9月21日(月)朝5時半起きて上下黒ジャージにジョギングシューズで家を出た。
9時11分 小田急新松田駅に着き
駅横の立ち食い蕎麦店でコロッケうどんを掻き込み
駅前コンビニで500mlのポカリスエットを2本買う。
駅前タクシーに乗り、高松山入口へ料金2080円
9時40分 林道をスローに歩む。
10時 山百合の滝を過ぎて程なく
彼岸花が林道脇に見えた。
緩い坂をのんびり歩くと
少し群生が現れた。
更に進むとピンクと白の曼珠沙華に
黒羽の蝶が蜜を吸っている。
天蓋の底に妖艶に咲く毒花。
群がる毒蛾も不気味。
女に例えるならば、妖しい、妖艶ではあるが
けして、好かれず男は近づかない。
緑の山間から臨む空は薄青のキャンパスに綿飴。
谷底からの微かに沢を下る水音。
私が歩く気配を察知して、鳥が仲間たちに知らせる鳴き声。
彼岸花が花開く秋の初めは、暑くなく寒くもなく
山登りに最適の時季だ。
11時17分 山道脇に野生ホウズキの実の群生。
林道から山道に入ると
先週の大雨で大木が根こそぎ倒れ山道を塞いだ。
12時10分 801mの高松山頂きに着いた。
2012年5月に登って以来、幾度登ったのだろうか
なだらかな草地に数組のパーティーが食事中。
ポカリスエットを少しだけ飲み
真正面に圧倒的な優美な姿の富士山を霞みに覆われて見えない。
5分程、頂きで薄い緑、濃い緑の山並みを眺め
山北方面に下る。
雨で崩れた山道は、大木の根が剥き出し慎重に下る。
山道を抜け林道を歩くと
私を追い抜いて下った中年男性が戻って来る。
高松山入口に戻る「道が分からない」と言う。
行政地割で上りの松田側道標は、しっかりした
木製が要所、要所に立てられているが
下山道の山北側道標は、粗末で朽ち果て
分かりにくい。
http://blog.goo.ne.jp/kikuchimasaji/e/f90d54e7f0da1dd89fd9be1961ec94a2
http://blog.goo.ne.jp/kikuchimasaji/e/7d097f7f4a53b0c34178ae18d76d94a1
山北駅まで一緒に下山した。
14時半 男性は御殿場線に乗車して川崎の住まいに帰った。
私は 山北駅裏のさくらの湯向かった。
2時間 400円の町営浴場。
全身をナイロンタオルで泡まみれに
露天風呂に浸かり
15時40分発御殿場線に乗車。
JR東海なのでスイカは使えない
二両編成、手動ドアの電車は空いていた。
浴場売店で買った45円のアイスボンボンを車内でしゃぶった。
小学生の頃、15円だった記憶がある。
喉が渇き切っていたので、氷が溶けず吸いだせないのがもどかしい。
急に思い浮かべた。
9月初めに孫が生まれて、母親に抱かれて無心に乳を吸う
表情に見とれた。
16時 JR松田駅下りて
向かい側、小田急新松田駅横の居酒屋 花の舞に入る。
いつものテーブルを指定して、スマホを充電。
瓶ビールをと、小田原漁港直送の刺身盛り合わせ頼む。
丹沢地酒追加注文。
鶴巻温泉に住むアンチャンに電話した。
センター試験理系 医学薬学受験生国語講座を作成で忙しくて
外出出来ない。
ネットで講座を受ける生徒が9月になり
急激に増えたと言う。
喜ばしいことだ。
17時20分 新松田駅から急行に乗車。
20時50分 自宅着。
番外
山道を下っていると、樹林に青い実がなる木があった。
柿だ。
人里無き森に一本だけ。
少しもぎ取った。
黄色になったのを食べた。
甘い柿だった。
リュックに詰めて持ち帰った。
歩数計
39.400歩
30.00m
1.351cal
5時間1分
異常でした。