台風が通過する16・17日には、外での草むしりなどができなかったので、ワイフは「ソックモンキー」作りに精を出していました。
その結果がこれ。
一番左の1体は僕の部屋にやってきてくれます。落ち着いた色合いなので、希望しました。後の2体は“お嫁入り(orお婿入り)”するのでしょうね、きっと。
「ソックモンキー」が誕生したのはアメリカです。
世界大恐慌のころに、おもちゃがない子供たちに、母親が手縫いで作ってあげたことが始まりで、全米に広がり、ブームになったそうです。
物がない時代に生まれたぬいぐるみなので、最初は、履き古したソックスに不要の布などを詰めて作られていたそうです。
素材もかかとが赤い、特に頑丈に作られた靴下ーレッドヒールソックスーを使っていたそうです。
ですが、今では、レッドヒールソックスに限らず、様々なデザインのソックスと中綿で作られるようになっているのです。
時代を超えて、私たちにも安らぎを与えてくれる、いつも、どこにでも見かける愛すべき存在となっているのですね。
僕の家でも、玄関に、居間に、僕の部屋に、車のダッシュボードにもいるのですよ。
ボロボロになっても、ずーっと我が家にいてくれるでしょう。
東日本大震災の被害を受けて仮設住宅で暮らさざるをえない人たちが、ソックモンキーに取り組んだのもわかります。
きっと、作っている時は集中して、最悪な現実を忘れさせてくれるひとときをもたらしてくれたのだと思います。
ワイフは食事の準備も忘れて没頭していました。グシュン!
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