日々の彩り、日々色直し

日々、悩みは尽きないけれど、負けず焦らず、生きていこうよ!
時には写真つきにするよ!

「プリントゴッコ」の元祖は「ガリ版」!

2016-11-21 11:44:14 | クラフト

そろそろどのような図案で年賀状をつくるのか考えるような時期になりましたね。

皆さんもそうだと思いますが、僕もひと頃は「プリントゴッコ」頼りで年賀状を作っていました。
簡単に多色刷りができましたからね。

僕は、「プリントゴッコ」を使う前には、いわゆる「ガリ版」(正式には「謄写版」というのですが)を使って年賀状を作っていました。仕事で使う必要があったことがその始まりです。

もともとはエジソンが発明した印刷技術で、ヤスリ板の上に置いたロウ原紙に鉄筆で文字(文章)や絵を書いてロウを削り取るのです。ガリガリと音がするので「ガリ版」という愛称がついたのでしょうね、きっと!
その削り取った部分(「孔」といいます)にインクをつけたローラーをコロコロと押さえながら走らせて、紙に転写する方法です。だから「孔版」とも言われます。
僕には“字が下手”という劣等感があったので、今もあるのですが、ガリ版印刷に適した、読みやすいきれいな文字が書けるように「孔版」の通信教育も受けて頑張ったものでした。

さて、説明的な前置きはこれくらいにして、昨日の『ガリ版祭り』の紹介です。
「ガリ版」を商品化して日本に広めたのは堀井新次郎氏で、現在の滋賀県東近江市蒲生岡本町の出身なのです。
今みたいに印刷機やコピー機といった大量の印刷物を作る機械のない時代、大変重宝されました。
そこには彼の業績をたたえて建てられた「ガリ版伝承館」があります。そこで催されました。
    
ガリ版体験もでき、地域の農産物や飲食物の販売もあり、音楽ライブもありと盛りだくさんで、とっても賑わいました。

僕たち夫婦はモモ(トイプードル)を連れて出かけました。いつもこのような集まりには二人と一匹で参加するのです。
モモは主催者側のような存在で、子どもたちを喜ばしています。
昨日もお母さんに連れられた子どもたちが寄ってきて体に触ったり頭をなでたりしていました。
「触らせてもらっていいですか!?」と幼子を抱いたお母さんが声をかけてこられ、「わんわん!」と言うお子さんに「モモちゃんって呼んだげて」と声かけをすると「モ~モ」って呼んでいてくれました。

さて、ガリ版体験をしている人たちの写真を見てください。ガリ版がどのようなものかの紹介でもあります。
  
一組の親子さんを撮らせていただきました。
まず鉄筆でロウ原紙を削っていきます。絵を描いているのでね。それを絹枠に張りつけてローラーで刷ります。3枚めの写真の刷り上がった用紙を見る女の子、満足げな表情でしょ!!
お兄ちゃんはお母さんと作品作りです。 
 
お母さんの作品があまりにも素敵だったので1枚いただきました。素敵でしょ!!
 
 とってもいい1日となりました。


“共存”ということ その1

2016-11-19 07:34:26 | 暮らし

私(たち)の行動は外界からの刺激によって成り立っています。
例えば、ビニールハウスの両サイドのビニールを巻き上げに行く・閉じに行くのも、私が作物を育てるため、守るため・収穫するためにしなければならないことではありますが、作物と風・気温(の寒暖)等が私に求めていることです。 
種を播く、収穫をするのも、作物が自らの“生をまっとうする”ために私に求めていることなのです。
このことが見えない・実感できないのは、私が日々、自己中心的な思考で物事に接しているからなのです。

しかし、何もかもを外界に動かされてのみ行動化しているのではありません。
外界からの働きかけを受け入れていく(受け入れざるを得ない)中で、
“どうしよう!?”と、自分の中に外界との共存のありようを自らが模索し、構築していっているのです。
この行為を“当たり前のこと”として無自覚的に行なっているですが、確かに自らが自らに構築していっているのです。
こういう存在が人間であり、まさに“生きている”ということではないでしょうか。

外界からの刺激に付加価値をつけて言動として抱え、表出していくのも私たち人間。 
想像力を巡らせて“何々を実現しよう!”と積極的に・自覚的に外界に働きかけていくのも私たち人間なのですね。 

今朝は雨。外の景色を眺めながら、ふっと考えついたことを、せっかく思いを巡らしたことなんだからと書いてしまいました。
わかったような、わからないようなことを書いてしまいました 


連作なんて怖くない!?

2016-11-16 09:49:32 | 暮らし

『やさい畑』2016年冬号(11月2日発売)を見ましたか?

 
主となる企画が「連作なんて怖くない」なんです。
その冒頭に、
「面積が限られる家庭菜園では「連作障害」がつきものと思っていませんか? じつは、連作をしてもだいじょうぶな方法があるんです。○連作障害 驚きの新常識
○連作を可能にする九つのワザ 
【基礎編】【予防編】【対処編】
○雑草と共生する究極の畑をめざそう
○農家の連作ワザ大公開!! 」

 とあります。

さっそく書店で立ち読み。なんかホッ!としました。

というのも、畑に果樹まで植えだしているので、野菜を作る部分が狭くなっていて、以前ならExcelで畑図を作って畝をローテーションさせて連作を避けるように努力をしていたのですが、今は、“無手勝流”で、時期時期に空いているスペースに種を蒔くようになっているからです。
何を収穫した後のスペースなのかをほとんど考慮しなくなったのです。ルーズになったのでしょうかね!? 気にはしているのですが。

連作しても作物の育ちを心配しなくていい(連作前と同じ)ようになるには5・6年くらいかかるようです。
でも、これなら今の僕にはピッタリの取り組みのように思えるのです。 
まずの活動としては、「連作を可能にする九つのワザ」の1つである土づくりをしっかりしたいと思っています。

あなたも、まずはこの雑誌を読まれてみてはどうでしょうか!?
きっと、少しは、“栽培の敷居”が低くなるのではないでしょうか!?


アケビバナナ、完熟するかな!?

2016-11-03 16:55:15 | 暮らし

 一昨年か?に買って、株分けした「アケビバナナ」の苗が育って、実をつけました。 

   
このバナナは「ピンクバナナ」とか「赤実バナナ」とか呼ばれたりもするようです。

昨年、初めて実をつけた時、“これは何!? ここからどう育つの?”って思ってしまいました。だって、バナナって、たわわに実をつけた房がぶら下がっているイメージしかありませんでしたから。
見守っていたのですが、そのうち枯れてしまいました。

これらの写真は今、実っているものです。右端の写真の赤い実が割れてきたら食べられるそうなのですが。
寒くなってきているのに、寒さ対策でハウスに入れたのが今日。また枯れてしまうのでしょうかね!?