日々の彩り、日々色直し

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薪(まき)づくりは楽し!

2018-10-18 15:33:40 | 暮らし

今年度、私は9軒が維持する、末社ですから宮司さんが常駐しない小さな神社の社守をしています
台風21号の風で倒れた神社の木を処分することになりました。経緯(いきさつ)があって、私が伐採することになりました。
「神社の木ですから、お祓(はら)いがいるだろう」の声もあったので、本社の宮司さんに尋(たず)ねると「倒れている木ならお祓いはいりません。気になるのなら社守さんがお神酒とお塩で清(きよ)めてください。」ということでした。
私は “災難があるのなら私に降りかかれ” とお清めもせずに伐採しました。

伐採を終えてから “写真に撮っておこう!” と思い立って、次からの写真を撮りました。





私の手で測ったのですが、15cmと20cmほどでした。



小枝類は市営の環境エネルギーセンター(ごみ焼却場)が引き取ってくれました。10キロ200円で、小枝類だけで3,000円ほども必要でした。
幹部分は引き取ってもらえませんでした。

ところで、写真の緑色の一輪車をみてください。30年以上経(た)っていて、全体がサビだらけで、タイヤは空気が抜けていて車体の重さで潰(つぶ)れてしまっていました。今も破(やぶ)れたままですが、トレイ部分も鉄が腐(くさ)って破れていました。
“何でも直(なお)せるものは直して使おう!” と思っているので、サビついたネジをほどけるようにしてタイヤを新品に交換して、全体をサビ止めの意味もこめてグリーンのペンキを塗(ぬ)りました。
トレイも変えようと思ったのですが、売られているトレイの本体のフレームに差し込んで固定する部分と本体のフレームの受ける部分の位置や形状が合わなかったのと、家庭ごみをゴミステーションに運んだり小物を運んだりするのに使うくらいなら、このままでもまだ使えると判断して穴の開いたトレイのまま使っています。穴が大きくなったらその時に手当をすればいいと思っています。

さて、伐採は大変だったのですが、持っている電気チェンソーのおかげで何とか小分けにもできました。
環境エネルギーセンターが引き取ってくれない幹部分は、私が木工をしている軒下に設置している時計型ストーブで焚(た)くことにしました。
といっても、これからこの太い幹を割って “薪” にしなければなりません。
家には斧(おの)がありません。ワイフが近所のホームセンターに6,000円ほどで売られているのを見つけてくれました。
ずいぶん昔には、家に斧があって、振り上げてお風呂の薪を作ったこともあったのですが、その力(ちから)が要(い)ったことやうまく木をめがけて振り下ろせなかったことから買うのを躊躇(ちゅうちょ)していたのですが、趣味にかかわって買っている『ドゥーパ!』という雑誌に手動式の薪割り機が載(の)っていたのです。
写真で見て “そんなんで大丈夫!?”  “太い木も割れるの!?” とも思ったのですが、試しに買って使ってみることにしました。“試し” で買うにしては高い買い物なのですが。
写真で紹介します。



くさびを何回も打ち下ろしていく仕組みで木を薪にしていくのです。

宅配で届いたので、小さな木で試してみて、幹部分で薪づくりに取り組むことにしました。
まちまち(バラバラ)の長さに切っておいた幹部分を30cmほどの長さに電気チェンソーでそろえることから始めました。

そしてできたのがこれらの薪です。

左半分からトレイの下までの薪が30cmくらいの長さで、トレイの上の薪は20cmほどです。これが長さをそろえる時に出た半端(はんぱ)です。
右端の長いのは40cmから50cmくらいの長さです。この薪割り機が届いた時に小さな木で試して、“じゃぁ太い木ではどうかな” と試してできた薪です。
この薪割り機が届くのを待っている間に作ったのがこの薪だなです。
実はこの薪だな、滋賀県が行なった「平成30年度第2回森づくり県民講座」の “里山整備から薪作り、木材と火の関係まで教えます。~薪を科学する!薪ストーブユーザー必聴講座~” で教えてもらったのですよ。
まだ幹部分があり、家の木々を伐採して丸太で保管している木もたくさんあり、薪割りはまだまだ続きます。

さて、今割っている薪は、この冬ではなく、2年ほど乾燥させてから使うことになります。
写真からもわかるようにビニールハウスで乾燥させることにしています。
薪だながもういくつか増えることになりそうなので、ビニールハウスの使い方も考えなくてはならないし、ビニールハウス以外の保管場所も考えてみたいし、忙(いそが)しいですが、楽しい日々です。

 


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