![20130410_173847 20130410_173847](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/c6/a224e9d60940b7ebc5de862323668bd1.jpg)
OWLでのライブシステムについて書いてみましょう。
OWLのライブはサポート無しで三人編成(Vo,Key,Dr)で行うので常に同期オケが再生されてるわけですが、その為に使っているものは
パソコン:Mac Book Air
オーディオインターフェイス:M-AUDIO FW410
ミキサー:Roland M-120
その他手弾き用のキーボード
と、これだけ
意外とシンプルです
これを上の画像のようにセッティング
とにかくクリックに縛られるのはドラマーですから、ドラマーが如何に快適にできるかは重要なポイントです。
その為にドラマーが手元で好きなようにモニターできるよういくつかの回線に分けて送るのですが、PAに送る回線も含めると結構な数のOUT端子が必要になってきます。
その点、M-AUDIO FW410はパラアウトが8OUT、バスパワーで電源が要らずと至れり尽くせり
(しかしFW410はとっくに生産終了でドライバーの更新も停止…そろそろ後継機種のFW610に変更か)
![20130410_175149 20130410_175149](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/d5/5ec96c6462661f670544269db6bad868.jpg)
![20130410_162929 20130410_162929](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/c3/6bac9b4276c8a523071f48d1cef0bade.jpg)
このシステムで走らすのはDigital Performer 8
チャンクに持ち曲がずらりと並びます
特筆すべきは
1. 一曲の再生が終わると自動で次の曲の頭を呼び出しポーズして待機出来る
2. その日、その場の気分で曲順変更が瞬時に出来る
3. しかも開くファイルは一つだけ
とコレに尽きます
この機能があるおかげでライブ中は再生開始のスペースバーを押すだけ
トラックパッドやマウスでカーソルを動かしファイルを選択するなんてまどろっこしい手間は必要はありません
曲が終わって画面に目をやれば次の曲がスタンバっているのです
![20130410_174923 20130410_174923](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/a8/88fb774153e7c9d691894b87199c3d30.jpg)
![20130410_174457 20130410_174457](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/54/0e80abfb6312c82b21e9627cc3f218f2.jpg)
Digital Performerのクリックはどのアウトからでも出力できるのも便利
FW410の7&8OUTから単独で出力しつつ、FW410のヘッドフォンアウトでもモニター可能
ピアノだけのイントロなどにも対応できますね
更に裏技的ですが、各曲の先頭から曲のタイトルでマーカーを一つ付けてやります
そしてカウンター右横のサブカウンターの表示項目をマーカーに指定
こうすることで現在の再生曲を大きめに表示でき、遠目からでも曲名を目視できるわけです
(11インチの画面でデジパフォは表記がかなり小さいのでw)
![Img_1839 Img_1839](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/59/96346a340c4bc45488c3226f38d231b9.jpg)
とにかくライブ中操作するのはスペースバーだけ、次の曲のファイルなど気にしなくて良いというのは演奏に集中できますよね
YAMAHAのAWシリーズやRolandのVSシリーズなど、専用のMTRなどでは曲順やプログラムも組めたりするのかも知れませんが、如何せんアウトが多くても4つくらいしかなかったりします
ライブに於いてのマルチトラックデータの取扱い安さ、確実性から言っても現在これを超えるシステムは見たこと無いように思います
(強いて上げればAppleのMain Stageか…)
しかも非常にコンパクトで、予めラック内で配線しておけばセッティングも早い
バンドで同期モノの導入をお考えであらばお勧めです