先日、お寺の丸い柱を作る工程をテレビで放映していた。
それは、内丸鉋を使っての手作業だった。
デカい柱だったので手作業なのかな?伝統的なお寺だから昔の方法で作っているのかな?などと思った。
デカい柱でも機械で作れる。大がかりな機械になるがロクロで作るのだ。
我が工房もロクロで丸棒を作ることしばしば。だが、お寺の柱を作れるようなデカい機械はないので、作るのはテーブルの脚ぐらい。
このテーブルの脚もロクロで作った。通常は一本一本手繰りで作るのだが、旋盤とルーターを使って作った。
これより先は、専門的になる。
旋盤とルーターを使えば同じものを大量に作れる。倣い旋盤と同じ。
先ず、材を用意。今回は椅子のつなぎを数十本作る。
角材にして相掻にしたものを用意。これ。
次に、旋盤に冶具を設置。これ。
この冶具にハンドルーターを這わせて丸棒を作る。こんな感じ。
ビットはストレートビット20φ。
でぇ~~~、出来上がったものがこれ。
1本作るのに数分。
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