が試作中のかちかちサラダを戴く。

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実は年甲斐もなく　十六夜の曲が大好きで

気持ちが沈んだ時に聴くのだ。

http://www.youtube.com/watch?v=c5dtsnH_eFk

小林恵「十六夜-IZAYOI-」

 

地球と月の関係は、人生の人間関係のようだ。

互いに相手との位置を引いたり、押したり

明るく照らす、少しずつ欠けてゆく

新月になる時もある。

微妙な間合いが取りながらも

切っても切れない関係。

 

恋愛も恋人同士が距離バランスを保ち互いの心を揺さぶる。

帰り際、店主が少しお待ちくださいと言った。

店内のライトが消され

キャンドルケーキがゆっくり現れた。

今日は店の女性の誕生日です。

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まだまだ、未来ある明るいお年頃なのだ。

 

 

生きてきた時間よりも生きようとする時間が

加速度的に短くなった。

 

ビルの谷間の一隅のテラスで

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今宵、十六夜の月を眺めて

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過ぎ去った友情、愛情に想い馳せ

星になってしまった仲間と地上にしぶとく生きる

私とで酒を飲もう！

 

店主は　後に首吊り自殺しました。