日々徒然なるままに

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出掛けの出来事

2017-05-15 19:49:25 | ものの見方 考え方
こんにちは。
申したように、昨日14日に参りました出雲のことを書いてみます。
1回では、また自分のことですので長くなるようですし、何回かに分けたいと思います。
しばらくお付き合い下さいませ。

                            

さて、出かけるその朝、実は結構なアクシデントがありました^^;。
自宅を出てしばらくすると、細い道に差し掛かります。
これは広島インターに向かい車を走らせるなら、どうってことはない普通の道なのですが、昨日はそちらからではなく
二つ先の西風新都(せいふうしんと)というインターから乗ろうと考えたからです、つまりはうちからですと、ちょうど
山をぐるりと廻る峠道を通って行こうとしていたんですね。
時間的にも、また高速代も多少は節約出来ますので。
峠道はクネクネではありますが、しょっちゅう通っていますので、それは慣れもあり全く問題ありません。
ですが、その峠に差し掛かるよりも遥か手前、アクシデントというのはうちを出て、ものの5分ほど走ったところで
起こりました。
そこは先ほどから申す如く、狭い道で離合もちょいと難しく、その上かなりの坂道でもあります。
そんな場所に差し掛かると、折りしも前から1台車が。
自分が下がろうとバックした途端、それこそガタンッと衝撃を受けました。
そう、お察しの通り、側溝に左前のタイアを落としてしまったんです;。
これまた昨日はレンタカーでして;、いつもより車幅が狭いにもかかわらず自分の車の左側の認識が甘かったというのか、
見えてなかったというのか;。
きちんとドアミラーを下向きにして確認してけばよいものを、そんなことにも気づかず、かなり焦ってしまいました。
思いっきりアクセルふかしてみても、エンジンが唸るばかり;。
そうしていたら、対向車に乗っていたオジサンが降りてきて下さいまして。
「こぉりゃ、なんかかませんと、上に上がらんのう」
といいつつ、近くにあった直径20センチほどの丸太を側溝に差し込んで下さるも全く埒が明かず。
そんな時、先ほどワンちゃんを散歩させていたオニイサンを追い越していたのですが、その彼がこの「現場」に差し掛かり
その彼を見たオジサンが
「あんた、ええとこ来たの、ちょっと手伝う(てつどう)てや」
と声を掛けてくれ、その彼も手伝ってくれることに。
「これ、FF車?なら思いっきりハンドル右に切ったら車上がりますよ」
とアドバイスしてくれるので、車体をそのお二人に抱えてもらいながら、自分は言われたようにしてみましたが、やはり
持ち上がりません。
どうしたものか、と思っているとそこへまたもやバイクに乗ったオジサンが通りかかりました。
この状況を見て、こりゃドゲンカセントイカン、と思って下さったのか、これまた加勢して下さり、もう一度男の方3人で
車体を持ち上げ、自分がアクセルふかしながらステアリングを右に切ると
おお、ようやっとこれで側溝脱出!!
「すみませんでした!ありがとうございます!!助かりました!!」
と大声でお礼を申すと
「気ぃつけて行きんさいよ、出雲まで行くんじゃろ」
と先ほど出雲まで行かねばならない旨をオロオロしながら話していたのを覚えていて下さり(そりゃ、つい今しがたですもんね;)
他のお二人も、やれやれという様子でこんな自分を見送って下さいました。
この間、確か十数分のことでした。
                           

普通だと、出掛けのこの事件?、かなりの意気消沈ものですが自分は全く反対に捉えておりました。
あの状況で、対向車の方が良い方だったのも幸いでしたし、その後も示し合わせたように男性が二人も通りかかり
そのどちらもが手伝って下さったこと。
確かにオバサン一人じゃ、こりゃとてもじゃないが埒が明かんわい;と考えられたのが実のところでしょうけれど
あの場へ、たまたまのようにあの時間に人が通りかかることも、そうないでしょうし(時刻は6時少し前)これこそ
神様がこのアクシデントをどう考えるか、を示した出来事だったのではないのか、そうも感じました。

出掛けにこのことがあったからこそ、その後はもう大きな事故には遭わないし今日は大丈夫だ、そう思え
その後は順調に高速を走らせながら車内でひとり
「あーりがとうございましたー!ほんっと助かりましたー!皆さんの御蔭ですー!本当にありがとうございましたー!!」
と大声で叫びながら^^;感謝しておりました。

物事、何事も捉えよう、考えようで如何様にもなると思います。
こりゃ、幸先悪いぞ、とネガティブに考えるとその後も暗い気持ちで過ごすようになるでしょうし、この自分のように
よっしゃ、これで厄落とし出来た、これで安心!と超の付くほどポジティブに捉えるかでその後の行動にもかなりの違いが
出てくるように思います。
だいたい主人がそんな人でしたので、一見不利に思えることでも、「おし、これで○○にならんで(ならなくて)済んだ」とか、
或いはたとえ道に迷っても「これで、この辺り詳しくなったの、次来るときはなんでも聞いてくれ」などと二度と来ることは
ないであろう場所でも、とにかく良いほうへと解釈する、そんな人でしたので、この考え方はいわば我が家の家訓?みたいなもの
でもあります。

ともあれ、けっつまずいたのはこれで終わりとばかりに^^;、もう気持ちはルンルン気分で参っておりました。

                            

出雲の街へは思った以上に早く着き、日曜ということもあってか渋滞もなくスムーズでした。
写真は、お茶を買おうと立ち寄ったコンビニから写した弥山です。(ボンネット越しですみません)
まさに「雲」が「出」づる場所。
モクモクという表現さながらに次々と山に雲が掛かり流れて行きます。
山陰は、弁当忘れても傘忘れるな、という諺があるくらい雨が多いとも聞きます。
このお山の様子を見ていると、そんなことも思い出しました。
また、それと共に、今日これから始まる、年に一度の出雲大社の例大祭のため、神々がその麓の空気をあたかも清浄に
潤すために雲を湧かせているのかも、そんな風にも感じられました。

そう、昨日はこの例大祭に参列するために出雲へ参ったという次第です。
ここからがその本番の出来事となりますが、それはまた続き、ということにさせて下さいませ。
(別にもったいぶるんではなく、前述の如く長くなりますので^^;)

ということで、今回はこの辺りで。






 

コメント (2)
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