今年もバナナの栽培の様子を何度かブログに書いてきました。
そこで、今年のバナナについてまとめをしていこうと考えました。
バナナの木がビニールハウスの天井を突き破ったところから書きますね。
3mくらい育つとは聞いていたのですが、それよりは少し大きく伸びてしまいました。
ですからビニールハウスの天井を突き破ることになってしまったのです。
その様子をビニールハウスの外から見てみます。
ビニールが突き上げられて、ついには破られてしまうのです。“プツッ! ” とか何か音が聞こえそうに思えますね。
上の写真は9月24日です。
そして、育ってそだって大きくなって、風にも吹かれて、大きな葉っぱはバサバサになってしまっています。
11月24日の様子です。
それが、見上げてみると、いつの間にか、“あれっ!!” と気づくほどに大きな変化がありました。
梯子(はしご)かけて上(あ)がってみました。
ところで、この梯子、考えているでしょう!?
“何!?” って、梯子に結びつけてある棒のことです。
梯子をかけても、梯子だけだと、梯子の先がビニールを破ってしまうのです。
そこで梯子の先に棒を横にくくり付けて、ビニールハウスの50cm間隔にある天井を作るパイプで梯子を支えるようにしたのです。
もちろん上っていくにつれて、私の体重で梯子ごとずれてしまってパイプ部分のビニールを破ってしまうことになります。
この問題の解決に “ワイフ登場!” となりました。
ワイフが梯子の元を押さえてくれるのです。というか、体重をかけてくれれば “問題解決!” なのです。
それと、この仕掛けの梯子とワイフの重さ(?)でビニールの穴をビニール片で埋(う)めることができました。バッチリです。
さて、そうして、上った梯子から撮ったのがこの写真です。
育てているこれまでには見たことのない塊(かたまり)がありました。近くから見て、その大きさにもビックリ!!しました。
“これから寒さが厳しくなってくる中、バナナの形にまでは育ち切らないだろう!” と思って切ってしまうことにしました。
その切った塊の皮を剥(は)いでいくのを見てください。
どうですか!? この塊が自らの重さで下を向き、写真にある1本いっぽんが、今度は上向きに曲がりながら育って、あのバナナになるのですね。
バナナの木は、花を咲かせ、実をつけると、もう花を咲かせ実をつけることはないのです。だから切り倒すしかないのです。
これからの冬は、このバナナの木から採った「吸い芽」をビニールハウスには2本、鉢には2本、露地にも2本植えましたので、枯らさないように世話をすることが課題となります。
このバナナの木ってとってもみずみずしくて、切ったらじわじわと水分が溢(あふ)れてきていました。やっぱり茎なのです。
根元を切った時、「バナナの木」と書いていますが、木ではなく、茎であることを再認識しました。
茎が直径18cmにもなっていたこと、1本、1本と葉っぱが合わさって、それが茎となっていくようなことが、この写真から推察できます。
横の茎は、採らずに大きくなるにまかせた吸い芽です。この冬を越してくれたら、またビニール破ってもいいと思っています。
ビニールハウスの吸い芽を植えた2本、2つの鉢に植えた2本、露地の2本(昨日ビニールで覆(おお)いました)、このどれもが冬を越して花を付けあのバナナを実らせてくれることを祈っているのですが… “乞う、ご期待!” です。
これが1つのまとめです。