木枯し菊太郎ブログ

日本で森林が2番目の岩手に根を張り
森で働き、森を活かす事に時間を費やして
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大槌町が動いた!

2011年03月18日 | 3・11巨大津波の爪跡
壊滅の町で生徒炊き出し=「みんな助けたい」―町長不明、職員が拠点づくり・岩手
2011年3月18日(金)06:03 時事通信より
東日本大震災で被災した人口約1万5000人の岩手県大槌町。津波にのみ込まれた加藤宏暉町長ら町幹部の多くが安否不明となり、庁舎は骨組みと外壁だけが残った。通信網は寸断されたが、生き残った職員が公民館に拠点を立ち上げ、町内の高校が校舎を避難所として開放した。「みんなを助けたい」。家を流された高校生も炊き出しに加わり、避難してきた人を助けている。

 「生き残った職員で精いっぱいやるしかない」。総務課の平野公三さん(54)は力を込めた。平野さんも副町長らとともに地震翌日の12日、3階建ての役場屋上から自衛隊のヘリで救助され、職員約100人で対策本部を設置した。

 通信機器は衛星電話と救援に駆け付けた自衛隊の無線だけ。平野さんは「避難所との連携は職員が直接訪れるしかなく、正確な行方不明者数の把握も難しい」と説明。「火葬許可証も出せない。今後の行政事務をどうすればいいか」とも話す。

 一方、県や対策本部からの指示が届かない中、学校や民家など町内30カ所で、自主的に避難所ができた。県立大槌高校では、生徒が炊き出しやトイレ掃除などを手伝う。同校2年の峰尭也さん(17)は「自分の家も流された。寝る時は布団がなくて寒い。でも、みんなを助けたいからやっている」と気丈に話した。

 高橋和夫校長は「生徒はよく働いてくれている。通信手段がなくて70人くらいの生徒の安否が確認できず、職員をほかの避難所に行かせている」と語った。

***災害時に強いのは若者・よそ者・ばか者***
私は2つ当てはまるかな