日々の彩り、日々色直し

日々、悩みは尽きないけれど、負けず焦らず、生きていこうよ!
時には写真つきにするよ!

松明を造りました!

2014-04-20 06:50:00 | 暮らし

わが町の神社の祭礼のための松明(2本)を造りに行ってきました。松明造りを私たちは今でも“松明結い”と昔ながらの呼び方をしています。
8時から4時ごろまで。10時頃の15分と1時間の昼休みがあったものの、「あ~しんどかった! 老いた体にはこたえるのだ!!」なんちゃって!?
僕よりの若い40代の人が「ご飯を食べていつの間にやら寝てしまっていた」等と話題にしていましたから。

10年か何年か前までは、15歳から30歳までの若者たちが「祭礼団」を組織して“松明造り”もやっていてくれたのですが、少子化で子どもたちが減り、部活動重視などで参加者が減ることもあり、「祭礼団」は存続しているものの、彼らだけでは祭りの松明結いと太鼓準備・集会所から神社までの渡御と片づけ・辻々への提灯竿の設置と撤去はできなくなり、自治会と合同で行うようになっています。自治会の役員たちと五つに分かれている町内の各組から2人づつが応援に出るという形です。

     

昨日は天気も良く、汗をかきながらの作業でした。ねかした心棒に藁を巻きつけ縄で縛り、その上に編んだ種ガラを巻きつけて縛っていきます。そして編んだ葦で「傘」を造ります。写真左はその様子です。
準備を終えた松明を立てるのが大騒動! ハシゴや棒で押し立てていくのです。三方からロープを引き倒れないように調整しながら張って固定します。写真右。

ちなみに、この心棒は腐らないように祭りの時まで1年間、川に沈めておきます。
また、種ガラですが、毎年、次年の祭りのためにと、町内の田一反を順に提供しあいながら菜種を栽培して準備するのです。菜種の種まきは自治会役員がし、苗の定植・育ってきた苗への土寄せ、刈り取りと刈り取った菜種の積み上げ、菜種叩き(種落とし)と保管を2組ペアでローテーションしながら行うのです。
どの作業も雨の中や炎天下で行うことが多く、屈(かが)んだりする作業なのでしんどいものです。

まぁ、それにしても今年の松明結いは無事終わりました。よかった、よかった!!!

コメント
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